〔Market Flash〕17年の半導体製造装置市場は過去ピーク更新を予想~野村

2017/12/11(月) 12:45
【12:40】17年の半導体製造装置市場は過去ピーク更新を予想~野村  野村証券では半導体製造装置(SPE)市場に関して、足元の各デバイスメーカーの積極的な装置の発注、9月までのSPEの販売統計、各デバイスメーカーが発表した設備投資計画、SPEメーカーへのヒアリング、セットの最終需要を踏まえて、SPE市場の見通しを修正している。17年暦年では、ファウンドリの投資にはブレーキがかかったものの、MPUメーカーとメモリメーカーの積極投資によってSPE市場は大きく盛り上がった。SEMIの統計では、17年1-9月の累計で、SPE市場は前年同期比39%増、前工程装置は同43%増となったとのこと。野村では2017年通年で、SPE全体で前年比31%増、前工程で同33%増、後工程で同22%増を予想しており、SPE市場は17年ぶりに過去ピークを更新すると考えている。 【10:50】ROEスプレッドウォッチ マツダなど5銘柄に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、アナリストの業績予想とクオンツアプローチを組み合わせてROEスプレッドの改善が期待できる銘柄をピックアップした「ROEスプレッドウォッチ」を配信している。この半年間で取り上げた銘柄のパフォーマンスでは、全11銘柄中7銘柄がTOPIXをアウトパフォームしており、超過リターンも好調であったとのこと。今月の好転期待銘柄には、マツダ(7261)、川崎重工業(7012)、三菱マテリアル(5711)、横浜ゴム(5101)、マブチモーター(6592)の5銘柄を挙げている。 【10:05】FOMCはドット・チャートに注目~大和  大和証券では、12日~13日のFOMCに関して、市場はかなり前から0.25%の利上げを織り込んでおり、退任時期が迫るイエレンFRB議長会見への注目度も高くはないと想定されることから、盛り上がらないイベントで終わる可能性もあると考えている。波乱があるとすれば、FOMCメンバーの政策金利見通し(ドット・チャート)が材料になるとみている。9月は国債などFRBの保有資産縮小が正式に決定された会合であったが、中長期の政策金利見通しの中央値が3.0%から2.75%へと低下し、その後の米国債市場はイールドカーブの平坦化が進んだ。今回は、長期金利の低下をけん制する意味で、中長期の政策金利見通しを引き上げるメンバーが出てくる可能性もゼロではないと大和では考えており、念のため、ドル高方向への波乱も意識しておくべきとコメントしている。 【9:45】2017~2018年度の企業業績見通し改定 今期は12.4%恵贈増益を予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、2017年度の「NIKKO250」の業績予想を前回集計時点から上方修正している。2017年度の経常利益を前期比10.2%→12.4%増益、純利益を9.1%→11.4%増益としている。2018年度の経常利益は前期比7.6%→8.7%増益、純利益を6.6%→8.0%増益と予想している。2017年度の経常利益を2.0%、2018年度を3.0%と大幅に上方修正しており、上期決算の好調さを踏まえ、外需業種の修正率が大きくなったとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はアズビル、エクセディ、ジェイテクト、応化工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、アズビル(6845)+14.17%、エクセディ(7278) +9.59%、ジェイテクト(6473) +6.85%、応化工(4186) +6.16%、東建物(8804) +6.11%、東邦HD(8129) +5.27%、野村不HD(3231) +5.22%、リンテック(7966) +4.32%、ツルハHD(3391) +4.23%、ほくほく(8377) +4.11%などが高い気配値。  一方、ネクソン(3659)-21.68%、大林組(1802)-20.16%、戸田建(1860) -6.39%、住友ベ(4203) -3.92%、ダイセキ(9793) -3.16%、三井不(8801) -3.13%、阿波銀(8388) -3.06%、三井造(7003) -2.26%、明電舎(6508) -1.93%、石油資源(1662) -1.61%などが安い気配値となっている。
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