後場コメント No.2 ホンダ、スズキ、大日本印刷、富士重工業、テルモなど
★12:38 ホンダ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 大手の中で収益耐性高い 再評価の余地大
ホンダ<7267.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、大手の中で収益耐性が高く、再評価の余地は大きいと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4200円と引き上げた。
大手3社のトップピック。同社を推奨する論点は（1）米国での現地生産比率の高さによる構造的な通商リスクの低さ、（2）先進国を中心とした良好な新車サイクル、（3）米国販売金融事業における収益ダウンサイドリスクの低さ。米国を中心とした新車サイクルは7合目付近まで来ている認識ではあるとしたが、引き続き「CR-V」の貢献と、17年秋に投入される新型「Accord」が台当たり収益の改善要因。特に現行「Accord」は細かな商品改良を重ねた結果、台当たりコストがやや膨らんでおり、プラットフォームが共有化される新モデルへの移行に伴い収益性が改善する公算が大きいとした。
ホンダ<7267.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、大手の中で収益耐性が高く、再評価の余地は大きいと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4200円と引き上げた。
大手3社のトップピック。同社を推奨する論点は（1）米国での現地生産比率の高さによる構造的な通商リスクの低さ、（2）先進国を中心とした良好な新車サイクル、（3）米国販売金融事業における収益ダウンサイドリスクの低さ。米国を中心とした新車サイクルは7合目付近まで来ている認識ではあるとしたが、引き続き「CR-V」の貢献と、17年秋に投入される新型「Accord」が台当たり収益の改善要因。特に現行「Accord」は細かな商品改良を重ねた結果、台当たりコストがやや膨らんでおり、プラットフォームが共有化される新モデルへの移行に伴い収益性が改善する公算が大きいとした。
★12:42 スズキ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ インドと日本の両輪で成長
スズキ<7269.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、インドと日本の両輪で成長していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5000円→5300円と引き上げた。
完成車の中で、トップピックとして推奨。スズキの連結収益はインド1本足から、日本を含めた多様な収益拡大フェーズへと移行する可能性が高い。国内事業は、軽自動車事業での不毛な価格競争からの決別によりディーラー収益を含めた収益性が改善、17年の新車サイクルの好転とも相まって、本格的な収益改善フェーズに入る見込み。主力のインド事業は高額紙幣影響が早期に沈静化し、17年の販売台数についても2ケタ成長は十分射程圏内に入ったと見るとした。
スズキ<7269.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、インドと日本の両輪で成長していると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を5000円→5300円と引き上げた。
完成車の中で、トップピックとして推奨。スズキの連結収益はインド1本足から、日本を含めた多様な収益拡大フェーズへと移行する可能性が高い。国内事業は、軽自動車事業での不毛な価格競争からの決別によりディーラー収益を含めた収益性が改善、17年の新車サイクルの好転とも相まって、本格的な収益改善フェーズに入る見込み。主力のインド事業は高額紙幣影響が早期に沈静化し、17年の販売台数についても2ケタ成長は十分射程圏内に入ったと見るとした。
★12:46 大日本印刷－続伸 アプリの開発時から公開後までセキュリティ高めるサービス開始
大日本印刷<7912.T>が続伸。同社は22日に、アプリの開発時から公開後まで、ワンストップでセキュリティを高めるサービスを開始すると発表した。
このサービスは、プラデオ（フランスモンペリエ）のアプリセキュリティサービスと、アプリの改ざんを防止するDNPの堅牢化サービス「CrackProof（クラックプルーフ）」を組み合わせて提供するもの。同社はこのサービスを、自動車、金融機関、ゲームメーカーなどのアプリを開発・提供している企業に向けて販売し、2020年度までの5年間で50億円の売り上げを目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
大日本印刷<7912.T>が続伸。同社は22日に、アプリの開発時から公開後まで、ワンストップでセキュリティを高めるサービスを開始すると発表した。
このサービスは、プラデオ（フランスモンペリエ）のアプリセキュリティサービスと、アプリの改ざんを防止するDNPの堅牢化サービス「CrackProof（クラックプルーフ）」を組み合わせて提供するもの。同社はこのサービスを、自動車、金融機関、ゲームメーカーなどのアプリを開発・提供している企業に向けて販売し、2020年度までの5年間で50億円の売り上げを目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★12:48 富士重工業－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 米国での増産体制の具現化など注目
富士重工業<7270.T>が3日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5300円→4900円と引き下げた。
投資論点は米国における増産体制の具現化、SIAでのOEM（相手先ブランドでの製造）生産修了後の生産体制のあり方。低インセンティブ、低在庫のサイクルを持続させながら供給能力の拡大が実現すれば、北米収益の一段の改善も期待できる状況となる伊込み。
富士重工業<7270.T>が3日ぶり反落。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5300円→4900円と引き下げた。
投資論点は米国における増産体制の具現化、SIAでのOEM（相手先ブランドでの製造）生産修了後の生産体制のあり方。低インセンティブ、低在庫のサイクルを持続させながら供給能力の拡大が実現すれば、北米収益の一段の改善も期待できる状況となる伊込み。
★12:51 ベネフィットワン－底堅い 糖尿病患者向けにネット面談サービス開始
ベネフィット・ワン<2412.T>が底堅い。22日付の日経産業新聞で、同社が企業の糖尿病患者向けにネット上の面談サービスを始めたと報じられた。
約300人の専門スタッフが6カ月間にわたってネット上で生活指導し、糖尿病の重症化を防ぐという。2018年3月までに計3000人の利用を目指しているとされる。今後の業績の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
ベネフィット・ワン<2412.T>が底堅い。22日付の日経産業新聞で、同社が企業の糖尿病患者向けにネット上の面談サービスを始めたと報じられた。
約300人の専門スタッフが6カ月間にわたってネット上で生活指導し、糖尿病の重症化を防ぐという。2018年3月までに計3000人の利用を目指しているとされる。今後の業績の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
★12:54 テルモ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 18.3期下期には株価上昇の可能性
テルモ<4543.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収に伴う収益拡大が見込める来18.3期下期には株価上昇の可能性ありとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4920円→4650円と引き下げた。
St. Jude MedicalおよびAbbott Laboratoriesからの止血デバイス事業の買収による影響を考慮し、営業利益予想を修正。今17.3期は営業利益予想を下方修正するが、買収によ一時費用（三菱ＵＦＪＭＳ予想：40億円）が生じることが主な理由。一方、来18.3期以降は、一時費用減少により、業績へのプラス寄与が本格化すると考え、営業利益予想を引き上げるとした。
テルモ<4543.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収に伴う収益拡大が見込める来18.3期下期には株価上昇の可能性ありとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4920円→4650円と引き下げた。
St. Jude MedicalおよびAbbott Laboratoriesからの止血デバイス事業の買収による影響を考慮し、営業利益予想を修正。今17.3期は営業利益予想を下方修正するが、買収によ一時費用（三菱ＵＦＪＭＳ予想：40億円）が生じることが主な理由。一方、来18.3期以降は、一時費用減少により、業績へのプラス寄与が本格化すると考え、営業利益予想を引き上げるとした。
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