後場コメント No.6 パナソニック、パイオニア、セイコーHD、荏原、象印マホービンなど

2015/10/09(金) 15:01
★13:36  パナソニック-ドイツ証が新規「Buy」 着実な利益成長が評価される局面が到来
 パナソニック<6752.T>が3日続伸。ドイツ証券では、着実な利益成長が評価される局面が到来したと判断。レーティング「Buy」、目標株価1600円として、新規カバレッジを開始した。
 同社の着実な利益成長を評価。大規模構造改革後の利益改善局面が終わり、智愚の利益成長ストーリーを市場は探してきた。競争優位性のある製品サービスを数多く抱えているにもかかわらず、全体でみると利益成長は緩慢。悪材料に過度に市場が反応する局面が続いてきた。それに対して、車載、監視カメラ、アビオニクスの安定成長に加え、エアコンの増収効果を今回織り込むとした。

★13:42  パイオニア-ドイツ証が新規「Buy」 カーナビ専業としての真価が問われる局面へ
 パイオニア<6773.T>が反発。ドイツ証券では、カーナビ専業メーカーとしての真価が問われる局面へとコメント。レーティング「Buy」、目標株価370円として、新規カバレッジを開始した。
 同社株はこのところ、ボックス圏で推移。構造改革、事業譲渡を発表してカ-エレを中心とした事業体制への移行が進められる中、株式市場はカーエレ事業としての実力を見極めようとしてきたためと推察。15年度は為替のマイナス影響を構造改革効果でカバーし、会社は前期比増益を目指している。足もとでは、1Q実績として高収益の地図ソフトが会社想定を上振れて推移しており、明るい材料が見えてきたと指摘。新規OEM(相手先ブランド製造)案件の業績寄与が始まる17年度を基準とした同社株価には、上値余地が大きいとの見方を示した。

★13:45  セイコーHD-ドイツ証が新規「Buy」 バリュエーションの適正化を想定
 セイコーホールディングス<8050.T>が反発。ドイツ証券では、会社に対する信頼感の高まりで、バリュエーションの適正化を想定。レーティング「Buy」、目標株価1000円として、新規カバレッジを開始した。
 国内のウォッチ販売が高い伸び率で推移。収益面では、電子デバイス事業に対する一連の構造改革効果もあり、収益改善の兆しが見え始めていると指摘。財務面では、資産効率化で有利子負債は劇的に減少。総合的に、同社に対する安心感は高まりつつあるとした。足もとの株価にはまだ上値余地があると想定。

★13:48  荏原-3日続伸 「北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事」を受注
 荏原製作所<6361.T>が3日続伸。同社は9日、同社グループの荏原環境プラント(東京都大田区)が、北秋田市から「北秋田市クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事」を受注したと発表した。
 同工事は、既存のごみ焼却施設およびし尿処理施設の老朽化に伴い、北秋田市から発生する一般廃棄物および汚泥を集約処理する新たな処理施設を建設するもので、適正かつ安定したごみ処理を継続するとともに、エネルギーの有効利用を図り、循環型社会・低炭素社会の形成に寄与する施設を整備することを目的としている。

★13:50 フォーサイド-反発 アクションFPS『POINT BLANK』のクローズドβテスト参加者募集を開始
 フォーサイド<2330.T>が反発。同社は10月9日13時30分に、連結子会社のフォーサイドエンタテイメント(東京都中央区)が、ハイスピーディアクションFPS『POINT BLANK(ポイントブランク)』のゲーム紹介および、10月23日より開始するクローズドβテストの参加者の募集を開始したと発表した。
 POINT BLANKはオンラインFPSで、武力集団の「Free Rebels」とそれに対抗する政府軍「CT-FORCE」の対立を描いたストーリー。プレイヤーはそれぞれの勢力に所属し、チームの勝利のために、激しい戦場の中で戦うという内容。

★13:58  象印マホービン-ドイツ証が新規「Hold」 企業成長は新しい局面へ
 象印マホービン<7965.T>が5日ぶり反発。ドイツ証券では、インバウンド需要をテコに企業成長は新しい局面へとコメント。レーティング「Hold」、目標株価1800円として、新規カバレッジを開始した。
 15年度に入ってから、同社はすでに3度の業績上方修正を発表。インバウンドを中心に国内需要が高い水準で推移していることに加え、アジア地域もステンレスボトルの売り上げが増加基調にあることが背景。旺盛な需要に対し、会社は生産能力増強で対応。売上規模1000億円、営業利益100億円が目前に迫るとした。ただし、足もとの株価は業績好調を織り込み済みであると判断。

★14:03 ヤマハ-ドイツ証が新規「Hold」 潜在的カタリストを見極める局面へ
 ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反発。ドイツ証券では、潜在的カタリストを見極める局面へとコメント。レーティング「Hold」、目標株価2500円として、新規カバレッジを開始した。
 (1)LCベースでの楽器販売の増加、(2)中期経営計画の中で掲げたコスト削減計画の好進ちょく、(3)ROE10%達成に向けた追加の株主還元策への期待から、株価は年初来で50%上昇。足もとの2Qも業績モメンタムは良好。しかし、現在の株価水準は16年度予想ベースで割安感はないと判断。追加のコスト削減など、潜在的なカタリストを織り込むのは次期尚早との見方を示した。


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