前場コメント No.1 うるる、沖縄セルラー電話、東芝、HIS、タカラバイオなど

2017/05/30(火) 11:30
★9:00  うるる-買い気配 岩井コスモが新規「A」 「働き方改革」関連銘柄として注目
 うるる<3979.T>が買い気配。岩井コスモ証券では、「働き方改革」関連銘柄として注目。投資判断「A」、目標株価6500円として、新規カバレッジを開始した。
 他よりも情報が充実している同社独自の官公庁などの入札情報速報サービス「NJSS」を有料契約する企業の増加が続いており、今18.3期営業利益は前期比2.1倍の大幅増益を予想。成長余地の大きい「NJSS」サービス拡大に新たな独自サービスからの収益が加わることで、中期的に業績拡大が期待できる銘柄として注目するとした。また、少子高齢化や人手不足に対応する新しい働き方を提供するクラウドソーシングに強みを持つ同社は「働き方改革」としても注目されるとした。

★9:00  ゲオHD-買い気配 上限45万株・5億5000万円の自己株取得枠を設定
 ゲオホールディングス<2681.T>が買い気配。同社は29日、上限45万株・5億5000万円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月8日~7月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.93%。

★9:00  沖縄セルラー-野村が「Neutral」へ引き下げ 携帯音声収入減少の影響で下方修正
 沖縄セルラー電話<9436.T>が3日続落。野村証券では、携帯音声収入減少の影響で業績予想を下方修正。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を4150円→4030円と引き下げた。
 音声通話が多い沖縄においては、音声定額料金によるマイナス影響が従来予想よりも強く出ている。このため、今回、中期業績予想と目標株価を下方修正し、レーティングを引き下げ。ただし、100%子会社が営む割安料金のUQモバイルやFTTHの契約獲得は順調に推移しており、今後も営業利益は最高益を更新し、安定した利益成長が続くと見込まれる。また、配当も継続的な増配を前提としているとした。

★9:00  東芝-反落 産業革新機構が半導体売却巡り米WDと連携図る
 東芝<6502.T>が反落。30日付の日経新聞朝刊で、同社の半導体メモリー子会社・東芝メモリの売却先選定を巡り、カギを握る官民ファンドの産業革新機構が米ウエスタンデジタル(WD)との連携を視野に本格協議に入ると報じられた。
 国際機関への申し立てなど強硬姿勢をみせるWDを排除するのは困難なためで、早急に現実的な落としどころを探るという。株の取得割合などについてWDと経済産業省との溝があり、6月半ばごろまで際どい折衝が続きそうだとされる。

★9:01  HIS-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 今期の営業利益計画に未達リスクがある
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が小幅反落。岩井コスモ証券では、今期の営業利益計画に未達リスクがあると判断。投資判断を「A」→「B+」、目標株価を4000円→3200円と引き下げた。
 年末年始の不振や九州地域の観光需要回復が遅れたことなどにより、上期の営業利益は前年同期比27%減の62億円と減益で着地。第2四半期(2~4月)以降の業績は回復傾向にあると考えられ、同社が自社株買いを発表したことは株価のプラス材料になると考えられるが、同社の今期営業利益予想に対する未達リスクが浮上している点が短期的に株価の上値を抑える可能性があるとみて、投資判断をいったん引き下げるとした。

★9:01  タカラバイオ-買い気配 腫瘍溶解性ウイルスHF10の国内第2相臨床試験 第1例目へ投与開始
 タカラバイオ<4974.T>が買い気配。同社は29日に、悪性黒色腫を対象とした腫瘍溶解性ウイルスHF10の第2相臨床試験において、第1例目の被験者へHF10を投与したと発表した。
 同社は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性および安全性の確保などに関する法律」において再生医療等製品に適用される制度などを活用してHF10によるがん治療の早期承認を目指し、日本国内で2018年度に承認取得を目標に、引き続き臨床開発を推進するとしている。


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