後場コメント No3 第一三共、ホリイフード、三越伊勢丹、豊田通商、サイバーエージェントなど
★13：04 第一三共－後場一段高 3Q累計営業益は通期見通し超過 円安も寄与し海外伸長
第一三共<4568.T>が後場一段高。同社は30日前引け後、15.3期3Q累計（4～12月）の連結営業利益が1103億円（前年同期比4.7％増）だったと発表した。通期見通し（1000億円）を超過した。
国内薬価改定や消費税率改定、ジェネリック医薬品の処方拡大による影響などがあったものの、主力品が伸長。アジア・中南米地域やランバクシーグループが伸びたほか、為替の円安も寄与し増収となった。グローバル主力品売上収益では、主力の高血圧症治療剤のオルメサルタンが減ったが、抗血小板剤プラスグレルが伸び補った。
第一三共<4568.T>が後場一段高。同社は30日前引け後、15.3期3Q累計（4～12月）の連結営業利益が1103億円（前年同期比4.7％増）だったと発表した。通期見通し（1000億円）を超過した。
国内薬価改定や消費税率改定、ジェネリック医薬品の処方拡大による影響などがあったものの、主力品が伸長。アジア・中南米地域やランバクシーグループが伸びたほか、為替の円安も寄与し増収となった。グローバル主力品売上収益では、主力の高血圧症治療剤のオルメサルタンが減ったが、抗血小板剤プラスグレルが伸び補った。
★13：08 ホリイフード－後場一段高 3Q累計営業益21.6％増 新規出店の店舗の業績が好調
ホリイフードサービス<3077.T>が後場一段高。同社は1月30日の前場引け後に、今15.3期第3四半期決算（4月1日～12月31日）を発表し、営業利益は4.21億円（前年同期比21.6％増）、純利益は2.07億円（同106.2％増）となった。通期予想と配当予想は据え置き。
新規出店において、厳選した立地に最適の業態を出店したことにより、出店数は少数であるものの、個々の店舗の業績は全店が計画を大幅に上回り好調に推移。すでに出店を完了した店舗の業績は、当初予想を大幅に上回る好業績を維持しているとした。株価は利益計画に対する高い進ちょくなどが好感され、発表後に急伸している。
ホリイフードサービス<3077.T>が後場一段高。同社は1月30日の前場引け後に、今15.3期第3四半期決算（4月1日～12月31日）を発表し、営業利益は4.21億円（前年同期比21.6％増）、純利益は2.07億円（同106.2％増）となった。通期予想と配当予想は据え置き。
新規出店において、厳選した立地に最適の業態を出店したことにより、出店数は少数であるものの、個々の店舗の業績は全店が計画を大幅に上回り好調に推移。すでに出店を完了した店舗の業績は、当初予想を大幅に上回る好業績を維持しているとした。株価は利益計画に対する高い進ちょくなどが好感され、発表後に急伸している。
★13：11 三越伊勢丹－反落 上限80万株・10億円の自己株取得枠を設定
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が9日ぶり反落。同社は1月30日13時に、決算と併せて、上限80万株・10億円の自己株取得枠を設定したと発表した。
機動的な資本政策の遂行および株主還元水準の向上を図るため。取得期間は2月2日～4月30日で、上限80万株を取得した場合の発行済み株式総数（自己株式を除く）に対する割合は0.2％。
三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が9日ぶり反落。同社は1月30日13時に、決算と併せて、上限80万株・10億円の自己株取得枠を設定したと発表した。
機動的な資本政策の遂行および株主還元水準の向上を図るため。取得期間は2月2日～4月30日で、上限80万株を取得した場合の発行済み株式総数（自己株式を除く）に対する割合は0.2％。
★13：18 豊田通商－反発 ブラジルで穀物インフラ事業を展開するNovaAgriを買収
豊田通商<8015.T>が反発。同社は1月30日13時に、穀物の集荷・貯蔵・物流・販売・輸出入を行うNovaAgri Infra-Estrutura de Armazenagem e Escoamento Agrícola（ブラジル）の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
穀物の一大生産地であるブラジルにおいて穀物倉庫や鉄道積み替え施設、輸出ターミナルなど穀物インフラ事業を展開するNovaAgriの株式を取得することで、穀物集荷をはじめとする顧客サービスを強化する。川上から川下にいたるサプライチェーンの確立に取り組み、穀物の安定供給ならびに同分野における事業拡大を目指すとした。
豊田通商<8015.T>が反発。同社は1月30日13時に、穀物の集荷・貯蔵・物流・販売・輸出入を行うNovaAgri Infra-Estrutura de Armazenagem e Escoamento Agrícola（ブラジル）の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。
穀物の一大生産地であるブラジルにおいて穀物倉庫や鉄道積み替え施設、輸出ターミナルなど穀物インフラ事業を展開するNovaAgriの株式を取得することで、穀物集荷をはじめとする顧客サービスを強化する。川上から川下にいたるサプライチェーンの確立に取り組み、穀物の安定供給ならびに同分野における事業拡大を目指すとした。
★13：20 三越伊勢丹－マイナス転換 3Q営業益3％減を嫌気 自社株買い発表も
三越伊勢丹<3099.T>がマイナス転換。同社は30日13時、15.3期3Q（10～12月）の連結営業利益が167億円（前年同期比2.6％減）だったと発表した。3Q累計（4～12月）では、264億円。通期見通し（350億円、前期比1.0％増）は据え置いた。自社株買いも発表されたが、市場は3Qの減益を嫌気し、売りで反応している。
三越伊勢丹<3099.T>がマイナス転換。同社は30日13時、15.3期3Q（10～12月）の連結営業利益が167億円（前年同期比2.6％減）だったと発表した。3Q累計（4～12月）では、264億円。通期見通し（350億円、前期比1.0％増）は据え置いた。自社株買いも発表されたが、市場は3Qの減益を嫌気し、売りで反応している。
★13：22 サイバーエージェント－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 新規サービスにも明るい兆し
サイバーエージェント<4751.T>がストップ高。ＪＰモルガン証券では、想定以上のトップライン成長とマージン改善が見られ、ポジティブな決算と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5200円→5600円と引き上げた。
1Q (10～12月期) 営業利益は125億円。コンセンサス並みであったと思われるＪＰモルガン予想(102億円)を大幅に上回り、ポジティブな印象。ゲーム事業やインターネット広告事業において、好調なトップライン成長に加え、想定以上のマージンの改善が見られたとした。Daum Kakao株を売却した投資育成事業も、従来予想を上回った。これらを踏まえ、ＪＰモルガンの業績予想を修正(15.9期営業利益：295億円→332億円)し、目標株価を引き上げ。2Qも1Qのトレンドを持続し、好調に推移しているもよう。ゲームの新作ラインナップも豊富で安心感が強いとし、新規事業は「755」に明るい兆しが見られる中、音楽や動画など複数サービスのリリースも控え、一層注目が高まるとの見方を示した。
サイバーエージェント<4751.T>がストップ高。ＪＰモルガン証券では、想定以上のトップライン成長とマージン改善が見られ、ポジティブな決算と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5200円→5600円と引き上げた。
1Q (10～12月期) 営業利益は125億円。コンセンサス並みであったと思われるＪＰモルガン予想(102億円)を大幅に上回り、ポジティブな印象。ゲーム事業やインターネット広告事業において、好調なトップライン成長に加え、想定以上のマージンの改善が見られたとした。Daum Kakao株を売却した投資育成事業も、従来予想を上回った。これらを踏まえ、ＪＰモルガンの業績予想を修正(15.9期営業利益：295億円→332億円)し、目標株価を引き上げ。2Qも1Qのトレンドを持続し、好調に推移しているもよう。ゲームの新作ラインナップも豊富で安心感が強いとし、新規事業は「755」に明るい兆しが見られる中、音楽や動画など複数サービスのリリースも控え、一層注目が高まるとの見方を示した。
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