前場コメント No.8 サンオータス、ジェイテクト、MrMax、三菱重工業、SFPなど

2018/04/19(木) 11:31
★9:24  サンオータス-急騰 3Q累計営業黒字転換 カービジネス事業の黒字転換で
 サンオータス<7623.T>が急騰。同社は18日に、18.4期の3Q累計(5-1月)の連結営業損益は0.8億円の黒字(前年同期は1.6億円の赤字)だったと発表した。なお、通期の会社計画0.5億円の黒字を3Qで上回っている。
 カービジネス事業(BMW、プジョー、ジープの輸入車正規ディーラー、オリックス・レンタカー)が、1台当たりの適正販売利益を確保すべく販売体制強化を図ったことにより、黒字転換となった。また、エネルギー事業や不動産関連事業が増益となったことも寄与した。
 なお、同社は子会社であるメトロポリタンモーターズにおいて、新車販売に係る取引に関してコンプライアンス違反の疑いのある事案が生じていることが判明したことから、18.4期の第3四半期報告書の提出を延長していたが、18日に提出を完了している。

★9:28  ジェイテクト-続伸 北京で開催の「Auto China 2018」に出展
 ジェイテクト<6473.T>が続伸。同社は4月18日の大引け後に、4月25日~5月4日に中国・国際展覧中心新館(北京市)において開催される『Auto China 2018(第15回北京国際汽車展覧会)』に出展すると発表した。「Creating the next value -次世代技術で新たな価値を-」をテーマに、中国市場ニーズに合致した環境技術を含む先進技術を紹介する。

★9:33  MrMax-SBIが「強気」継続 18.2期営業利益・経常利益は22年ぶりに最高益更新
 MrMaxHD<8203.T>がもみ合い。SBI証券では、前18.2期営業利益・経常利益は22年ぶりに最高益更新と評価。投資評価「強気」、目標株価1050円を継続した。
 SBIでは今19.2期、来20.2期、21.2期と前期比増収、営業・経常増益が続くと予想。今19.2期は1店舗、来20.2期、21.2期は2店舗の出店、既存店売上高は年1%程度の増収が続くことを前提としているとした。
 前18.2期に最高益を更新したとは言っても、営業利益率は2.1%と同業他社に比べても低く、収益力を高める余地は大きいと考えられる。居抜きなどの低コストでの出店の増加、アパレルやホームリビングなど荒利益率の高い商品カテゴリーの売上拡大、店舗作業のさらなる効率化などができれば、SBI予想を上回る収益拡大も可能と指摘。

★9:35  三菱重-続伸 英航空見本市でMRJデモ飛行初披露へ
 三菱重工業<7011.T>が続伸。19日付の日経新聞朝刊で、同社傘下の三菱航空機が、7月に英ファンボローで開かれる世界最大級の航空見本市でデモ飛行を目指す方針を明らかにしたと報じられた。納入への今後の進展や需要喚起への期待から、株価は上昇している。
 見本市でのデモ飛行は初めてで、量産に向け航空当局から型式証明の取得を優先する考えも示したという。取材に対し三菱航空機の水谷久和社長は「20年半ばの納入をめざし、航空当局から型式証明の取得が優先課題だ」「まずは90席級の機体開発に専念したい。70席級も非常に魅力のある事業だと思っている。今後、開発を急ぎたい」などとコメントしたとしている。

★9:38  SFP-いちよしが「A」へ引き上げ 出店戦略「一等立地マルチコンテンツ戦略」に変更
 SFPホールディングス<3198.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、株価下落により、レーティングを「B」→「A」と引き上げた。フェアバリューは2500円を継続。
 フェアバリューを変更しないのは、今19.2期以降の営業利益見通しを引き下げたものの、18年3月に前18.2期末の総発行済み株式数の13%に相当する376.8万株の自己株式を消却したことを考慮したため。
 同社は出店戦略を「一等立地マルチコンテンツ戦略」に変更。これまで「磯丸水産」を都心部出店から地方出店に広げてきたが、必ずしも成功とはいえなかった。今後は「一等立地マルチコンテンツ戦略」に変更する方針と注目。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ