後場コメント No.5 日本ペイント、東レ、神戸製鋼所、グノシー、スタンレー電気など
★13:21 日本ペイント-3日続伸 引き続き原料高がマージン悪化要因になりそう 「中立」継続
日本ペイントホールディングス<4612.T>が3日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、引き続き原料高がマージン悪化要因になりそうとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は3200円→3500円と引き上げた。
18年度以降の人民元レートを若干円安方向に見直した(16.5→16.8円/元)ことなどを主因に、今17.12期~19.12期営業利益予想を0%/1%/1%増額修正。ただし、今期営業利益は776億円と会社計画810億円には届かないと予想。
中国を中心とするアジアセグメントにおいて、2Qに引き続き下期以降も原料高がマージン圧縮要因となるとの見方は不変。原材料である酸化チタンの主要サプライヤーである石原産業は、四半期ごとにアジア向け酸化チタンの価格を値上げしており、原料高トレンドが短期的に止む気配はないとした。
日本ペイントホールディングス<4612.T>が3日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、引き続き原料高がマージン悪化要因になりそうとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は3200円→3500円と引き上げた。
18年度以降の人民元レートを若干円安方向に見直した(16.5→16.8円/元)ことなどを主因に、今17.12期~19.12期営業利益予想を0%/1%/1%増額修正。ただし、今期営業利益は776億円と会社計画810億円には届かないと予想。
中国を中心とするアジアセグメントにおいて、2Qに引き続き下期以降も原料高がマージン圧縮要因となるとの見方は不変。原材料である酸化チタンの主要サプライヤーである石原産業は、四半期ごとにアジア向け酸化チタンの価格を値上げしており、原料高トレンドが短期的に止む気配はないとした。
★13:25 東レ-反発 18.3期~20.3期営業利益予想を1%増額修正 「中立」継続
東レ<3402.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、米ボーイングによる787の月産機数の増産(2019年初頭より12→14機)、足元の為替や市況を織り込み、今18.3期~20.3期営業利益予想を1%増額修正。投資判断「中立」を継続、目標株価は950円→1030円と引き上げた。
炭素繊維複合材料やLiBセパレータなど、今後成長が期待できる製品を多く持つことは事実だが、直近の株価上昇により、期待値は高くなっている。サウスカロライナ州での炭素繊維の生産設備新設や、韓国におけるLiBセパレータ設備の相次ぐ増強による償却負担(各々10年定額/8年定額)を考えると、立ち上げ初年度となる来期にこれら2つの事業だけで、大幅な増益となるとは考えにくいとした。
東レ<3402.T>が反発。ゴールドマン・サックス証券では、米ボーイングによる787の月産機数の増産(2019年初頭より12→14機)、足元の為替や市況を織り込み、今18.3期~20.3期営業利益予想を1%増額修正。投資判断「中立」を継続、目標株価は950円→1030円と引き上げた。
炭素繊維複合材料やLiBセパレータなど、今後成長が期待できる製品を多く持つことは事実だが、直近の株価上昇により、期待値は高くなっている。サウスカロライナ州での炭素繊維の生産設備新設や、韓国におけるLiBセパレータ設備の相次ぐ増強による償却負担(各々10年定額/8年定額)を考えると、立ち上げ初年度となる来期にこれら2つの事業だけで、大幅な増益となるとは考えにくいとした。
★13:37 神戸製鋼所-後場マイナス転換 アルミ・銅事業で社内調査後も不正継続
神戸製鋼所<5406.T>が後場マイナス転換。同社の製造するアルミ・銅製部材のデータ改ざん問題を巡り、8月の社内調査で事実が発覚した後もアルミ・銅事業の一部で不正が継続していたことが20日、分かったと、日経電子版で20日13時30分に伝えられた。
記事によれば、8日に梅原尚人副社長が会見して問題を公表したが、不正な製品の出荷がその後も継続されていた可能性もあるという。なお、同社はきょう午後にも記者会見でこうした経緯について公表する見通し。
神戸製鋼所<5406.T>が後場マイナス転換。同社の製造するアルミ・銅製部材のデータ改ざん問題を巡り、8月の社内調査で事実が発覚した後もアルミ・銅事業の一部で不正が継続していたことが20日、分かったと、日経電子版で20日13時30分に伝えられた。
記事によれば、8日に梅原尚人副社長が会見して問題を公表したが、不正な製品の出荷がその後も継続されていた可能性もあるという。なお、同社はきょう午後にも記者会見でこうした経緯について公表する見通し。
★13:41 トランスコスモス-4日続落 スウェーデンVAIMOに追加出資
トランスコスモス<9715.T>が4日続落。同社は19日、オムニチャネルソリューションプロバイダーのVAIMO(スウェーデン)に追加出資したと発表した。
トランスコスモスはVAIMOのコマース力を生かし、欧州市場向けグローバルEC(電子商取引)ワンストップサービスを強化する。2008年に創業されたVAIMOはトランスコスモスの戦略パートナーであり、B2B・B2Cマーチャント、ブランド企業、製造業者向けにコマースソリューションを提供している。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
トランスコスモス<9715.T>が4日続落。同社は19日、オムニチャネルソリューションプロバイダーのVAIMO(スウェーデン)に追加出資したと発表した。
トランスコスモスはVAIMOのコマース力を生かし、欧州市場向けグローバルEC(電子商取引)ワンストップサービスを強化する。2008年に創業されたVAIMOはトランスコスモスの戦略パートナーであり、B2B・B2Cマーチャント、ブランド企業、製造業者向けにコマースソリューションを提供している。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★13:43 グノシー-反発 いちよしでは「データとアルゴリズムが強み」と注目
Gunosy<6047.T>が6日ぶり反発。いちよし経済研究所では「データとアルゴリズムが強み~この点は新規事業の収益貢献が進めば明確になろう」とするレポートを公表している。レーティング「A」、フェアバリュー4000円を継続。
同社はインターネットメディア企業としてデータとアルゴリズムを強みにしており、この部分が他のニュースサイトに対する優位性と思われる。今後は新規事業の収益貢献が進めば、この点が明確になると見込み。いちよしでは、女性向けファッション・グルメ関連キュレーションサイトのLUCRA(ルクラ)に期待しているとした。
Gunosy<6047.T>が6日ぶり反発。いちよし経済研究所では「データとアルゴリズムが強み~この点は新規事業の収益貢献が進めば明確になろう」とするレポートを公表している。レーティング「A」、フェアバリュー4000円を継続。
同社はインターネットメディア企業としてデータとアルゴリズムを強みにしており、この部分が他のニュースサイトに対する優位性と思われる。今後は新規事業の収益貢献が進めば、この点が明確になると見込み。いちよしでは、女性向けファッション・グルメ関連キュレーションサイトのLUCRA(ルクラ)に期待しているとした。
★13:51 スタンレー電気-ドイツ証が新規「Buy」 ヘッドランプのLED採用比利湯拡大がドライバー
スタンレー電気<6923.T>が続伸。ドイツ証券では、ヘッドランプのLED採用比利湯拡大が成長ドライバーと注目。レーティング「Buy」、目標株価4700円として、新規カバレッジを開始した。
主力製品は自動車ヘッドランプ。従来のハロゲンヘッドランプよりも高単価のLEDヘッドランプの採用比率拡大が、同社の売り上げ成長を促している。長期的にみても、EV化の進展により、バッテリー負担の小さいLEDヘッドランプの普及がますます進むと考えられるとした。
スタンレー電気<6923.T>が続伸。ドイツ証券では、ヘッドランプのLED採用比利湯拡大が成長ドライバーと注目。レーティング「Buy」、目標株価4700円として、新規カバレッジを開始した。
主力製品は自動車ヘッドランプ。従来のハロゲンヘッドランプよりも高単価のLEDヘッドランプの採用比率拡大が、同社の売り上げ成長を促している。長期的にみても、EV化の進展により、バッテリー負担の小さいLEDヘッドランプの普及がますます進むと考えられるとした。
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