前場コメント No.10 東エレク、セガサミーHD、日立ハイテク、メディアドゥ、リボミックなど

2018/07/17(火) 11:30
★11:05  東京エレクトロン-野村が目標株価引き下げ 投資の先送り懸念はあるが成長期待は不変
 東京エレクトロン<8035.T>が続伸。野村証券では、投資の先送り懸念はあるが成長期待は不変と指摘。投資判断「Buy」を継続も、目標株価を27535円→22843円と引き下げた。

 19.3期の業績予想は下方修正するが、20.3期以降の業績予想は引き上げた。野村が従来から指摘していた部材不足と先端プロセスの低歩留まりによる設備投資延期の動きが改めて確認できたとしている。しかし、メモリを中心とした半導体の需要は依然として強いため、半導体製造装置需要が今後も大きく伸びるという見方には変更はないとしている。

★11:14  セガサミー-みずほが目標株価引き上げ 1Q決算まで押し目買いすべき
 セガサミーホールディングス<6460.T>が4日続伸。みずほ証券では、当面の投資戦略は「1Q決算までは押し目買い、1Q決算後は株価上昇トレンドを追っていくべき」というのがベースシナリオとコメント。投資判断「買い」を継続。目標株価を2200円→2300円と引き上げた。

 通期計画・コンセンサスのクリアへの確度やモメンタムが高まるかは、下期のパチスロ6号機の寄与がカギになるとみている。パチスロ6号機の業界全体の適合状況は想定以上にポジティブであるため、あとは有力機種の適合を待つだけとコメント。しかし、仮に1Q決算前にも適合との声が聞こえてきたらその時点から株価が動き出す可能性もある一方で、1Q決算時点で適合がまだな場合はネガティブな株価反応もあり得るのは、留意点だと指摘している。

★11:15  日立ハイテク-野村が目標株価引き下げ 投資の先送り懸念はあるが来期以降の伸びに期待
 日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が続伸。野村証券では、投資の先送り懸念はあるが来期以降の伸びに期待と指摘。レーティング「Buy」を継続も、目標株価を5743円→5716円に引き下げた。

 野村の19.3期の業績予想は下方修正するものの、20.3期以降の業績予想を引き上げた。野村が指摘していた部材不足と先端プロセスの低歩留まりによる設備投資延期の動きが改めて確認できた。しかし、半導体の需要は依然として強いため、半導体製造装置需要が今後大きく伸びるという野村の見方に変更はないとしている。

★11:19  メディアドゥ-4日ぶり急反落 今期営業益横ばい見込む 失望で売り
 メディアドゥホールディングス<3678.T>が4日ぶり急反落。同社は13日、従来未定としていた19.2期通期の営業利益予想を前期並みの9.3億円とすると発表した。
 取引先である一部の電子書籍書店に悪影響を与えていた海賊版サイトが閉鎖したことで、連結業績予想数値について算定可能な状態になった。しかし、市場は12.5億円を予想しており、失望から株価は大きく下落している。

 併せて発表した19.2期1Q(3-5月)の営業利益は1.9億円(前年同期比25.4%増)だった。

★11:24  リボミック-ストップ高買い気配 日経の「バイオ新薬、開発ラッシュ 米で成功 」の記事を好感
 リボミック<4591.T>がストップ高買い気配。16日付けの日本経済新聞朝刊の「バイオ新薬、開発ラッシュ 米で成功 」という記事で、同社が取り上げられたことが材料視されているもよう。

 記事によれば、同社は開発を進めてきた核酸医薬「RBM007」の初期の臨床試験(治験)を8月に米国で始める。核酸医薬の治験が相次ぐ背景には、米国での大型新薬の成功例がある。16年に承認された米バイオジェンの神経難病治療薬「スピンラザ」は17年に8.8億ドル(約980億円)を売り上げ、20億ドル到達も近いとされる。この成功の連想もあり開発資金が集まりやすくなったとしている。

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