後場コメント No.4 日本電産、ユナイテッド、TDK、トヨタ紡織、アルプス電気など
★13:04 日本電産-バークレイズが目標株価引き上げ 中長期的な業績モメンタムの強さを評価
日本電産<6594.T>が反発。バークレイズ証券では、HDDモーターのモメンタム転換に加
え、車載用/家電・商業・産業用部品が収益の柱として成長、中長期的な事業成長力は他社を上回ると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を9600円→10600円と引き上げた。
今年度からスマートフォン用のハプティック(触覚)デバイス向け振動モーターの出荷が新たに始まっているが、売り上げや利益についての市場想定はやや楽観的な印象であり、短期的には高すぎた期待はいったん修正される見通し。一方で、同社のマネジメント力や売上創出力に対する高評価は不変であり、中長期的な業績モメンタムの強さは同業他社を上回ると予想。
日本電産<6594.T>が反発。バークレイズ証券では、HDDモーターのモメンタム転換に加
え、車載用/家電・商業・産業用部品が収益の柱として成長、中長期的な事業成長力は他社を上回ると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を9600円→10600円と引き上げた。
今年度からスマートフォン用のハプティック(触覚)デバイス向け振動モーターの出荷が新たに始まっているが、売り上げや利益についての市場想定はやや楽観的な印象であり、短期的には高すぎた期待はいったん修正される見通し。一方で、同社のマネジメント力や売上創出力に対する高評価は不変であり、中長期的な業績モメンタムの強さは同業他社を上回ると予想。
★13:06 UNITED-大幅続伸 モバイル広告効果測定プラットフォーム「AppsFlyer」の取り扱いを開始
ユナイテッド<2497.T>が大幅に7日続伸。同社は25日、エージェンシー事業において、スマートフォンアプリ向け広告効果測定プラットフォームを提供するAppsFlyer(イスラエル)と提携し、モバイル広告効果測定プラットフォーム「AppsFlyer」の取り扱いを開始したと発表した。
「AppsFlyer」は現在、世界各国5000社以上の顧客企業で活用されており、年間20億ドル以上のモバイル広告費、月間5億件以上のモバイルアプリ・インストール数を対象に効果測定を行っている。今回の「AppsFlyer」の取り扱い開始によって、アプリ広告主の要望に幅広く対応できる広告効果測定プラットフォームを提案することが可能となる。
ユナイテッド<2497.T>が大幅に7日続伸。同社は25日、エージェンシー事業において、スマートフォンアプリ向け広告効果測定プラットフォームを提供するAppsFlyer(イスラエル)と提携し、モバイル広告効果測定プラットフォーム「AppsFlyer」の取り扱いを開始したと発表した。
「AppsFlyer」は現在、世界各国5000社以上の顧客企業で活用されており、年間20億ドル以上のモバイル広告費、月間5億件以上のモバイルアプリ・インストール数を対象に効果測定を行っている。今回の「AppsFlyer」の取り扱い開始によって、アプリ広告主の要望に幅広く対応できる広告効果測定プラットフォームを提案することが可能となる。
★13:08 TDK-バークレイズが目標株価引き上げ 二次電池の成長性が織り込まれていない
TDK<6762.T>が4日ぶり反発。バークレイズ証券では、車載向けや、スマートフォン向けを中心に安定した事業成長が期待可能であり、特に二次電池の成長性は株価に十分織り込まれていないと判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を9000円→10200円と引き上げた。
HDD市場の縮小はリスク要因だが、(1)通信回路の進化に伴う受動部品需要の急拡大、(2)ポリマー二次電池の採用拡大や競争力の高さに伴うシェア上昇などをけん引役に、安定した業績推移が期待できるとした。
TDK<6762.T>が4日ぶり反発。バークレイズ証券では、車載向けや、スマートフォン向けを中心に安定した事業成長が期待可能であり、特に二次電池の成長性は株価に十分織り込まれていないと判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を9000円→10200円と引き上げた。
HDD市場の縮小はリスク要因だが、(1)通信回路の進化に伴う受動部品需要の急拡大、(2)ポリマー二次電池の採用拡大や競争力の高さに伴うシェア上昇などをけん引役に、安定した業績推移が期待できるとした。
★13:09 トヨタ紡織-ドイツ証が目標株価を引き上げ 今後は米州の収益性向上施策に注目
トヨタ紡織<3116.T>が反発。ドイツ証券では、改善への懸念が強かった米州の黒字化、前期に減損を実施した欧州・アジアの赤字縮小などが寄与するとし、業績予想を増額修正。レーティングを「Hold」を継続、目標株価を2100→2800円に引き上げた。
営業利益予想は、16.3期が441億円から546億円に、17.3期が475億円から625億円にそれぞれ増額修正。18.3期は669億円と予想。ただし、アップサイドポテンシャルは2%程度とみることから、投資判断は「Hold」を継続した。アップサイドリスクは、米州管理コスト問題の改善で、ダウンサイドリスクは需要急減、原価低減要請の強まり、事業の規模や地域の拡大による潜在的なリコールリスクの高まりとしている。
トヨタ紡織<3116.T>が反発。ドイツ証券では、改善への懸念が強かった米州の黒字化、前期に減損を実施した欧州・アジアの赤字縮小などが寄与するとし、業績予想を増額修正。レーティングを「Hold」を継続、目標株価を2100→2800円に引き上げた。
営業利益予想は、16.3期が441億円から546億円に、17.3期が475億円から625億円にそれぞれ増額修正。18.3期は669億円と予想。ただし、アップサイドポテンシャルは2%程度とみることから、投資判断は「Hold」を継続した。アップサイドリスクは、米州管理コスト問題の改善で、ダウンサイドリスクは需要急減、原価低減要請の強まり、事業の規模や地域の拡大による潜在的なリコールリスクの高まりとしている。
★13:11 アルプス電気-バークレイズが目標株価引き上げ 業績拡大シナリオが明確
アルプス電気<6770.T>が続落。バークレイズ証券では、スマホ用VCMの順調な拡大と車載電装部品の売上拡大、課題事業だったタッチパネルの収益改善などにより、中期的な成長力は同業他社を上回ると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を4200円→4600円と引き上げた。
手ぶれ補正機能の採用やデュアルカメラの普及など、スマートフォンのカメラ機能の進化が期待できる中で、同社のカメラ用アクチュエータの売り上げが拡大するとの見方は不変とした。業績拡大シナリオが明確なため、同業他社と比べても安定した株価推移が期待できると推奨。
アルプス電気<6770.T>が続落。バークレイズ証券では、スマホ用VCMの順調な拡大と車載電装部品の売上拡大、課題事業だったタッチパネルの収益改善などにより、中期的な成長力は同業他社を上回ると判断。レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を4200円→4600円と引き上げた。
手ぶれ補正機能の採用やデュアルカメラの普及など、スマートフォンのカメラ機能の進化が期待できる中で、同社のカメラ用アクチュエータの売り上げが拡大するとの見方は不変とした。業績拡大シナリオが明確なため、同業他社と比べても安定した株価推移が期待できると推奨。
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