後場コメント No.5 第一三共、トレンドマイクロ、武田薬品、エーザイ、協和発酵キリンなど
★13：34 第一三共－反発 ウェルコールのジェネリック上市遅れによる上振れを想定 「中立」継続
第一三共<4568.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、ウェルコールのジェネリック上市遅れによる上振れを見込み、計画線にあるコンセンサス水準の切り上がりが期待できると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価を2200円→2250円と引き上げた。
1Q営業利益は370億円と予想。通期計画1000億円に対しての進ちょく率は38％に達する見込みで、今16.3期コンセンサス予想は切り上がる可能性があるとした。同社は経費を4Q偏重で計上する傾向があることに加え、米国での糖尿病治療剤ウェルコールのジェネリック上市が遅れていることも、高水準の利益進ちょくの要因と注目。
第一三共<4568.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、ウェルコールのジェネリック上市遅れによる上振れを見込み、計画線にあるコンセンサス水準の切り上がりが期待できると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価を2200円→2250円と引き上げた。
1Q営業利益は370億円と予想。通期計画1000億円に対しての進ちょく率は38％に達する見込みで、今16.3期コンセンサス予想は切り上がる可能性があるとした。同社は経費を4Q偏重で計上する傾向があることに加え、米国での糖尿病治療剤ウェルコールのジェネリック上市が遅れていることも、高水準の利益進ちょくの要因と注目。
★13：36 トレンド－反発 日本ＩＢＭと標的型攻撃対策ソリューションで連携
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。同社は7日、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策として、多種多様な機器からの脅威情報をリアルタイム検知して高度な相関分析を行う日本ＩＢＭのソフトウェア「IBM Security QRada」と、同社のネットワーク監視製品「Deep Discovery Inspector（DDI）」の製品連携を強化すると発表した。
両社は、QRadarとDDIを組み合わせたソリューション展開を推進し、対応するビジネスパートナーの拡充を図る。
ビジネスパートナーの第一弾としてＳＣＳＫ<9719.T>が、セキュリティ関連のシステム構築やサービスの豊富な実績をもとに、本ソリューションのシステム構築サービス「DDI×QRadar連携サービス」を同日より提供開始するとしている。
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。同社は7日、標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃対策として、多種多様な機器からの脅威情報をリアルタイム検知して高度な相関分析を行う日本ＩＢＭのソフトウェア「IBM Security QRada」と、同社のネットワーク監視製品「Deep Discovery Inspector（DDI）」の製品連携を強化すると発表した。
両社は、QRadarとDDIを組み合わせたソリューション展開を推進し、対応するビジネスパートナーの拡充を図る。
ビジネスパートナーの第一弾としてＳＣＳＫ<9719.T>が、セキュリティ関連のシステム構築やサービスの豊富な実績をもとに、本ソリューションのシステム構築サービス「DDI×QRadar連携サービス」を同日より提供開始するとしている。
★13：38 武田－反発 計画比上振れ着地は織り込み済み サプライズは限定的 「中立」継続
武田薬品工業<4502.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、計画比上振れ着地がコンセンサスにも織り込まれており、サプライズは限定的と想定。投資判断「中立」を継続した。目標株価は5550円→5600円と引き上げた。
1Q営業利益は517億円と予想。通期計画1050億円に対する進ちょく率は49％に達する見通し。(1)通期計画には減損など一時的な要因による損失が織り込まれていること、(2)コンセンサスの通期予想でも計画に対する大幅な上振れを見込んでいることから、想定内の利益推移と判断。しかし、高い利益進ちょく率により業績好調ととらえられることで、株価が短期的に強含む可能性は残ると指摘した。
武田薬品工業<4502.T>が3日ぶり反発。ゴールドマン・サックス証券では、計画比上振れ着地がコンセンサスにも織り込まれており、サプライズは限定的と想定。投資判断「中立」を継続した。目標株価は5550円→5600円と引き上げた。
1Q営業利益は517億円と予想。通期計画1050億円に対する進ちょく率は49％に達する見通し。(1)通期計画には減損など一時的な要因による損失が織り込まれていること、(2)コンセンサスの通期予想でも計画に対する大幅な上振れを見込んでいることから、想定内の利益推移と判断。しかし、高い利益進ちょく率により業績好調ととらえられることで、株価が短期的に強含む可能性は残ると指摘した。
★13：45 エーザイ－反発 下期利益偏重の計画でネガティブ視は不要 「売り」継続
エーザイ<4523.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、下期利益偏重の計画でネガティブ視は不要と判断。投資判断「売り」を継続も、目標株価を6500円→6700円と引き上げた。
1Q営業利益は40億円と予想。2Q累計会社計画100億円、通期計画460億円に対する進ちょく率はそれぞれ40％、9％と低水準にとどまる見込みただし、(1)1Qは構造改革費用が計上される見通しであること、(2)下期には一時要因による利益計上が見込まれることから、計画線の推移と考えるとした。
足もとの利益水準の低さから、経費計上タイミングにより上振れ/下振れ幅は大きくなり得るが、中期業績を見通す上では、利益の絶対額以上に、ハラヴェン、レンビマをはじめとするグローバルブランドの売上トレンドや費用削減に向けた取り組みの進ちょくなどに注目するとコメント。
エーザイ<4523.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、下期利益偏重の計画でネガティブ視は不要と判断。投資判断「売り」を継続も、目標株価を6500円→6700円と引き上げた。
1Q営業利益は40億円と予想。2Q累計会社計画100億円、通期計画460億円に対する進ちょく率はそれぞれ40％、9％と低水準にとどまる見込みただし、(1)1Qは構造改革費用が計上される見通しであること、(2)下期には一時要因による利益計上が見込まれることから、計画線の推移と考えるとした。
足もとの利益水準の低さから、経費計上タイミングにより上振れ/下振れ幅は大きくなり得るが、中期業績を見通す上では、利益の絶対額以上に、ハラヴェン、レンビマをはじめとするグローバルブランドの売上トレンドや費用削減に向けた取り組みの進ちょくなどに注目するとコメント。
★13：49 協和発酵キリン－続落 通期計画達成確度の高まる良好な決算を想定 「中立」継続
協和発酵キリン<4151.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、通期計画比45～51％の進ちょくを予想。想定線ながら、通期計画達成確度の高まる良好な決算とし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1600円→1550円と引き下げた。
2Q累計営業利益は185億円と、会社計画165億円を上回って着地すると予想。医薬事業の好調が上振れの主因と想定。良好な上期業績推移を受け、通期計画に対する超過達成確度が高まるとの見方を示した。ＧＳ/コンセンサス予想ともに今15.12期営業利益は上振れ着地を織り込んでいるとし、2Q決算の株価影響については限定的とみるとした。
協和発酵キリン<4151.T>が続落。ゴールドマン・サックス証券では、通期計画比45～51％の進ちょくを予想。想定線ながら、通期計画達成確度の高まる良好な決算とし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1600円→1550円と引き下げた。
2Q累計営業利益は185億円と、会社計画165億円を上回って着地すると予想。医薬事業の好調が上振れの主因と想定。良好な上期業績推移を受け、通期計画に対する超過達成確度が高まるとの見方を示した。ＧＳ/コンセンサス予想ともに今15.12期営業利益は上振れ着地を織り込んでいるとし、2Q決算の株価影響については限定的とみるとした。
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