後場コメント No.1 日立化成、オプティム、博報堂DY、トーヨーアサノ、シンフォニアなど

2017/06/29(木) 15:01
★12:30  日立化成-野村が目標株価引き上げ 半導体関連と負極材の好調が持続
 日立化成<4217.T>が変わらずを挟んで3日続伸。野村証券では、半導体関連と負極材の好調が持続していると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は3240円→3440円と引き上げた。
 野村のコア営業利益予想を若干増額。NANDフラッシュ向けでダイボンディング材、3D NAND向けCMPスラリー、大手EV向け負極材等の販売好調が続くと見ているとしたが、株価も過去1年で35%程度TOPIXをアウトパフォームしており、ある程度好調は織り込まれていると判断。今18.3期のコア営業利益については、軽自動車を中心とする国内自動車生産の拡大や前17.3期にあった配線板や成形品での生産トラブルが解消すると見られることから、先端部品・システムが前期比で大幅に改善する見込み。

★12:31  オプティム-3日ぶり反発 MDM・PC管理サービス「Optimal Biz」をメジャーバージョンアップ
 オプティム<3694.T>が3日ぶり反発。同社は29日、MDM・PC管理サービス「Optimal Biz」を6月30日に9.0.0にメジャーバージョンアップすると発表した。
 同バージョンアップでは、Microsoft Office 365およびG SuiteをMDM管理端末からのみ利用を許可する「アクセス制御」機能を搭載するという。これにより、MDMサービスと別にアクセス制限ソリューションを導入することが不要となり、手軽にシャドーIT対策が実現できるとした。

★12:33  博報堂DY-3日ぶり反発 IoTでオフィスの階段利用を促進する新技術開発に着手
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が3日ぶり反発。同社は29日に、傘下の博報堂と竹中工務店(東京都江東区)が、オフィスワーカーの生活習慣病予防に向けた運動不足解消の取り組みとして、オフィス内の階段利用を促進させる技術の開発に着手したと発表した。
 この技術は、階段に設置されたIoTセンサーと個人が持っているタグが連動して、個人の利用履歴に応じて毎回変化する映像を階段を昇っているタイミングに合わせて投影することで、日常的に繰り返される階段を昇る行動のモチベーションを高めることを狙うとしている。

★12:33  トーヨーアサノ-小高い 第三者割当で自己株式処分 高周波熱錬に159円で30万株割り当て
 トーヨーアサノ<5271.T>が小高い。同社は28日、高周波熱錬<5976.T>を割当先とする第三者割当で、自己株式処分を行うと発表した。
 同社の主要取引先である高周波熱錬と製品の安全性向上を図る資材の開発を進めることを目的とした取引関係強化が相互にとって重要であると判断し、自己株式処分を行うこととした。同社は高周波熱錬に自己株式(発行価額159円、発行株式数30万株、総額4770万円)を割り当てる。高周波熱錬の持ち株比率は2.79%となる。

★12:34  シンフォニア-ジェフリーズが新規「BUY」 FA関連でまだ比較的割安 流動性もある銘柄
 シンフォニアテクノロジー<6507.T>が大幅反発。ジェフリーズ証券では、FA関連でまだ比較的割安であり、流動性もある銘柄と注目。投資判断「BUY」、目標株価600円として、新規カバレッジを開始した。営業利益は今後約20%/年伸びる見込みとしている。

★12:41  日立製作所-反発 「IT運用最適化サービス」を提供開始
 日立製作所<6501.T>が反発。同社は29日、企業のIT部門向けに、ITサービス運用の継続的な改善を支援する「IT運用最適化サービス」を販売開始すると発表した。
 同サービスは、ITサービスマネジメントとシステム運用の両面からITサービス運用の課題を発見し、解決策を提案、それを実現するシステム環境を提供するという継続的なサイクルを実施するもの。同サービスにより、企業のIT部門はビジネス環境の変化などに応じた業務プロセスやシステム運用の効果的かつ継続的な改善が実現でき、ITサービス運用の全体最適化とともに、企業経営に貢献する組織への変革も可能になるとした。今後の収益の伸びが期待され、買いが入っている。


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