前場コメント No.12 ＩＤＥＣ、三菱重工業、ビジョン、日本ゼオン、オリックスなど
★10:28 ＩＤＥＣ－4日続伸 ナノバブル測定研究開発支援サービスを提供へ
ＩＤＥＣ<6652.T>が4日続伸。23日付の日経産業新聞で、同社が「ナノバブル」と呼ばれる。水中に混ざった微細な気泡の大きさや密度を測定する研究開発支援サービスを7月から始めると報じられた。
ナノバブルを液体中に混ぜる技術は魚の鮮度維持や飲料開発などへの応用が見込まれているという。同技術は国際標準化機構（ISO）で規格化が審議されており、同技術の普及を目指す民間団体と共同で、日本発の規格作りにつなげる考えとしている。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
ＩＤＥＣ<6652.T>が4日続伸。23日付の日経産業新聞で、同社が「ナノバブル」と呼ばれる。水中に混ざった微細な気泡の大きさや密度を測定する研究開発支援サービスを7月から始めると報じられた。
ナノバブルを液体中に混ぜる技術は魚の鮮度維持や飲料開発などへの応用が見込まれているという。同技術は国際標準化機構（ISO）で規格化が審議されており、同技術の普及を目指す民間団体と共同で、日本発の規格作りにつなげる考えとしている。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
★10:36 三菱重工業－反発 米Ｐ＆Ｗと次世代航空機用エンジンを共同開発へ
三菱重工業<7011.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、米プラット・アンド・ホイットニー（Ｐ＆Ｗ）と、同社など日本の重工3社が次世代航空機用エンジンの共同開発で合意したと報じられた。
総額1000億円超の開発費を投じ、2030年代に商用化する小型機に搭載するという。航空機開発では中国の存在感が増しており、日米各社は連合を組み、心臓部であるエンジン開発で主導権を死守する考えのもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
三菱重工業<7011.T>が反発。23日付の日経新聞朝刊で、米プラット・アンド・ホイットニー（Ｐ＆Ｗ）と、同社など日本の重工3社が次世代航空機用エンジンの共同開発で合意したと報じられた。
総額1000億円超の開発費を投じ、2030年代に商用化する小型機に搭載するという。航空機開発では中国の存在感が増しており、日米各社は連合を組み、心臓部であるエンジン開発で主導権を死守する考えのもよう。今後の業績拡大への期待から、買いが入っている。
★10:41 ビジョン－反落 「グローバルWiFi」エリアにサンマリノとマデイラ諸島を追加
ビジョン<9416.T>が5日ぶり反落。同社は6月23日10時に、高速通信規格4G-LTE提供エリアに、サンマリノ、ポルトガル領マデイラ諸島を追加したと発表した。これにより、「グローバルWiFi」の4G-LTEによる提供エリアは、合計64の国と地域に拡大、業界最多クラスになるとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
ビジョン<9416.T>が5日ぶり反落。同社は6月23日10時に、高速通信規格4G-LTE提供エリアに、サンマリノ、ポルトガル領マデイラ諸島を追加したと発表した。これにより、「グローバルWiFi」の4G-LTEによる提供エリアは、合計64の国と地域に拡大、業界最多クラスになるとした。しかし、株価への影響は限定的のもよう。
★10:46 インベスターズクラウド－反発 IoTデバイス「TATERU Phone」に多言語音声翻訳機能追加へ
インベスターズクラウド<1435.T>が反発。同社は22日に、子会社であるｉＶａｃａｔｉｏｎが、総務省所管の情報通信研究機構および総務省と協力し、旅行者向けIoTデバイス「TATERU Phone」に音声翻訳機能を追加・実証実験を行うと発表した。
ｉＶａｃａｔｉｏｎでは、福岡市の「みのしま商店街」と協力し訪日外国人旅行者の商店街への来店促進を目的に「FUKUOKA OMOTENASHI Phone by TATERU Phone」を活用した実証実験を行っている。「TATERU Phone」への多言語音声翻訳機能の初回導入として、実証実験で活用している「FUKUOKA OMOTENASHI Phone by TATERU Phone」に機能を導入するとしている。
インベスターズクラウド<1435.T>が反発。同社は22日に、子会社であるｉＶａｃａｔｉｏｎが、総務省所管の情報通信研究機構および総務省と協力し、旅行者向けIoTデバイス「TATERU Phone」に音声翻訳機能を追加・実証実験を行うと発表した。
ｉＶａｃａｔｉｏｎでは、福岡市の「みのしま商店街」と協力し訪日外国人旅行者の商店街への来店促進を目的に「FUKUOKA OMOTENASHI Phone by TATERU Phone」を活用した実証実験を行っている。「TATERU Phone」への多言語音声翻訳機能の初回導入として、実証実験で活用している「FUKUOKA OMOTENASHI Phone by TATERU Phone」に機能を導入するとしている。
★10:49 日本ゼオン－ジェフリーズが目標株価引き下げ 基本的な見方に変更はない
日本ゼオン<4205.T>が5日続伸。ジェフリーズ証券では、基本的な見方に変更はないとし、投資判断「BUY」を継続した。業績予想を修正し、目標株価は1620円→1570円と引き下げた。
新規の供給能力追加はほとんどない一方で、需要は年間5％程度増加するとみられることから、合成ゴムの需給は近いうちに改善を始めると想定。グローバルでのガソリン消費の増加率が上昇しており、このことは買い換えタイヤの需要を増加させるとみられる。結果としてゼオンは、SSBRの工場の高い稼働率の恩恵を受けるとみられるとした。
ブタジエンのスポット価格は、この3カ月間に50％以上下落した。これは行き過ぎであり、スポット価格はじきに回復する見込み。現在のブタジエンのスポット価格は2016年後半に急騰した以前の2016年6～8月よりも低い。しかし、需要は過去10～12カ月に供給よりも高い割合で増加しており、現在の基本的なブタジエンの需給の方が、2016年6～8月より良いと考えるとした。
日本ゼオン<4205.T>が5日続伸。ジェフリーズ証券では、基本的な見方に変更はないとし、投資判断「BUY」を継続した。業績予想を修正し、目標株価は1620円→1570円と引き下げた。
新規の供給能力追加はほとんどない一方で、需要は年間5％程度増加するとみられることから、合成ゴムの需給は近いうちに改善を始めると想定。グローバルでのガソリン消費の増加率が上昇しており、このことは買い換えタイヤの需要を増加させるとみられる。結果としてゼオンは、SSBRの工場の高い稼働率の恩恵を受けるとみられるとした。
ブタジエンのスポット価格は、この3カ月間に50％以上下落した。これは行き過ぎであり、スポット価格はじきに回復する見込み。現在のブタジエンのスポット価格は2016年後半に急騰した以前の2016年6～8月よりも低い。しかし、需要は過去10～12カ月に供給よりも高い割合で増加しており、現在の基本的なブタジエンの需給の方が、2016年6～8月より良いと考えるとした。
★10:50 オリックス－反発 ドローンと3Dデータ処理システムセットのレンタルサービス開始
オリックス<8591.T>が反発。23日付の日経産業新聞で、同社傘下で、産業機器レンタルのオリックス・レンテック（品川区）が航空測量大手の国際航業（千代田区）と組んで、ドローンと3次元（3D）データ処理システムを一括して使えるレンタルサービスを開始すると報じられた。
人手不足に悩む中小の建設会社向けに、現場の様子を早く、正確に把握できるサービスとして提供するという。ドローン世界最大手の中国ＤＪＩの機体を提供するとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
オリックス<8591.T>が反発。23日付の日経産業新聞で、同社傘下で、産業機器レンタルのオリックス・レンテック（品川区）が航空測量大手の国際航業（千代田区）と組んで、ドローンと3次元（3D）データ処理システムを一括して使えるレンタルサービスを開始すると報じられた。
人手不足に悩む中小の建設会社向けに、現場の様子を早く、正確に把握できるサービスとして提供するという。ドローン世界最大手の中国ＤＪＩの機体を提供するとされる。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。
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