前場コメント No.10 学情、日立国際電気、ダイハツ工業、キヤノン、トランコムなど
★9：54 初値決定－リンクバルは27.9％高の3070円
きょう東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したリンクバル<6046.T>の初値は3070円で付いた。公開価格の2400円を27.9％、670円上回った。
初値出来高は45万9700株で、売買代金は約14.1億円。公開株式数の88万株に対し、売却率は52.2％だった。街コンイベントの企画・開催および街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営を手掛けている。
きょう東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したリンクバル<6046.T>の初値は3070円で付いた。公開価格の2400円を27.9％、670円上回った。
初値出来高は45万9700株で、売買代金は約14.1億円。公開株式数の88万株に対し、売却率は52.2％だった。街コンイベントの企画・開催および街コンポータルサイト「街コンジャパン」の運営を手掛けている。
★9：55 学情－伸び悩み インターンシップマッチングサービス「インターン・ジョブズ」スタート
学情<2301.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は4月27日の大引け後に、大学生のインターンシップ（就業体験）を形式的・短期的のものから、より各企業の事業を実践的かつ長期に経験できるものとし、学生の就業観の醸成と若い人材の確保が課題である企業とのマッチングを行うサービスサイト「インターン・ジョブズ」をスタートすると発表した。
サービス開始は5月27日を予定。サイトの運営は、学情と学生コミュニティに所属する現役大学生が共同で行うという画期的なスタイルで、成功報酬と掲載課金の2タイプのプランを用意するなど、新卒採用事業で実績のある学情と学生が、企業のニーズに合わせたサイトサービスを一緒に創り上げていくとした。
学情<2301.T>が買い先行も伸び悩む展開。同社は4月27日の大引け後に、大学生のインターンシップ（就業体験）を形式的・短期的のものから、より各企業の事業を実践的かつ長期に経験できるものとし、学生の就業観の醸成と若い人材の確保が課題である企業とのマッチングを行うサービスサイト「インターン・ジョブズ」をスタートすると発表した。
サービス開始は5月27日を予定。サイトの運営は、学情と学生コミュニティに所属する現役大学生が共同で行うという画期的なスタイルで、成功報酬と掲載課金の2タイプのプランを用意するなど、新卒採用事業で実績のある学情と学生が、企業のニーズに合わせたサイトサービスを一緒に創り上げていくとした。
★9：55 日立国際－急伸 今期減益見通しも配当予想の増額修正を好感
日立国際電気<6756.T>が急伸。無線、半導体製造装置を手掛ける同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が195億円になりそうだと発表した。今期より、国債財務報告基準（IFRS）を任意適用している。今期の年間配当予想を30円→36円（前期は28円）に増額修正したことや、前期業績の上振れなどが好感されている。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は211億円（前の期比24.3％増）だった。従来予想（180億円）を上振れ着地した。半導体製造装置の受注増に加え、無線システム分野の原価率改善が奏功した。
日立国際電気<6756.T>が急伸。無線、半導体製造装置を手掛ける同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が195億円になりそうだと発表した。今期より、国債財務報告基準（IFRS）を任意適用している。今期の年間配当予想を30円→36円（前期は28円）に増額修正したことや、前期業績の上振れなどが好感されている。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は211億円（前の期比24.3％増）だった。従来予想（180億円）を上振れ着地した。半導体製造装置の受注増に加え、無線システム分野の原価率改善が奏功した。
★10：02 ダイハツ－大幅安 今期営業益10％減を嫌気 東南アジアの競争激化
ダイハツ工業<7262.T>が大幅安。同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が1000億円（前期比9.6％減）になりそうだと発表した。市場予想（1042億円）に届かない。
国内では、一層の競争激化に加え、軽自動車税増税によりさらに厳しい市場環境を予想。海外についても、主力市場であるインドネシア、マレーシアで、同社が得意とするコンパクトカー分野への各社の攻勢により市場環境が厳しさを増すとみている。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は1106億円（前の期比24.6％減）で着地した。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動で国内売り上げが落ち込んだことや、インドネシアの景気減速の影響が大きかった。
ダイハツ工業<7262.T>が大幅安。同社は27日、今16.3期通期の連結営業利益が1000億円（前期比9.6％減）になりそうだと発表した。市場予想（1042億円）に届かない。
国内では、一層の競争激化に加え、軽自動車税増税によりさらに厳しい市場環境を予想。海外についても、主力市場であるインドネシア、マレーシアで、同社が得意とするコンパクトカー分野への各社の攻勢により市場環境が厳しさを増すとみている。
併せて発表した前15.3期通期の営業益は1106億円（前の期比24.6％減）で着地した。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動で国内売り上げが落ち込んだことや、インドネシアの景気減速の影響が大きかった。
★10：02 キヤノン－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 中期的な利益成長を織り込む局面
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、中期的な利益成長を織り込む局面と判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を3700円→4400円と引き上げた。
1Q営業利益が市場の期待を下振れたことで短期的に株価が弱含む可能性はあるが、M&A（合併・買収）によるトップダウン成長に軸を置く点を評価。15年度通期営業利益予想を3665億円から3786億円に引き上げ。MFPおよびLBPは新製品効果で、それぞれ前年同期比+6％（会社計画+9％）、同+2％（同+2％）の出荷台数増を予想。レンズ交換式DSCの出荷台数は590万台（同-4.1％、会社計画580万台）を予想。新規連結のAXISは売上ベースで600億円の寄与を予想するが、利益貢献はゼロで予想するとした。
キヤノン<7751.T>が3日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、中期的な利益成長を織り込む局面と判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を3700円→4400円と引き上げた。
1Q営業利益が市場の期待を下振れたことで短期的に株価が弱含む可能性はあるが、M&A（合併・買収）によるトップダウン成長に軸を置く点を評価。15年度通期営業利益予想を3665億円から3786億円に引き上げ。MFPおよびLBPは新製品効果で、それぞれ前年同期比+6％（会社計画+9％）、同+2％（同+2％）の出荷台数増を予想。レンズ交換式DSCの出荷台数は590万台（同-4.1％、会社計画580万台）を予想。新規連結のAXISは売上ベースで600億円の寄与を予想するが、利益貢献はゼロで予想するとした。
★10：03 トランコム－小幅反落 「加勢」の子会社化を中止
トランコム<9058.T>が3日ぶり小幅反落。同社は4月27日の大引け後に、1月26日に公表した「加勢」の子会社化を中止すると発表した。協議・検討の結果、シナジー創出について一部合意に至らず、最終的に合意が得られなかったため、株式取得を中止するとした。従前から保有する38.2％の株式は引き続き保有し、今後も良好な関係を維持する方針。
トランコム<9058.T>が3日ぶり小幅反落。同社は4月27日の大引け後に、1月26日に公表した「加勢」の子会社化を中止すると発表した。協議・検討の結果、シナジー創出について一部合意に至らず、最終的に合意が得られなかったため、株式取得を中止するとした。従前から保有する38.2％の株式は引き続き保有し、今後も良好な関係を維持する方針。
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