前場コメント No.11 かんぽ生命、ＳＯＭＰＯ、ジャパンディスプレイ、ＭＳ＆ＡＤ、アイシン精機など
★10:18 かんぽ生命－ＳＭＢＣ日興が新規「1」 市場のディスカウント評価を覆す「新かんぽ」へ
かんぽ生命<7181.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、市場のディスカウント評価を覆す「新かんぽ」へとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
現状株価はベアシナリオによる理論株価2400円（15％下値余地）に近く、高齢者顧客基盤と資産運用高度化、第三分野特約の販売強化など株式市場が十分に株価に織り込んでいない3点のポテンシャルが顕在化すれば、目標株価が現実味を帯びてくると注目。また、目標株価は、同社株価が長引く低金利環境による影響等を受けやすいことに起因する過去の株価ディスカウント約23％を考慮しているとした。ここからは、目標株価～ブルシナリオの可能性を織り込みに行く局面と言え、生保業界内トップピックとして推奨。ブルシナリオでは、売り出し時の自社株買い500億円実施（需給緩和目的）、上乗せ規制緩和を想定した新規業務拡大により、理論株価3800円（35％上昇余地）と試算されるとした。
かんぽ生命<7181.T>が3日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、市場のディスカウント評価を覆す「新かんぽ」へとコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価3300円として、新規カバレッジを開始した。
現状株価はベアシナリオによる理論株価2400円（15％下値余地）に近く、高齢者顧客基盤と資産運用高度化、第三分野特約の販売強化など株式市場が十分に株価に織り込んでいない3点のポテンシャルが顕在化すれば、目標株価が現実味を帯びてくると注目。また、目標株価は、同社株価が長引く低金利環境による影響等を受けやすいことに起因する過去の株価ディスカウント約23％を考慮しているとした。ここからは、目標株価～ブルシナリオの可能性を織り込みに行く局面と言え、生保業界内トップピックとして推奨。ブルシナリオでは、売り出し時の自社株買い500億円実施（需給緩和目的）、上乗せ規制緩和を想定した新規業務拡大により、理論株価3800円（35％上昇余地）と試算されるとした。
★10:22 ＳＯＭＰＯ－ＳＭＢＣ日興が新規「1」 「世界へ羽ばたくSOMPOブランド」
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、「国内基盤を固め、世界へ羽ばたくSOMPOブランド」に注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価5400円として、新規カバレッジを開始した。
現状株価はベアシナリオによる理論株価4000円（12％下落余地）に近いが、海外成長力など株式市場が十分に株価へ反映していない3点のポテンシャルが顕在化すれば、目標株価が現実味を帯びてくると考えられる。また、目標株価は同社の株価が国内外の自然災害などに影響されやすいことに起因する過去の株価ディスカウント24％を考慮。注目点が実現すれば、バリュエーションの切り上げ効果も含め、ブルシナリオによる理論株価6200円（37％上昇余地）水準を見に行く局面もあるとの見方を示した。
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、「国内基盤を固め、世界へ羽ばたくSOMPOブランド」に注目。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価5400円として、新規カバレッジを開始した。
現状株価はベアシナリオによる理論株価4000円（12％下落余地）に近いが、海外成長力など株式市場が十分に株価へ反映していない3点のポテンシャルが顕在化すれば、目標株価が現実味を帯びてくると考えられる。また、目標株価は同社の株価が国内外の自然災害などに影響されやすいことに起因する過去の株価ディスカウント24％を考慮。注目点が実現すれば、バリュエーションの切り上げ効果も含め、ブルシナリオによる理論株価6200円（37％上昇余地）水準を見に行く局面もあるとの見方を示した。
★10:28 ＪＤＩ－大幅続伸 新型液晶「フルアクティブ」が次期iPhone画面に採用へ
ジャパンディスプレイ<6740.T>が大幅続伸。時事通信で20日、同社が開発した新型液晶「フルアクティブ」が、今秋に米アップルが発売する見通しの次期「iPhone（アイフォーン）」の画面に採用される方向になったと報じられた。
スマートフォン画面の採用では有機EL（エレクトロルミネッセンス）製が攻勢を強めるが、大画面化に柔軟に対応できる点や割安な価格が決め手になったという。今回の採用動向は18.3期に4期連続の赤字が見込まれる同社の経営改善に寄与しそうだとされており、今後の業績の拡大が期待され、買いが入っている。
ジャパンディスプレイ<6740.T>が大幅続伸。時事通信で20日、同社が開発した新型液晶「フルアクティブ」が、今秋に米アップルが発売する見通しの次期「iPhone（アイフォーン）」の画面に採用される方向になったと報じられた。
スマートフォン画面の採用では有機EL（エレクトロルミネッセンス）製が攻勢を強めるが、大画面化に柔軟に対応できる点や割安な価格が決め手になったという。今回の採用動向は18.3期に4期連続の赤字が見込まれる同社の経営改善に寄与しそうだとされており、今後の業績の拡大が期待され、買いが入っている。
★10:30 ＭＳ＆ＡＤ－ＳＭＢＣ日興が新規「1」 株主還元・テレマティクスを強化
ＭＳ＆ＡＤホールディングス<8725.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、弱みを強みに変え、株主還元・テレマティクスを強化していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価4300円として、新規カバレッジを開始した。
以下3点の取り組みが今後の同社カタリストになり得ると期待。（1）MSアムリンでは、自然災害の発生サイクルに合わせて保険引受とリスクのバランスを保つよう、リスク管理体制の強化を図っている。（2）海外事業の利益貢献拡大により株主還元拡大を予想。（3）トヨタ自動車との強固なリレーションシップを通じて、ICT進化が想定以上のスピードで発展していくことも想定される。
ＭＳ＆ＡＤホールディングス<8725.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、弱みを強みに変え、株主還元・テレマティクスを強化していると判断。投資評価「1（アウトパフォーム）」、目標株価4300円として、新規カバレッジを開始した。
以下3点の取り組みが今後の同社カタリストになり得ると期待。（1）MSアムリンでは、自然災害の発生サイクルに合わせて保険引受とリスクのバランスを保つよう、リスク管理体制の強化を図っている。（2）海外事業の利益貢献拡大により株主還元拡大を予想。（3）トヨタ自動車との強固なリレーションシップを通じて、ICT進化が想定以上のスピードで発展していくことも想定される。
★10:35 アイシン精機－続伸 米シリコンバレーに「Fenox Venture Company」設立
アイシン精機<7259.T>が続伸。同社は1月19日の大引け後に、電動化、人工知能、情報通信、その他の成長技術分野における、米国、アジア、欧州を中心とする世界のスタートアップ企業を中心に投資を行うため、Fenox Venture Company（米サンノゼ市）を設立すると発表した。
設立は2月を予定。将来の競争力確保のため「電動化」「人工知能」「情報通信」などの技術領域において、これらの優れた技術を有するスタートアップ企業を探索・発掘し、その最先端技術を活用する必要があると考え、その先進地区であるアメリカ シリコンバレーに、子会社であるアイシン・エィ・ダブリュと共同でファンドを設立するもの。
アイシン精機<7259.T>が続伸。同社は1月19日の大引け後に、電動化、人工知能、情報通信、その他の成長技術分野における、米国、アジア、欧州を中心とする世界のスタートアップ企業を中心に投資を行うため、Fenox Venture Company（米サンノゼ市）を設立すると発表した。
設立は2月を予定。将来の競争力確保のため「電動化」「人工知能」「情報通信」などの技術領域において、これらの優れた技術を有するスタートアップ企業を探索・発掘し、その最先端技術を活用する必要があると考え、その先進地区であるアメリカ シリコンバレーに、子会社であるアイシン・エィ・ダブリュと共同でファンドを設立するもの。
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