後場コメント No.1 資生堂、ＳＵＢＡＲＵ、スクウェアエニックス、日立、日本触媒など
★12:30 資生堂－野村が目標株価引き上げ 日本・中国・アジアの好調が継続
資生堂<4911.T>が続落。野村証券では、日本、中国、アジアの好調が続いていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4500円→5070円と引き上げた。
日本、中国、アジア、トラベルリテール事業の売上拡大が続いている。日本でインバウンド向け売上が引き続き高い伸びとなっていること、米州で本格的な構造改革に着手したことなどを踏まえ、野村の営業利益予想を、今17.12期は前期比88％増の690億円、来18.12期は同31％増の905億円に増額。当面、日本を含めたアジア圏の業績拡大が継続すると予想。売上増がけん引して、1～9月営業利益は急拡大していると評価。
資生堂<4911.T>が続落。野村証券では、日本、中国、アジアの好調が続いていると判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4500円→5070円と引き上げた。
日本、中国、アジア、トラベルリテール事業の売上拡大が続いている。日本でインバウンド向け売上が引き続き高い伸びとなっていること、米州で本格的な構造改革に着手したことなどを踏まえ、野村の営業利益予想を、今17.12期は前期比88％増の690億円、来18.12期は同31％増の905億円に増額。当面、日本を含めたアジア圏の業績拡大が継続すると予想。売上増がけん引して、1～9月営業利益は急拡大していると評価。
★12:30 ＳＵＢＡＲＵ－ドイツ証が「Buy」へ引き上げ 最近の株価下落は買いの機会
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。ドイツ証券では、最近の株価下落は買いの機会とみて、レーティングを「Hold」→「Buy」と引き上げた。目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
株価は国内のリコール影響と2Q決算発表時に通期予想を下方修正したことで、この1カ月で10％下落。「Buy」に引き上げる要点は、（1）国内生産プロセス/リコール問題の影響は一時的との想定、（2）19.3期の販売構成の改善。
市場はImprezaの生産を国内から米国へ移管するコストの影響を過小評価していると判断。また、Legacyセダン販売台数が減少したため、同社は米国の生産計画に修正を余儀なくされたが、今後は一過性費用がもはや計上されなくなること以外にも、Subaruの販売構成が改善するとみられるとした。製品保証引当金の正常化（タカタ関連リコール、16.3期～17.3期約800億円）、製品構成の改善、為替の追い風により、業績の回復を予想。
ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が3日ぶり反落。ドイツ証券では、最近の株価下落は買いの機会とみて、レーティングを「Hold」→「Buy」と引き上げた。目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
株価は国内のリコール影響と2Q決算発表時に通期予想を下方修正したことで、この1カ月で10％下落。「Buy」に引き上げる要点は、（1）国内生産プロセス/リコール問題の影響は一時的との想定、（2）19.3期の販売構成の改善。
市場はImprezaの生産を国内から米国へ移管するコストの影響を過小評価していると判断。また、Legacyセダン販売台数が減少したため、同社は米国の生産計画に修正を余儀なくされたが、今後は一過性費用がもはや計上されなくなること以外にも、Subaruの販売構成が改善するとみられるとした。製品保証引当金の正常化（タカタ関連リコール、16.3期～17.3期約800億円）、製品構成の改善、為替の追い風により、業績の回復を予想。
★12:35 スクウェアエニックス－野村が目標株価引き上げ HD事業の構造的な収益性の変化を再評価
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が4日ぶり反落。野村証券では、HD事業の構造的な収益性の変化を再評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4500円→6200円と引き上げた。
今18.3期、20.3期の営業利益を上方修正。HD事業のデジタル化や中型タイトルを中心としたSwitchへの対応による収益性の構造的な変化を再評価し、利益成長率が前回より高まると予想するため。
HDゲーム事業の構造的な収益性の変化を見込む主な理由は、（1）デジタル売上高の拡大、（2）開発費負担の軽減、（3）Switchへの対応。北米Electronic Arts、 Activision Blizzardの7～9 月期のデジタル売上高の割合はすでに70％を超える。同社のHD事業のデジタル売上高の割合は、7～9月時点で約25％（野村推測値）にとどまる。同割合は従来野村予想を上回って拡大しているが、今後の拡大余地はまだ大きいとした。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が4日ぶり反落。野村証券では、HD事業の構造的な収益性の変化を再評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価は4500円→6200円と引き上げた。
今18.3期、20.3期の営業利益を上方修正。HD事業のデジタル化や中型タイトルを中心としたSwitchへの対応による収益性の構造的な変化を再評価し、利益成長率が前回より高まると予想するため。
HDゲーム事業の構造的な収益性の変化を見込む主な理由は、（1）デジタル売上高の拡大、（2）開発費負担の軽減、（3）Switchへの対応。北米Electronic Arts、 Activision Blizzardの7～9 月期のデジタル売上高の割合はすでに70％を超える。同社のHD事業のデジタル売上高の割合は、7～9月時点で約25％（野村推測値）にとどまる。同割合は従来野村予想を上回って拡大しているが、今後の拡大余地はまだ大きいとした。
★12:36 日立製作所－後場下げ幅縮小 ＫＫＲが日立国際のTOB価格を3100円前後に引き上げと報道
日立製作所<6501.T>が後場下げ幅縮小。日本経済新聞・電子版で11月24日12時16分に、同社の子会社である日立国際電気<6756.T>へのTOB（株式公開買い付け）をめぐり、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ（ＫＫＲ）は1株当たり2900円としていたTOB価格を3100円前後に引き上げる方向で調整していることが24日、分かったと伝えられた。
記事によれば、取得総額は2500億円前後になる見込み。取得期間は12月8日まで延長するとみられるとしている。
日立製作所<6501.T>が後場下げ幅縮小。日本経済新聞・電子版で11月24日12時16分に、同社の子会社である日立国際電気<6756.T>へのTOB（株式公開買い付け）をめぐり、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ（ＫＫＲ）は1株当たり2900円としていたTOB価格を3100円前後に引き上げる方向で調整していることが24日、分かったと伝えられた。
記事によれば、取得総額は2500億円前後になる見込み。取得期間は12月8日まで延長するとみられるとしている。
★12:36 日本触媒－みずほが目標株価引き上げ 新製品の拡大にも期待
日本触媒<4114.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、アクリル酸（AA）や高吸水性樹脂（SAP）の交易条件改善などに加え、新製品の拡大にも期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を9000円→9400円と引き上げた。
業績は主にAAおよび同誘導体や、SAPの交易条件悪化により、前17.3期には大きく圧迫されたものの、中国の環境規制強化の影響などにより、今18.3期上期には交易条件の回復局面入りが顕在化している。業績はSAPやAAおよび同誘導品、ソフタノールや電子材料の拡販に加え、VEEAやVEEM、AOMA、LiFSIなどの新製品拡大も寄与し、今18.3期以降、5年程度の期間において対前年度比10％程度以上の営業増益が期待できると予想。財務体質も健全であり、現在の株価水準は長期投資の観点から割安感大と判断。
日本触媒<4114.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、アクリル酸（AA）や高吸水性樹脂（SAP）の交易条件改善などに加え、新製品の拡大にも期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を9000円→9400円と引き上げた。
業績は主にAAおよび同誘導体や、SAPの交易条件悪化により、前17.3期には大きく圧迫されたものの、中国の環境規制強化の影響などにより、今18.3期上期には交易条件の回復局面入りが顕在化している。業績はSAPやAAおよび同誘導品、ソフタノールや電子材料の拡販に加え、VEEAやVEEM、AOMA、LiFSIなどの新製品拡大も寄与し、今18.3期以降、5年程度の期間において対前年度比10％程度以上の営業増益が期待できると予想。財務体質も健全であり、現在の株価水準は長期投資の観点から割安感大と判断。
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