後場コメント No.3 ＮＴＴ、三菱マテリアル、富士電機、エディア、富士通など
★13:01 ＮＴＴ－大和が目標株価引き上げ 「実は手堅い内容だった」
ＮＴＴ<9432.T>が反発。大和証券では、「実は手堅い内容だった」とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5950円→6340円と引き上げた。
地域通信安定への期待感から、DCF長期前提を修正。営業利益の大和予想は維持。1Q営業利益は前期比1％増の4916億円。ただし、会計変更収支の差し引きで前年同期比90億円の増益要因となっており、同影響を補正した連結オーガニック営業増益率は-1％、ドコモを除く部分では同横ばいと推測。今期の固定通信部分の後年度負担軽減策は下期に多く計上される見込み。1Qの固定通信主要3社合計の営業利益は4％のオーガニック増益、前年同期土地売却まで補正すると同18％増益と好調であったと大和では推測。ＮＴＴ東西合計営業利益は費用削減が好調で前年同期比22％成長の1251億円、ＮＴＴコムは同22％成長の314億円、ＮＴＴドコモは同7％低下の2783億円（オーガニックは2％低下）。海外はディメンションデータ(DD)に回復感がある一方、コムは売上好調だが設備投資も実行するもようとした。
ＮＴＴ<9432.T>が反発。大和証券では、「実は手堅い内容だった」とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は5950円→6340円と引き上げた。
地域通信安定への期待感から、DCF長期前提を修正。営業利益の大和予想は維持。1Q営業利益は前期比1％増の4916億円。ただし、会計変更収支の差し引きで前年同期比90億円の増益要因となっており、同影響を補正した連結オーガニック営業増益率は-1％、ドコモを除く部分では同横ばいと推測。今期の固定通信部分の後年度負担軽減策は下期に多く計上される見込み。1Qの固定通信主要3社合計の営業利益は4％のオーガニック増益、前年同期土地売却まで補正すると同18％増益と好調であったと大和では推測。ＮＴＴ東西合計営業利益は費用削減が好調で前年同期比22％成長の1251億円、ＮＴＴコムは同22％成長の314億円、ＮＴＴドコモは同7％低下の2783億円（オーガニックは2％低下）。海外はディメンションデータ(DD)に回復感がある一方、コムは売上好調だが設備投資も実行するもようとした。
★13:08 三菱マテリアル－大和が目標株価引き上げ 業績改善に伴う株主還元の拡充に期待
三菱マテリアル<5711.T>が反発。大和証券では、業績改善に伴う株主還元の拡充に期待。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は3280円→3990円と引き上げた。
17年度大和予想は、北米セメント事業、銅加工事業、電子材料事業における需要好調を織り込み、経常利益で795億円（従来653億円）へ上方修正。業績拡大ペースと会社側の株主還元方針を勘案すれば、18年度において一時的な増配または自己株式取得が実施される可能性が生まれてきたと言えるとした。
三菱マテリアル<5711.T>が反発。大和証券では、業績改善に伴う株主還元の拡充に期待。投資判断「3（中立）」を継続も、目標株価は3280円→3990円と引き上げた。
17年度大和予想は、北米セメント事業、銅加工事業、電子材料事業における需要好調を織り込み、経常利益で795億円（従来653億円）へ上方修正。業績拡大ペースと会社側の株主還元方針を勘案すれば、18年度において一時的な増配または自己株式取得が実施される可能性が生まれてきたと言えるとした。
★13:16 富士電機－水戸が「A」へ引き上げ 今期会社計画の上振れを予想
富士電機<6504.T>が4日ぶり反発。水戸証券では、今18.3期会社計画の上振れを予想するとし、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。目標株価は800円→740円と引き下げた。
今18.3期会社計画は売上高8500億円（+1％）、営業利益480億円（+7％）で据え置かれたが、上期計画は需要増および原価低減などの推進により、売上高3700億円（前回計画比+11億円）、営業利益70億円（同+9億円）へ上方修正された。通期計画は据え置かれたが、セグメント別の通期見通しはエネルギーソリューションとインダストソリューション、電子デバイスが上方修正され、発電と食品流通が下方修正された。水戸では会社見通しは保守的と考るとして、売上高8600億円（会社計画比+100億円）、営業利益495億円（同+15億円）の計画上振れを予想。
富士電機<6504.T>が4日ぶり反発。水戸証券では、今18.3期会社計画の上振れを予想するとし、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。目標株価は800円→740円と引き下げた。
今18.3期会社計画は売上高8500億円（+1％）、営業利益480億円（+7％）で据え置かれたが、上期計画は需要増および原価低減などの推進により、売上高3700億円（前回計画比+11億円）、営業利益70億円（同+9億円）へ上方修正された。通期計画は据え置かれたが、セグメント別の通期見通しはエネルギーソリューションとインダストソリューション、電子デバイスが上方修正され、発電と食品流通が下方修正された。水戸では会社見通しは保守的と考るとして、売上高8600億円（会社計画比+100億円）、営業利益495億円（同+15億円）の計画上振れを予想。
★13:17 エディア－後場急騰 新作スマホアプリ「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」配信決定
エディア<3935.T>が後場急騰。同社は21日に、自社の持つ位置情報技術やゲーム開発・運営ノウハウと、エンバウンド（東京都渋谷区）がプロデュースする地域共生・活性クロスメディアプロジェクト「温泉むすめ」のキャラクターを融合させたスマホゲームアプリ「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」を開発・配信すると発表した。
「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」は、「温泉むすめ」のキャラクターとエディアの位置情報技術やゲーム開発・運営ノウハウを融合させることで、ユーザーのおでかけ・移動を促進し、地域共生・活性に貢献するスマホゲームアプリとなっているという。なお、リリースは2018年予定となっている。
エディア<3935.T>が後場急騰。同社は21日に、自社の持つ位置情報技術やゲーム開発・運営ノウハウと、エンバウンド（東京都渋谷区）がプロデュースする地域共生・活性クロスメディアプロジェクト「温泉むすめ」のキャラクターを融合させたスマホゲームアプリ「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」を開発・配信すると発表した。
「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」は、「温泉むすめ」のキャラクターとエディアの位置情報技術やゲーム開発・運営ノウハウを融合させることで、ユーザーのおでかけ・移動を促進し、地域共生・活性に貢献するスマホゲームアプリとなっているという。なお、リリースは2018年予定となっている。
★13:21 富士通－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 1Q実績からもビジネスモデル変革効果が不透明
富士通<6702.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、1Q実績からもビジネスモデル変革効果が不透明と判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は900円→810円と引き下げた。
投資評価「2」継続の理由は、今18.3期は前17.3期中に実施した欧州における3000名強の人員削減をはじめとした構造改革費用一巡などもあり、大幅営業増益を想定も、現時点でビジネスモデル変革施策の効果が顕在化しているとは言い難い状況であり、産エレセクター内での優位性が見出し難いと判断するため。SIビジネスにおいて世界首位のＩＢＭは、クラウドコンピューティング拡大に伴うマイナス影響などで、21四半期連続で減収（2017年4～6月期決算も前年比減収）を余儀なくされてきた。国内SIビジネスの雄である同社も、過去10年以上にわたり売上高・営業利益とも一進一退の状況が継続しており、今回の改革で成長軌道に乗れるか否かは依然として不透明との見方を維持するとした。
富士通<6702.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、1Q実績からもビジネスモデル変革効果が不透明と判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は900円→810円と引き下げた。
投資評価「2」継続の理由は、今18.3期は前17.3期中に実施した欧州における3000名強の人員削減をはじめとした構造改革費用一巡などもあり、大幅営業増益を想定も、現時点でビジネスモデル変革施策の効果が顕在化しているとは言い難い状況であり、産エレセクター内での優位性が見出し難いと判断するため。SIビジネスにおいて世界首位のＩＢＭは、クラウドコンピューティング拡大に伴うマイナス影響などで、21四半期連続で減収（2017年4～6月期決算も前年比減収）を余儀なくされてきた。国内SIビジネスの雄である同社も、過去10年以上にわたり売上高・営業利益とも一進一退の状況が継続しており、今回の改革で成長軌道に乗れるか否かは依然として不透明との見方を維持するとした。
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