日本製紙-反発 セルロースナノファイバーは20年メドに黒字化する見通しと報道
日本製紙<3863.T>が反発。3月21日付け化学工業日報で、同社が事業化を進めているセルロースナノファイバー(CNF)について、2020年までに年間売上高を数十億円に拡大し、黒字化する見通しを明らかにしたと伝えられた。
新たにペット関連や介護用品などの市場向けにCNFを用いた消臭シートを提案。添加すると塗膜強度が高まる点を売りに、水性塗料では年内の実用化にメドをつける。17年は東西でCNFの量産設備が立ち上がり、事業を推進するための体制が整う。実用範囲の広がりを目指し、競争力の真価が問われる局面に入ると報じられた。
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