前場コメント No.1　Ｅガーディアン、三菱地所、アイフル、土木管理総合試験所、イマジニアなど

★9:00　 Ｅガーディアン－買い気配　いちよしが「A」　新たな成長フェーズを迎える局面
　イー・ガーディアン<6050.T>が買い気配。いちよし経済研究所では、総合ネットセキュリティ企業として、新たな成長フェーズを迎える局面と判断。レーティング「A」、フェアバリュー3200円として、新規カバレッジを開始した。
　同社が掲示板投稿監視事業者から総合ネットセキュリティ企業へ進化する局面にあり、中期的に利益成長が継続するとの期待が高まったと判断。いちよしでは今17.9期通期を売上高50億円（前期比31％増）、営業利益7.5億円（同34％増）と予想、会社計画は保守的と考えるとした。下期（4～9月）も上期までのトレンドが続き、全サービス区分が好調に推移するとみられる。加えて、17年1月に子会社化したIoTデバイスのデバッグを手掛けるアイティエスの業績寄与もある。来18.9期以降もフリマアプリに代表される消費者間のネット取引の拡大や東京五輪・パラリンピック開催に向けたテロ対策などで監視需要は拡大すると予想。

★9:00　 三菱地所－小幅高　アジア・オーストラリアでの不動産ファンド運用へ　4年で2000億円規模
　三菱地所<8802.T>が小幅高。23日付の日経新聞朝刊で、同社が月内にもアジア・オーストラリア地域のオフィスビルや商業施設に投資する不動産ファンドの運用を始めると報じられた。
　日本の不動産大手がアジア向けファンドを設立するのは初めてだという。自己資金に加え年金など外部の投資家からも資金を集め、4年後に運用規模を2000億円に拡大するとされる。人口減で国内ビル需要の先細りが予想される中、成長が続くアジアの不動産市場に収益源を広げる考えのもよう。

★9:00　 アイフル－買い気配　ＳＭＢＣ日興が新規「1」　高い利益成長プレミアムが源泉に
　アイフル<8515.T>が買い気配。ＳＭＢＣ日興証券では、高い利益成長プレミアムが源泉になると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価455円として、新規カバレッジを開始した。
　投資評価「1」とする理由は以下4点。（1）19.3期ノーマルEPS20.40円に12カ月先目標PER22.2倍を乗じて算出した目標株価は455円、金融サービスセクター内で相対的に上値余地が大きい点、（2）顧客単価上昇で無担保ローン残高は22.3期まで年率+10～14％成長を予想、利息返還費用除く営業利益は18.3期以降年+17％強の高成長を続ける見通し。ブルシナリオFV（上記営業利益が年+26％成長）は665円で上値余地64％、ベアシナリオFV（同+6％強成長）は250円で下値余地38％となり、上値余地が相対的に大きい、（3）18.3期末の過払い引当金積み増し（ＳＭＢＣ日興予想230億円）で過払い対応にメドが立ち、今後1年間の過払い金動向しだいで将来的な繰延税金資産計上（数百億円台）や復配（単体利益剰余金プラス転換が必要）、第三者出資が意識され、プレミアムが付与されやすい点、（4）日銀金融政策により当面低金利環境が継続する結果、貸出金利回り15％弱が確保でき、資金調達コスト低下が期待できる消費者金融専業に有利な事業環境が想定される点。

★9:01　 土木管理総合試験所－買い気配　道路・軌道の路面下ビックデータ共有システム「ROAD-S」開発
　土木管理総合試験所<6171.T>が買い気配。同社は22日に、道路・軌道の路面下ビックデータ共有システム「ROAD-S（ロードス）」を開発したと発表した。
　このシステムは、ビックデータ化した地中情報を、維持管理の「計画」「調査」「設計」「工事」に関わる、あらゆるユーザーならびにプロセスで利用でき、基礎データとして活用することでライフサイクルコストの最小化に配慮したマネジメントが期待できるシステムという。
今後は、現在、並行開発中の新型地中レーダ探査装置の実用化を進めるとともに、熟練技術を要しない特徴を活かして、各自治体の保有する公務車両などによる計測ならびにクラウドサービス化を目指すとしている。

★9:01　 イマジニア－買い気配　「Nintendo Switch」への参入を決定
　イマジニア<4644.T>が買い気配。同社は22日に、ゲーム事業の領域を拡大する好機と捉え、「Nintendo Switch」への参入を決定したと発表した。「Nintendo Switch」参入タイトルの第1弾については来期以降の販売を目指し、開発を進めるとしている。