後場コメント No.6 トランスコスモス、ヒマラヤ、中外製薬、ホンダ、中国塗料など

2015/07/07(火) 15:00
★13:50 トランスコスモ-4日ぶり反発 コンタクトセンター拠点「MCMセンター札幌北口」を業務拡大で増設
 トランス・コスモス<9715.T>が4日ぶり反発。同社は7日、コンタクトセンター拠点である「マーケティングチェーンマネジメント(MCM)センター札幌北口」を、業務拡大により増設したと発表した。
 コンタクトセンターサービスでは4拠点およびお客様企業に常駐してサービスを提供するオンサイトの体制をもち、主に製造・通信・金融・運輸などの業界向けに提供している。MCMセンター札幌北口は2013年11月に開設し、3フロア約1000席で業務を提供してきたが、業務の拡大により1フロア約360席を増席した。同日より新たな業務を開始するとしている。

★13:51  ヒマラヤ-4日ぶり反発 6月の既存店売上高11%減 客単価は3.3%上昇
 ヒマラヤ<7514.T>が4日ぶり反発。スポーツ用品大手の同社は6日、6月の既存店売上高が前年同期比11.0%減だったと発表した。客単価は3.3%上昇したものの、客数の13.9%減が響いた。全店売上高は6.8%減った。ただし、株価へのネガティブな影響は限定されている。

★13:52 中外製薬-反発 通期計画比45~51%の進ちょくを予想 「中立」継続
 中外製薬<4519.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、通期計画比45~51%の進ちょくを予想。想定線ながら、通期計画達成確度の高まる良好な決算とし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は3950円→3850円と引き下げた。
 2Q累計コア営業利益は435億円と、通期計画850億円に対する進ちょく率は51%に達する見通し。成長品目の多い製品構成や、4Qに売上高が大きい季節性などを考慮すれば、通期計画の超過達成確度が高まる内容と考えるとした。ただし、今15.12期はGS/コンセンサス予想ともに通期計画比上振れ着地を予想しているとし、サプライズは限定的との見方を示した。

★14:00 ホンダ-UBSが目標株価引き上げ 四輪で過去最高利益率更新が難しい理由
 ホンダ<7267.T>が小幅反発。UBS証券では、モデルサイクルだけでは最高利益率更新は難しいと判断。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は3800円→4000円と引き上げた。
 四輪事業営業利益率は16年度5.6%と、14年度2.9%から大幅回復を予想するとしたが、前回ピークの07年度7.0%(US GAAP)までの回復は難しいと予想。(1)余剰生産能力が新興国小型車に集中、(2)車種・セグメントミックスの構造的悪化、(3)米国乗用車の競争激化などが背景とし、生産と販売をマッチングさせる戦略から、円安メリットも小さいと指摘した。なお、15年度営業利益予想は7700億円から8400億円へ引き上げ。

★14:04  小森コーポレーション-UBSが目標株価引き上げ アウトパフォームが継続する条件は?
 小森コーポレーション<6349.T>が売り買い交錯。UBS証券では、1Q受注は好調も、下期に不安を抱えるとコメント。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1470円→1610円と引き上げた。
 同社株価は年初来21%上昇し、TOPIX;同15%上昇を上回る。株主還元に対する投資家の期待はすでに高く、為替円安幅も縮小の中、好調な受注が影響している可能性ありと判断。今期1Q受注は前年同期比23%増(UBS推測)、上期会社計画に対する進ちょく率56%。ただし、今下期受注は主要国・製品で会社計画未達のリスクを注視するとし、今期は中計営業利益目標を達成すると予想も、新製品展開などが会社想定より遅れそうとした。

★14:10 中国塗料-3日ぶり反発 米国系の資産運用会社が株式の5.61%を取得
 中国塗料<4617.T>が3日ぶり反発。T.ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッド 東京支店が同社の発行済み株式の5.61%を取得したことが、6日付で関東財務局に提出された大量保有報告書で明らかになった。6月30日に取得。T. ロウ・プライスは米国の資産運用会社。


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