前場コメント No.4 協和発酵キリン、任天堂、野村HD、アドバンテスト、JFEHDなど

2017/04/28(金) 11:30
★9:05  協和発酵キリン-MSMUFGが目標株価引き上げ 1Q決算はポジティブ
 協和発酵キリン<4151.T>が4日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、1Q決算はポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2050円→2070円と引き上げた。
 1Q実績はポジティブ。営業利益(OP)147億円はコンセンサス108億円、MSMUFG予想105億円を大きく上回る好決算にみえる。実態は、一過性のポジティブ要素(一時金&費用)が偶然集中したことによるもので、MSMUFGの中長期の考え方を変えるものではないとした。ポジティブ要素は、Benralizumab(IL5R)の日本申請一時金(推定30億円)、Benralizumabのアジア導出一時金$15m、Benralizumabの米国申請受理一時金(推定20億円)。また、R&Dが通期計画に22%と未消化スタートとなったことも利益にプラスとなった。バイオケミカルは想定線。

★9:05  任天堂-3日続落 今期営業益2.2倍見込むも市場予想より弱い
 任天堂<7974.T>が3日続落。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を650億円(前期比2.2倍)にすると発表した。市場予想は1055億円。
 Nintendo Switchについては、好調なスタートを切った「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」や「1-2-Switch」の話題を維持するほか、4月に「マリオカート8 デラックス」を、6月には「ARMS」をそれぞれ全世界で発売する。
 17.3期通期の営業利益は294億円(前の期比10.7%減)だった。

★9:05  野村HD-反発 前期最終益82%増 ホールセール部門の増収などで
 野村ホールディングス<8604.T>が反発。同社は27日に、17.3期通期の連結純利益は2396億円(前期比82.1%増)だったと発表した。
 欧米ビジネスを戦略的に見直した結果、ホールセール部門がコスト水準を下げながら収益を伸ばした。また、アセット・マネジメント部門は、ETF、私募投信や投資顧問ビジネスに資金が流入し、運用資産残高は過去最高となった。また、コストの抑制にも努めたことなども寄与した。
  併せて、従来未定としていた17.3期の期末配当予想を11円(前期は3円)に修正すると発表した。年間配当は20円(前期は13円)となる。また、上限1億株・800億円の自己株取得枠を設定すると発表した。上限1億株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.6%となる。

★9:05  野村HD-反発 上限1億株・800億円の自己株取得枠を設定
 野村ホールディングス<8604.T>が反発。同社は27日に、上限1億株・800億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 ストック・オプションの行使に伴い交付する株式への充当、資本効率の向上および機動的かつ柔軟な資本政策の実施を可能とするため。取得期間は2017年5月17日~2018年3月30日。上限1億株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.6%となる。

★9:05  アドバンテスト-売り気配 今期29%営業増益見込むも市場予想より弱い
 アドバンテスト<6857.T>が売り気配。同社は27日、18.3期通期の連結営業利益予想を180億円(前期比29.4%増)にすると発表した。市場予想は211億円。
 半導体試験装置市場でのシェアの伸張、半導体試験装置周辺事業の強化、コストの引き締めなどを通じた収益改善に取り組む。
 17.3期通期の営業利益は139億円(前の期比10.4%増)だった。

★9:06  JFEHD-大幅反発 前期営業益7%増 販売価格の改善などで 増配も発表
 JFEホールディングス<5411.T>が大幅反発。同社は27日に、17.3期通期の連結営業利益は967億円(前期比6.7%増)だったと発表した。通期の会社計画は800億円だったので着地は上振れた。
 主として鉄鋼事業において、海外市況を中心とした販売価格の改善やグループ会社の収益改善が寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想について20円→30円に修正すると発表した。年間配当も同額となる。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,079.70 +117.90
TOPIX 2,677.45 +14.30
グロース250 659.87 +9.75
NYダウ 37,753.31 -45.66
ナスダック総合 15,683.37 -181.88
ドル/円 154.36 -0.02
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ