後場コメント No.3 ＮＴＴドコモ、日本特殊陶業、三社電機製作所、ルネサス、岩崎電気など
★12：48 ＮＴＴドコモ－3反発 商業施設など実利用環境で2Gbps以上の「5G」ミリ波通信実験に成功
ＮＴＴドコモ<9437.T>が4日ぶり反発。同社は26日、10月13日に東京都港区の六本木ヒルズ森タワーでノキアソリューションズ＆ネットワークスと5G技術検証実験を実施し、ミリ波の周波数帯（70GHz帯）を用いて、実際の商業施設における受信時2Gbpsを超える無線データ伝送に成功したと発表した。
これまで商業施設のように、基地局からの見通しを確保しにくく、複雑に反射を繰り返す環境では、直進性が強く、特に減衰が大きいミリ波のような高周波数帯の電波を用いた無線データ伝送を実現することは難しいと考えられていた。実験では、このような環境においても、電波の放射エリアを特定方向へ集中させるビームフォーミング機能と、移動する端末の動きに合わせ電波を送信するビーム追従機能により、高速無線データ伝送が可能であることを実証した。
ＮＴＴドコモ<9437.T>が4日ぶり反発。同社は26日、10月13日に東京都港区の六本木ヒルズ森タワーでノキアソリューションズ＆ネットワークスと5G技術検証実験を実施し、ミリ波の周波数帯（70GHz帯）を用いて、実際の商業施設における受信時2Gbpsを超える無線データ伝送に成功したと発表した。
これまで商業施設のように、基地局からの見通しを確保しにくく、複雑に反射を繰り返す環境では、直進性が強く、特に減衰が大きいミリ波のような高周波数帯の電波を用いた無線データ伝送を実現することは難しいと考えられていた。実験では、このような環境においても、電波の放射エリアを特定方向へ集中させるビームフォーミング機能と、移動する端末の動きに合わせ電波を送信するビーム追従機能により、高速無線データ伝送が可能であることを実証した。
★12：50 日本特殊陶業－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 来期以降の全社利益は伸び悩みを予想
日本特殊陶業<5334.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、決算取材を経て業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3600円→3200円と引き下げた。
上期決算で会社側は赤字続きの半導体事業（パッケージ事業）の新たな構造改革を示したが、結果的には自動車関連事業へのコストの付け替えに向かうと予想。来期以降の全社利益は円安効果一巡と償却費増により、伸び悩みを予想するとした。
日本特殊陶業<5334.T>が反発。ＪＰモルガン証券では、決算取材を経て業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3600円→3200円と引き下げた。
上期決算で会社側は赤字続きの半導体事業（パッケージ事業）の新たな構造改革を示したが、結果的には自動車関連事業へのコストの付け替えに向かうと予想。来期以降の全社利益は円安効果一巡と償却費増により、伸び悩みを予想するとした。
★12：53 三社電機製作所－3日続伸 5メガワットの容量を持つ電源装置を開発
三社電機製作所<6882.T>が3日続伸。26日付「日経産業新聞」で、同社が5メガボルトアンペア（ボルトアンペアはワットに相当）の容量を持つ電源装置を開発したと報じたことが材料視されている。
電流を直流から交流に変換するパワーコンディショナー（パワコン）の試験評価用の電源装置としては世界最大の容量。大規模太陽光発電所（メガソーラー）など、太陽光発電装置の大出力化に伴い、大容量パワコンの需要が高まっていることに対応する。今回の装置開発を受けて、すでにパワコンメーカーなどから、試験装置の引き合いがあるという。世界最高レベルの装置開発に成功した実績を生かしパワコン試験装置の拡販を狙うと伝わっている。
三社電機製作所<6882.T>が3日続伸。26日付「日経産業新聞」で、同社が5メガボルトアンペア（ボルトアンペアはワットに相当）の容量を持つ電源装置を開発したと報じたことが材料視されている。
電流を直流から交流に変換するパワーコンディショナー（パワコン）の試験評価用の電源装置としては世界最大の容量。大規模太陽光発電所（メガソーラー）など、太陽光発電装置の大出力化に伴い、大容量パワコンの需要が高まっていることに対応する。今回の装置開発を受けて、すでにパワコンメーカーなどから、試験装置の引き合いがあるという。世界最高レベルの装置開発に成功した実績を生かしパワコン試験装置の拡販を狙うと伝わっている。
★12：54 ルネサス－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ トップライン成長に期待
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅反発。ＪＰモルガン証券では、2Q決算受けて業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1000円→900円と引き下げた。
17年度以降の利益成長を期待するとしたものの、非注力事業縮小による当面の業績伸び悩みと、引き続き約7割の株式を保有する産業革新機構の株式放出を考慮するとした。2002年よりサンプル出しを開始した40nm Flash MCUは競合に対して高い競争力を有し、受注は好調に推移していると推察。この製品出荷が2014年より始っており、本格化する2017年度以降は自動車制御用半導体のシェア拡大によるトップライン成長が期待されるとした。
ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が大幅反発。ＪＰモルガン証券では、2Q決算受けて業績予想を下方修正。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1000円→900円と引き下げた。
17年度以降の利益成長を期待するとしたものの、非注力事業縮小による当面の業績伸び悩みと、引き続き約7割の株式を保有する産業革新機構の株式放出を考慮するとした。2002年よりサンプル出しを開始した40nm Flash MCUは競合に対して高い競争力を有し、受注は好調に推移していると推察。この製品出荷が2014年より始っており、本格化する2017年度以降は自動車制御用半導体のシェア拡大によるトップライン成長が期待されるとした。
★12：57 岩崎電気－大幅上昇 政府が蛍光灯輸入禁止の方針 LED置き換え需要増で思惑
岩崎電気<6924.T>が大幅上昇。26日付「朝日新聞」が、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、政府が国内での製造と国外からの輸入を2020年度をメドに実質的に禁止する方針を固めたと報じた。省エネ性能が高い発光ダイオード（LED）への置き換えを促す狙いがあると伝わったことで、LED照明器具を手掛ける同社の業績拡大に期待する買いが向かっているようだ。
岩崎電気<6924.T>が大幅上昇。26日付「朝日新聞」が、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、政府が国内での製造と国外からの輸入を2020年度をメドに実質的に禁止する方針を固めたと報じた。省エネ性能が高い発光ダイオード（LED）への置き換えを促す狙いがあると伝わったことで、LED照明器具を手掛ける同社の業績拡大に期待する買いが向かっているようだ。
★12：57 日本特殊陶業－バークレイズが目標株価引き上げ 業績堅調は織り込み済みとの見方
日本特殊陶業<5334.T>が反発。バークレイズ証券では、自動車関連事業の着実な業績拡大に加えて課題のパッケージも改善が期待でき、業績は堅調であるものの、株価には織り込まれておりアップサイドは限定的と判断。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価は3500円→3700円と引き上げた。
会社側は、中間決算発表時に半導体パッケージの構造改革に着手する旨を発表している。現段階では業績への影響額は不透明だが、低収益に苦しむ同事業の存在は同社のバリュエーション面におけるディスカウント要因になっていたと考えられるため、今後は評価が徐々に切り上がる展開を想定しているとした。
日本特殊陶業<5334.T>が反発。バークレイズ証券では、自動車関連事業の着実な業績拡大に加えて課題のパッケージも改善が期待でき、業績は堅調であるものの、株価には織り込まれておりアップサイドは限定的と判断。レーティング「イコールウエイト」を継続、目標株価は3500円→3700円と引き上げた。
会社側は、中間決算発表時に半導体パッケージの構造改革に着手する旨を発表している。現段階では業績への影響額は不透明だが、低収益に苦しむ同事業の存在は同社のバリュエーション面におけるディスカウント要因になっていたと考えられるため、今後は評価が徐々に切り上がる展開を想定しているとした。
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