後場コメント No.1 西武ＨＤ、三井造船、インフォマート、スルガ銀行、ＩＨＩなど
★12：30 西武ＨＤ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 鉄道業界のトップピックとの見方は不変
西武ホールディングス<9024.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、大株主の需給悪化リスク払しょく待ちとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
鉄道事業・ホテル事業の上振れを主因に、業績予想を上方修正。保有資産の潜在価値とホテル事業の値上げ力に注目する見方は不変とした。大株主の需給悪化リスクが払しょくされることが最大のカタリスト。下値リスクは限定的であり、中長期の投資家なら、買い場になると推奨した。鉄道業界のトップピックとの見方は不変とコメント。
西武ホールディングス<9024.T>が5日続伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、大株主の需給悪化リスク払しょく待ちとコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4100円と引き上げた。
鉄道事業・ホテル事業の上振れを主因に、業績予想を上方修正。保有資産の潜在価値とホテル事業の値上げ力に注目する見方は不変とした。大株主の需給悪化リスクが払しょくされることが最大のカタリスト。下値リスクは限定的であり、中長期の投資家なら、買い場になると推奨した。鉄道業界のトップピックとの見方は不変とコメント。
★12：30 三井造船－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 来期は受注・利益ともに回復へ
三井造船<7003.T>が変わらずを挟んで3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、タグボートの不透明感あるが来期は受注、利益ともに回復すると想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を260円→270円と引き上げた。
機械事業の収益改善はＳＭＢＣ日興のシナリオ通りに進展している（舶用ディーゼルエンジンの収益回復と港湾クレーンの成長）とした一方、化学プラント、タグボートの工事損失引当金が続いたことはネガティブ。ただし、化学プラントの懸念案件の引き渡しは完全に終了したことや、タグボート1隻目の工事進ちょく率は85％、進水も完了していることから、来17.3期の工事損失引当金計上額は今期比大きく減少するものと予想しているとした。また、来17.3期は受注、利益両面での回復が見込まれることから、徐々に同社への関心が高まるものとの見方を示した。
三井造船<7003.T>が変わらずを挟んで3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、タグボートの不透明感あるが来期は受注、利益ともに回復すると想定。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を260円→270円と引き上げた。
機械事業の収益改善はＳＭＢＣ日興のシナリオ通りに進展している（舶用ディーゼルエンジンの収益回復と港湾クレーンの成長）とした一方、化学プラント、タグボートの工事損失引当金が続いたことはネガティブ。ただし、化学プラントの懸念案件の引き渡しは完全に終了したことや、タグボート1隻目の工事進ちょく率は85％、進水も完了していることから、来17.3期の工事損失引当金計上額は今期比大きく減少するものと予想しているとした。また、来17.3期は受注、利益両面での回復が見込まれることから、徐々に同社への関心が高まるものとの見方を示した。
★12：34 インフォマート－6日続伸 「BtoBプラットフォーム」と「PCできる蔵」がシステム連携
インフォマート<2492.T>が6日続伸。同社は26日、同社が提供する「BtoB（企業間電子商取引）プラットフォーム」が、トウサイ（東京都北区）が提供する「PCできる蔵」と、企業の売り上げ処理や請求業務における生産性の向上を実現するため、システム連携を開始したと発表した。
両社のシステムが連携することで、見積りから請求業務までの情報がデータとして一元管理され、システム化、ペーパーレス化が実現するとした。今後の業績の拡大が期待され、買われている。
インフォマート<2492.T>が6日続伸。同社は26日、同社が提供する「BtoB（企業間電子商取引）プラットフォーム」が、トウサイ（東京都北区）が提供する「PCできる蔵」と、企業の売り上げ処理や請求業務における生産性の向上を実現するため、システム連携を開始したと発表した。
両社のシステムが連携することで、見積りから請求業務までの情報がデータとして一元管理され、システム化、ペーパーレス化が実現するとした。今後の業績の拡大が期待され、買われている。
★12：34 スルガ銀行－ＪＰモルガンが新規「Overweigh」 マルチプル拡大要因はまだ健在
スルガ銀行<8358.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、マルチプル拡大要因はまだ健在と判断。投資判断「Overweigh」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
独自のリテール・バンキングモデルで高い収益性を生み出し、利ざやは他行を200bp上回ると注目。同行は早い時期からビッグデータに基づいたニッチ層向けの高利回りの住宅ローンを開拓した。対象層は広く、参入障壁は比較的高いため、急成長につながり、住宅ローンは2000年台に倍増し、個人ローンはここ3年間で年率+27％の伸び。ＪＰモルガンでは、個人ローンのマクロ経済変数モデルと賃貸住宅の需給予想にもとづき、個人ローンの2ケタ増は維持可能と予想。また、貸出構成シフトの継続だけでも貸出利回りにはさらなる上昇余地が見込まれ、この伸びしろはPBR1.7倍のバリュエーションにも織り込まれていないと分析。さらに、同行が2Qで自社株買いを再開したことにも留意したいとコメント。
スルガ銀行<8358.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、マルチプル拡大要因はまだ健在と判断。投資判断「Overweigh」、目標株価3000円として、新規カバレッジを開始した。
独自のリテール・バンキングモデルで高い収益性を生み出し、利ざやは他行を200bp上回ると注目。同行は早い時期からビッグデータに基づいたニッチ層向けの高利回りの住宅ローンを開拓した。対象層は広く、参入障壁は比較的高いため、急成長につながり、住宅ローンは2000年台に倍増し、個人ローンはここ3年間で年率+27％の伸び。ＪＰモルガンでは、個人ローンのマクロ経済変数モデルと賃貸住宅の需給予想にもとづき、個人ローンの2ケタ増は維持可能と予想。また、貸出構成シフトの継続だけでも貸出利回りにはさらなる上昇余地が見込まれ、この伸びしろはPBR1.7倍のバリュエーションにも織り込まれていないと分析。さらに、同行が2Qで自社株買いを再開したことにも留意したいとコメント。
★12：35 ＩＨＩ－ＳＭＢＣ日興が「3」へ引き下げ 海洋構造物事業は依然不透明
ＩＨＩ<7013.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海洋構造物事業は依然不透明であり、航空・宇宙事業は踊り場と判断。投資評価を「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」、目標株価を430円→300円と引き下げた。
今16.3期営業利益予想は678億円→445億円、来17.3期予想を747億円→738億円に変更。依然追加費用リスクに留意する必要があることに加え、航空・宇宙事業は踊り場を迎えると想定。引当金の減少により来17.3期は大幅増益を予想しているとしたが、それ以外に利益成長要因は少ないと判断。また、次期中計期間中において、賃貸用のオフィスビル（土地を含む）、商業施設などを売却する可能性は低いとした。
ＩＨＩ<7013.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海洋構造物事業は依然不透明であり、航空・宇宙事業は踊り場と判断。投資評価を「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」、目標株価を430円→300円と引き下げた。
今16.3期営業利益予想は678億円→445億円、来17.3期予想を747億円→738億円に変更。依然追加費用リスクに留意する必要があることに加え、航空・宇宙事業は踊り場を迎えると想定。引当金の減少により来17.3期は大幅増益を予想しているとしたが、それ以外に利益成長要因は少ないと判断。また、次期中計期間中において、賃貸用のオフィスビル（土地を含む）、商業施設などを売却する可能性は低いとした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
