前場コメント No.11 SUMCO、昭和電工、信越化学、オルトプラス、阪急阪神など
★10:08 SUMCO-SMBC日興が目標株価引き下げ 利益予想減額も基本的な見方は不変
SUMCO<3436.T>が5日ぶり反落。SMBC日興証券では、能力増強発表踏まえて利益予想減額も、基本的な見方は不変として、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2260円→2020円と引き下げた。
300ミリウエハー設備11万枚/月の増強発表を受け、需給緩和懸念から株価は軟調に推移している。しかし、半導体市場の着実な成長、微細化やNANDフラッシュの2Dから3Dへのシフトなど、最先端品を中心とした旺盛な需要を裏付けに、300ミリのタイトな需給バランスは当面維持可能と予想。今17.12期・来18.12期は300ミリの価格是正、19.12期は長期契約に基づく数量増・値上げにより大幅増益の基調が続くとの基本的な見方に変更はないとした。株価が弱含みで推移する現局面こそが投資機会ととらえ、セクター内のトップピックの位置づけを強調。
SUMCO<3436.T>が5日ぶり反落。SMBC日興証券では、能力増強発表踏まえて利益予想減額も、基本的な見方は不変として、投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は2260円→2020円と引き下げた。
300ミリウエハー設備11万枚/月の増強発表を受け、需給緩和懸念から株価は軟調に推移している。しかし、半導体市場の着実な成長、微細化やNANDフラッシュの2Dから3Dへのシフトなど、最先端品を中心とした旺盛な需要を裏付けに、300ミリのタイトな需給バランスは当面維持可能と予想。今17.12期・来18.12期は300ミリの価格是正、19.12期は長期契約に基づく数量増・値上げにより大幅増益の基調が続くとの基本的な見方に変更はないとした。株価が弱含みで推移する現局面こそが投資機会ととらえ、セクター内のトップピックの位置づけを強調。
★10:14 昭和電工-SMBC日興が目標株価引き上げ 18.12期「純利益400億円」が株価上昇の条件
昭和電工<4004.T>が反落。SMBC日興証券では、来18.12期「純利益400億円」が一段の株価上昇の必要条件とし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は2510円→2940円と引き上げた。
今17.12期以降の業績予想と目標株価を見直し。黒鉛電極の値上げ・マージン拡大への期待を反映し、株価パフォーマンスは良好だが、3000円以上の株価水準(≒時価総額4500億円以上)を正当化するには、来18.12期純利益400億円を視野にとらえる必要があるとした。黒鉛電極の値上げにより石油化学の落ち込みを補うことと、構造改革の一巡(≒特別損失縮小)が必要条件となるが、ハードルはやや高いと想定。
昭和電工<4004.T>が反落。SMBC日興証券では、来18.12期「純利益400億円」が一段の株価上昇の必要条件とし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は2510円→2940円と引き上げた。
今17.12期以降の業績予想と目標株価を見直し。黒鉛電極の値上げ・マージン拡大への期待を反映し、株価パフォーマンスは良好だが、3000円以上の株価水準(≒時価総額4500億円以上)を正当化するには、来18.12期純利益400億円を視野にとらえる必要があるとした。黒鉛電極の値上げにより石油化学の落ち込みを補うことと、構造改革の一巡(≒特別損失縮小)が必要条件となるが、ハードルはやや高いと想定。
★10:19 信越化学-SMBC日興が目標株価引き上げ 好調な滑り出しを踏まえて予想を増額
信越化学工業<4063.T>が続落。SMBC日興証券では、好調な滑り出しを踏まえて業績予想を増額。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は12000円→12100円と引き上げた。
今18.3期1Q実績を踏まえると、300ミリ・200ミリウエハーと、米国塩ビ樹脂(PVC)の値上げをけん引役に、今18.3期の経常最高益更新(これまでは08.3期3000億円)の確度が高まったと判断。セクター内のトップピックの位置づけに変更はないとした。
300ミリに関して、SUMCOが先んじる形で11万枚/月の能力増強を公表したが、実際には、同社はSUMCOより3~6カ月程度早い19.3期下期に10万枚/月、さらには20.3期下期にもう10万枚/月の能力増強を、長期契約に基づき実施すると予想。
信越化学工業<4063.T>が続落。SMBC日興証券では、好調な滑り出しを踏まえて業績予想を増額。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は12000円→12100円と引き上げた。
今18.3期1Q実績を踏まえると、300ミリ・200ミリウエハーと、米国塩ビ樹脂(PVC)の値上げをけん引役に、今18.3期の経常最高益更新(これまでは08.3期3000億円)の確度が高まったと判断。セクター内のトップピックの位置づけに変更はないとした。
300ミリに関して、SUMCOが先んじる形で11万枚/月の能力増強を公表したが、実際には、同社はSUMCOより3~6カ月程度早い19.3期下期に10万枚/月、さらには20.3期下期にもう10万枚/月の能力増強を、長期契約に基づき実施すると予想。
★10:23 オルトプラス-小高い 宇宙魚捕獲アクションゲーム「ソラウミ」TVCM放送開始
オルトプラス<3672.T>が小高い。18日に、同社が運営業務を担当するスマホ向けゲーム「ソラとウミのアイダ(以下、ソラウミ)」について、パブリッシャー(配信元)を務めるソニー<6758.T>子会社のフォワードワークス(東京都港区)は広島地区にてTVCMの放送を開始すると発表した。
「ソラウミ」は、広島県尾道市を舞台にした、宇宙漁師を目指す6人の少女たちが、漁を守護する神々たちと獲物であるモンスターを釣り上げる、宇宙魚捕獲アクションゲームという。なお、2017年10月上旬配信予定となっている。
オルトプラス<3672.T>が小高い。18日に、同社が運営業務を担当するスマホ向けゲーム「ソラとウミのアイダ(以下、ソラウミ)」について、パブリッシャー(配信元)を務めるソニー<6758.T>子会社のフォワードワークス(東京都港区)は広島地区にてTVCMの放送を開始すると発表した。
「ソラウミ」は、広島県尾道市を舞台にした、宇宙漁師を目指す6人の少女たちが、漁を守護する神々たちと獲物であるモンスターを釣り上げる、宇宙魚捕獲アクションゲームという。なお、2017年10月上旬配信予定となっている。
★10:23 阪急阪神-みずほが目標株価引き上げ 株式価値向上に資する成長投資を続けられるか
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が小幅続落。みずほ証券では、梅田エリアを中心に、株式価値向上に資する成長投資を続けられるか注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を4500円→5000円と引き上げた。
1Q決算および個別取材を踏まえ、みずほ予想を上方修正。鉄道旅客が堅調に推移していることに加え、今18.3期は旅行事業や国際輸送事業の回復が営業増益に寄与すると予想。来19.3期も彩都の土地売却などにより増益と予想。
同社は16.3期~来19.3期中期経営計画において、成長投資を約400億円/年と見込んでいるが、今後10年間(17.3期~26.3期)の成長投資は約400億円/年に対して2倍近い水準を想定している。みずほでは、現時点で開示されている主なプロジェクトに加え、株式価値向上に資する成長投資を続けられるかがカタリストと考えるとした。
阪急阪神ホールディングス<9042.T>が小幅続落。みずほ証券では、梅田エリアを中心に、株式価値向上に資する成長投資を続けられるか注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を4500円→5000円と引き上げた。
1Q決算および個別取材を踏まえ、みずほ予想を上方修正。鉄道旅客が堅調に推移していることに加え、今18.3期は旅行事業や国際輸送事業の回復が営業増益に寄与すると予想。来19.3期も彩都の土地売却などにより増益と予想。
同社は16.3期~来19.3期中期経営計画において、成長投資を約400億円/年と見込んでいるが、今後10年間(17.3期~26.3期)の成長投資は約400億円/年に対して2倍近い水準を想定している。みずほでは、現時点で開示されている主なプロジェクトに加え、株式価値向上に資する成長投資を続けられるかがカタリストと考えるとした。
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