後場コメント No1 富士機械製造、LIXILG、グリー、インフォコム、セイコーHDなど

2014/11/26(水) 15:24
★12:35  富士機械製造-反発 キルターン・パートナーズが5.11%の株を保有と判明
 富士機械製造<6134.NG>が反発。11月26日9時17分公表の5%ルール(大量保有報告書)で、英国のキルターン・パートナーズが同社株を500万2300株、新たに取得したことが判明しており、思惑的な買いが入っているようだ。保有割合は5.11%。

★12:36  LIXILG-バークレイズが目標株価引き上げ 来期以降の成長シナリオは変わらず
 LIXILグループ<5938.T>が反発。バークレイズ証券では、来期以降の成長シナリオは変わらずとコメント。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3100円→3300円と引き上げた。
 2Q決算後の取材および最近の月次業績を踏まえ、業績予想を見直し。今15.3期営業利益(OP)について会社側は670億円~800億円のレンジで予想しているが、バークレイズでは従来予想の770億円を引き下げ670億円とした。下期国内コア事業売上高は、とりわけ前年下期のハードルが高く、会社のワーストケース(下限)シナリオ(リフォーム:+2%、新築:▲6%)に対して最大100億円ショートするリスクがあると判断するが、その場合でもOP下ブレリスクは630億円にとどまり、理論株価は2500円となる。現在の株価はそういったリスクをすでに織り込んでいると判断し、株価が徐々に来16.3期の業績回復を織り込み始めるとの見方を示した。

★12:38  グリー-TIWが「2」へ引き上げ ネイティブシフト強化も苦戦継続は懸念材料
 グリー<3632.T>が反発。投資情報会社のTIWが、レーティングを「2-」→「2」と引き上げたことが材料視されているようだ。既存タイトル落ち込み、ネイティブシフト強化も苦戦継続は懸念材料とコメント。
 今15.6期TIW予想ROE12.68%に対して、実績PBRが1.72倍のバリュエーションは市場全体を下回ると指摘。成長回帰の可能性に対する期待が徐々に高まりつつあると見るが、それが明確になるのは次のヒット作が登場してからになると予想して、現時点における株価パフォーマンス予想は市場平均並みとした。
 同社がネイティブゲームをヒットさせるノウハウを十分に蓄積したとは、まだ言い難いとコメント。また、従来タイトルの緩やかな退潮も継続。多角化事業も、業績への寄与が期待できる状況にはなっておらず、現時点においては、当面の苦戦の継続を想定したTIWの従来予想を維持するとした。

★12:39  インフォコム-続伸 「北三陸震災アーカイブシステム構築事業」を受託
 インフォコム<4348.T>が続伸。同社は11月25日の大引け後に、岩手県下被災3市村(久慈市/野田村/普代村)が東日本大震災関連資料を収集・デジタル化を進める「北三陸震災アーカイブ構築事業」を受託したと発表した。
 久慈市/野田村/普代村の自治体、民間企業、地元住民から13万件の被災資料・復興資料のみならず、3市村の住民にインタビューし、記憶にしか残っていない体験を記録化することで、悲惨な震災を目の当たりにした住民の思いも後世へ残すことに寄与するとした。2015年4月にインターネット公開される予定。

★12:42  セイコーHD-プラス転換 最終益3.4倍に上方修正 投資有価証券売 却益を計上
 セイコーホールディングス<8050.T>がプラス転換。同社は26日12時30分、15.3期通期の連結純利益が従来予想の180億円を上振れ、250億円(前期比3.4倍)になりそうだと発表した。資産の効率化および財務体質の改善を図り、上場有価証券11銘柄(売却益77億円)を売却するため、特別利益を計上する。

★12:54  富士重-しっかり 新型レガシィ アウトバック/B4が発売1カ月で合計4308台を受注
 富士重工業<7270.T>がしっかり。同社は26日、10月24日に発表した新型レガシィ アウトバック/B4の受注台数が、発表後約1カ月時点(11月24日まで)で、レガシィシリーズ月販目標1200台に対し、シリーズ合計で約3.6倍となる4308台となり、好調なスタートをきったと発表した。
 新型レガシィから採用したデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」で進化した質感のデザインや、なめらかな上質さを感じる走り味などが好評とのこと。

★12:57  プロトコーポレーション-3日続伸 中古車修理保証サービス「Goo保証」を開始
 プロトコーポレーション<4298.T>が3日続伸。同社は11月26日11時に、ニッポンメンテナンスシステム(東京都中央区)と中古車保証に関して業務提携し、中古車の修理保証サービス「Goo保証」を12月1日より開始すると発表した。
 業界に先駆けて中古車保証サービスを2002年より展開しているニッポンメンテナンスシステムの12年間、月間延べ200万台の中古車保証データをもとに、壊れやすい電装部品を含む330項目以上の修理を保証する。また、旅先での思いがけない故障やトラブルにも迅速に24時間365日対応するロードサービスが付与される。


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