後場コメント No.2 東芝、ルネサス、サカイ引越センター、ドンキホーテ、セガサミーHDなど

2015/10/09(金) 15:01
★12:33  東芝-野村が目標株価引き下げ 半導体市況低迷の影響を受けて2Qは厳しい
 東芝<6502.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、半導体市況低迷の影響を受けて2Qは厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価を350円→340円と引き下げた。
 今16.3期上期営業利益は400億円と推定するとし、半導体市況低迷の影響を受けて電子デバイス部門の2Q業績は、1Q比悪化していると見られるとした。9月30日に新たな経営体制が正式に始動し、課題5事業について構造改革を進める方針。市況悪化の影響を織り込み業績予想を下方修正。会計問題からの信頼回復には時間がかかると見られ、「Neutral」継続とした。

★12:37  ルネサス-野村が目標株価引き下げ 自動車向けは堅調も汎用系でやや調整
 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が売り買い交錯。野村証券では、製品ミックスの改善を評価も成長への課題が残ると判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は910円→760円と引き下げた。
 収益性を重視した製品ポートフォリオの構築が進展。そのため、以前よりも業績のボラティリティは低下しているとみられるとした。構造改革の成果や保守的な費用見通しもあって、営業利益は計画比上振れと想定。ただし、自動車向け半導体需要が堅調に推移しているが、汎用系が若干市況低迷の影響を受けており、業績予想は小幅下方修正するとした。売上高R&D比率の財務モデル15%に対して11%程度で推移しており、成長分野への積極投資やM&A(合併・買収)など、成長に向けたギアチェンジに期待。

★12:37  SOLHD-3日ぶり反落 メキシコのスーパーソルガム種子追加注文を受注
 SOLHoldings<6636.T>が3日ぶり反落。同社は8日、子会社のSOL ASIA HOLDINGS(シンガポール)が、新たにサイレージ用のスーパーソルガム種子として10月7日に2000ha分20トンの追加購入申込みを受けたと発表した。
 SOL ASIAは、スーパーソルガム事業の商業化に向けた取り組みに関する基本合意書に基づいて、5月よりメキシコ合衆国タマウリパス州タンピコ市にて、LUCELO DE PANUCOが所有する圃場において商業化に向けた試験栽培を開始している。

★12:39 サカイ引越-6日ぶり反発 9月売上高は7.3%増
 サカイ引越センター<9039.T>が6日ぶり反発。同社は8日、9月度の月次売上高(速報)を発表した。9月地区合計の売上高は51.5億円(前年同期比7.3%増)、2Q(7~9月)の地区合計の売上高は156.5億円(同4.5%増)だった。9月は、関東地区や近畿地区の伸びが大きく貢献した。

★12:40  ドンキホーテ-下げ幅縮小 9月既存店売上高5.3%増 免税売上高構成比は過去最高に
 ドンキホーテホールディングス<7532.T>が下げ幅縮小。同社は9日前引け後、月次販売高状況(速報)で、9月の既存店売上高が前年同月比5.3%増加したと発表した。全店ベースでは同14.3%の増加だった。
 客単価は6.3%増加した。一方、台風上陸と併せて降雨量が多くなったことなどから、客数は0.9%減と6月以来3カ月ぶりにマイナスとなった。免税売上高構成比は過去最高実績を更新する5.7%となった。

★12:40 マークラインズ-4日ぶり反発 9月の契約企業数は前月比18社増加
 マークラインズ<3901.T>が4日ぶり反発。同社は8日、9月までの「自動車情報プラットフォーム」契約企業数の月次推移を発表し、契約企業数は1887社で、18社の増加となった。国別では多い順に、日本が1123社、中国が227社、アメリカが185社、タイが99社などとなっている。

★12:46  セガサミーHD-反発 「パチスロ北斗の拳 強敵」のiOS版アプリを配信
 セガサミーホールディングス<6460.T>が反発。同社は8日、サミーネットワークス(東京都港区)が同日より、サミー(東京都豊島区)のパチスロ機「パチスロ北斗の拳 強敵」のiOS版アプリを配信すると発表した。2015年9月にホールへ導入された「パチスロ北斗の拳」シリーズ最新作がアプリとなって登場する。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,068.35 -1011.35
TOPIX 2,626.32 -51.13
グロース250 638.74 -21.13
NYダウ 37,775.38 +22.07
ナスダック総合 15,601.50 -81.87
ドル/円 154.42 -0.22
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ