後場コメント No.2 群栄化学、ＵＡＣＪ、富士通、マクドナルド、日本一ソフトウェアなど
★12:40 群栄化学－続伸 3Dプリンターによる成形品で治具用途を開拓と報じられる
群栄化学工業<4229.T>が続伸。2月19日付け化学工業日報で、同社が3Dプリンターによる成形品で治具用途を開拓すると伝えられた。
前年から独自の球状カーボンを含む材料を用いた成形品が自動車業界の検査治具として採用が始まっており、その実績をテコに車種の拡大に取り組む。同社の化学品事業はフェノール樹脂によるポリマー販売が中心だが、そこから派生した技術を生かし、成形請け負いまで含む川下展開につなげていくと報じられている。
群栄化学工業<4229.T>が続伸。2月19日付け化学工業日報で、同社が3Dプリンターによる成形品で治具用途を開拓すると伝えられた。
前年から独自の球状カーボンを含む材料を用いた成形品が自動車業界の検査治具として採用が始まっており、その実績をテコに車種の拡大に取り組む。同社の化学品事業はフェノール樹脂によるポリマー販売が中心だが、そこから派生した技術を生かし、成形請け負いまで含む川下展開につなげていくと報じられている。
★12:40 ＵＡＣＪ－大和が目標株価引き下げ 歩留まりなどの操業面で課題がある
ＵＡＣＪ<5741.T>が5日続伸。大和証券では、各拠点において、歩留まりなどの操業面で課題があると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3300円→2690円と引き下げた。
タイでは歩留まり改善に苦戦しており、さらなる受注拡大には生産効率化が求められる。米国CUAやWHにおいても、歩留まり向上に関して想定以上に時間とコストが掛かっている。また、国内でも自動車材を中心に供給能力を上回る需要があり、生産が追い付かずに追加コストを掛けて対応しているもよう。需要は旺盛にあるものの、各拠点で生産効率に課題がある点は懸念材料。操業は改善傾向にあるものの、海外事業の収益化には時間を要する見通し。
大和予想は、各拠点での歩留まり悪化影響と一過性要因を織り込み、実質経常利益で17年度139億円（従来223億円）、18年度224億円（従来252億円）とした。
ＵＡＣＪ<5741.T>が5日続伸。大和証券では、各拠点において、歩留まりなどの操業面で課題があると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3300円→2690円と引き下げた。
タイでは歩留まり改善に苦戦しており、さらなる受注拡大には生産効率化が求められる。米国CUAやWHにおいても、歩留まり向上に関して想定以上に時間とコストが掛かっている。また、国内でも自動車材を中心に供給能力を上回る需要があり、生産が追い付かずに追加コストを掛けて対応しているもよう。需要は旺盛にあるものの、各拠点で生産効率に課題がある点は懸念材料。操業は改善傾向にあるものの、海外事業の収益化には時間を要する見通し。
大和予想は、各拠点での歩留まり悪化影響と一過性要因を織り込み、実質経常利益で17年度139億円（従来223億円）、18年度224億円（従来252億円）とした。
★12:40 富士通－大和が目標株価引き下げ 第3四半期決算はネガティブ
富士通<6702.T>が反発。大和証券では、第3四半期（10～12月）決算はネガティブと判断。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は1370円→980円と引き下げた。
大和予想は全般に修正。今18.3期は売上収益を通信設備の不振から下方修正も、営業利益以下は事業譲渡益から上方修正。
同社事業のうち、ITサービス関連事業は長期成長持続可能も、通信設備は技術転換や、主要顧客の調達先分散によるハード需要減に直面。19年後半からの5G需要も一過性・限定的ゆえ、安住すれば不透明感は一層高まる。通信設備事業は、縮小するレガシーハード市場に合わせた固定費削減と同時に、ソフト・サービスへのシフトが急がれると指摘。
富士通<6702.T>が反発。大和証券では、第3四半期（10～12月）決算はネガティブと判断。投資判断「1（買い）」を継続も、目標株価は1370円→980円と引き下げた。
大和予想は全般に修正。今18.3期は売上収益を通信設備の不振から下方修正も、営業利益以下は事業譲渡益から上方修正。
同社事業のうち、ITサービス関連事業は長期成長持続可能も、通信設備は技術転換や、主要顧客の調達先分散によるハード需要減に直面。19年後半からの5G需要も一過性・限定的ゆえ、安住すれば不透明感は一層高まる。通信設備事業は、縮小するレガシーハード市場に合わせた固定費削減と同時に、ソフト・サービスへのシフトが急がれると指摘。
★12:44 マクドナルド－いちよしがフェアバリュー引き下げ 1店舗当たり年商の上昇が続くと予想
日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が小幅反発。いちよし経済研究所では、1店舗当たり年商の上昇が続くと予想し、フェアバリュー「B」を継続した。目標株価は5400円→5000円と引き下げた。
1店舗当たり年商は02.12期では1.0億円、07.12期では1.3億円、12.12期では1.6億円、14.12期では1.2億円と低迷したものの、前17.12期は1.7億円となっている。店舗の大型化、ドライブスルーの強化などが要因。今後も1店舗当たり年商は上昇するとみられる。新規出店の再開と宅配サービスの拡大、既存店売上高の堅調な推移（前期比4.8％増を想定）により、いちよしでは今18.12期のチェーン売上高（直営店+FC店の売上合計）を前期比6.1％増の5200億円、19.12期は過去最高の5467億円を予想。今18.12営業利益見通しは前回予想に対して下方修正するものの、毎期10％以上の営業利益成長が続くとみているとした。
日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が小幅反発。いちよし経済研究所では、1店舗当たり年商の上昇が続くと予想し、フェアバリュー「B」を継続した。目標株価は5400円→5000円と引き下げた。
1店舗当たり年商は02.12期では1.0億円、07.12期では1.3億円、12.12期では1.6億円、14.12期では1.2億円と低迷したものの、前17.12期は1.7億円となっている。店舗の大型化、ドライブスルーの強化などが要因。今後も1店舗当たり年商は上昇するとみられる。新規出店の再開と宅配サービスの拡大、既存店売上高の堅調な推移（前期比4.8％増を想定）により、いちよしでは今18.12期のチェーン売上高（直営店+FC店の売上合計）を前期比6.1％増の5200億円、19.12期は過去最高の5467億円を予想。今18.12営業利益見通しは前回予想に対して下方修正するものの、毎期10％以上の営業利益成長が続くとみているとした。
★12:49 日本一ソフトウェア－ストップ高買い気配 スマホ向けアプリ「魔界ウォーズ」出足好調で
日本一ソフトウェア<3851.T>がストップ高買い気配。同社は16日に、スマホ向けアプリ「魔界ウォーズ」のiOS版の配信を開始したと発表した。なお、19日のアップストアのiPhone向けゲーム総合トップセールスランキングで30位前後、無料ランキングではTOP10に入るなど好調なスタートとなっている。
このアプリは、全世界累計販売本数300万本を突破している同社の主力シリーズ「魔界戦記ディスガイア」とクローバーラボが配信しているススマホ向けアプリ「ゆるドラシル」の両社IP（知的財産）と開発ノウハウを活かしたタイトルという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
日本一ソフトウェア<3851.T>がストップ高買い気配。同社は16日に、スマホ向けアプリ「魔界ウォーズ」のiOS版の配信を開始したと発表した。なお、19日のアップストアのiPhone向けゲーム総合トップセールスランキングで30位前後、無料ランキングではTOP10に入るなど好調なスタートとなっている。
このアプリは、全世界累計販売本数300万本を突破している同社の主力シリーズ「魔界戦記ディスガイア」とクローバーラボが配信しているススマホ向けアプリ「ゆるドラシル」の両社IP（知的財産）と開発ノウハウを活かしたタイトルという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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