前場コメント No.4 富士フイルム、そーせい、ブラス、DCM、酉島製作所など

2017/03/21(火) 11:30
★9:04  テノックス-急落 通期営業益を下方修正 大型工事が計画通り進まず
 テノックス<1905.T>が急落。同社は17日、17.3期通期の営業利益予想を従来の13.2億円から9.0億円(前期比54.1%減)へと引き下げると発表した。大型工事が計画通り進まなかったことや期末にかけて採算の低い工事が集中したことなどが響く。

★9:06  富士フイルム-大和が目標株価引き上げ 株価の割安感は見出し難い
 富士フイルムホールディングス<4901.T>がもみ合い。大和証券では、業績モメンタムは改善の方向も、株価の割安感は見出し難いとして、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は4250円→4700円と引き上げた。
 3Qまで減益局面は続いたが、4Qからは増益転換を予想。コスト削減効果のほか、ヘルスケア関連製品、電子材料の売上増に期待。和光純薬の業績影響や医薬品のさらなる導出期待が当面の注目点とした。

★9:06  田中商事-4日続落 通期営業益を下方修正 価格競争の継続などで
 田中商事<7619.T>が4日続落。同社は17日、17.3期通期の営業利益予想を従来の16.4億円から12.2億円(前期比5.4%減)へと引き下げると発表した。
 積極的な物件受注活動を推進したが、需要への集中度が増し、価格競争が継続するなど、厳しい競争環境などの影響から業績が予想を下回った。
 併せて、これまで未定としていた17.3期の期末配当を15円(前期は15円)とすることも発表した。年間配当は25円(前期は25円)となる。

★9:07  そーせい-続落 マザーズ上場継続 東証一部上場の申請基準を満たせず
 そーせいグループ<4565.T>が続落。同社は17日に、当面はマザーズへの上場を継続すると発表した。
 同社は2015年に、2017年3月期を目標に本則市場(東証一部)への変更申請を行う決定をしていたが、2016年3月期に税引前損失を計上しており、これにより東証一部上場の申請基準を満たすことができなかったとしている。

★9:07  ブラス-反発 結婚式場「ブランリール大阪」をオープン
 ブラス<2424.T>が反発。同社は3月17日の大引け後に、大阪市北区に新たに建設されたビル「OSAKA UK・GATE」最上階に、完全貸切ゲストハウス「ブランリール大阪」を、グランドオープンすると発表した。関西では珍しい「新しいウエディングスタイル」を体感することができる施設。

★9:07  DCM-5日ぶり反落 前期6%営業増益との観測 M&Aで店舗拡大 PB増加で採算改善
 DCMホールディングス<3050.T>が5日ぶり反落。18日付の日経新聞朝刊で、同社の17.2期連結営業利益は前の期比6%増の195億円程度だったようだと報じられた。
 従来予想(193億円)をやや上回るという。積極的な新規出店とM&A(合併・買収)で店舗網が拡大したほか、好採算のPB(自主企画)商品が増え、採算が改善したという。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。

★9:07  酉島製作所-東海東京が目標株価引き上げ 採算改善を見込む
 酉島製作所<6363.T>が続落。東海東京調査センターでは、採算改善を見込むとコメント。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を1260円→1400円と引き上げた。
 従来予想に比べ、採算の改善が進んでいると判断。16年4~12月期売上高は前年同期比5%減の257億円にとどまったが、経常損益は前年同期の11.2億円の赤字から8.0億円の黒字に浮上。東海東京では、今17.3期通期の売上高を前期比4%増の420億円と、会社計画の450億円に対して下ブレを見込むものの、経常利益は20.0億円と、会社計画の17.0億円に対し上ブレと予想。
 来18.3期売上高は前期比横ばいの420億円、経常利益は同40%増の28.0億円と予想。官公需の受注、売上高は高水準を持続し、外需の減少を見込むためで、採算改善が進む見通し。


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