前場コメント No11 江守ＧＨＤ、ＪＣＵ、サイバーエージェント、日本特殊陶業、長谷川香料など
★11：00 江守ＧＨＤ－ストップ安売り気配 中国で売上債権回収に疑義 業績下方修正を嫌気
江守グループホールディングス<9963.T>がストップ安売り気配。化学薬品商社である同社は20日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の65.0億円を下振れ、37.5億円（前期比34.7％減）になりそうだと発表した。市場（67.0億円）を下振れ、一転して営業減益となる。
中国子会社の一部得意先の資金繰り悪化により、売上債権の回収に疑義が生じたため、今後の販売計画を見直した。これに伴い、上期に貸倒引当金繰入額8.6億円を計上するため、通期純利益は38.0億円→14.0億円（前期比57.9％減）に下方修正した。
江守グループホールディングス<9963.T>がストップ安売り気配。化学薬品商社である同社は20日、15.3期通期の連結営業利益が従来予想の65.0億円を下振れ、37.5億円（前期比34.7％減）になりそうだと発表した。市場（67.0億円）を下振れ、一転して営業減益となる。
中国子会社の一部得意先の資金繰り悪化により、売上債権の回収に疑義が生じたため、今後の販売計画を見直した。これに伴い、上期に貸倒引当金繰入額8.6億円を計上するため、通期純利益は38.0億円→14.0億円（前期比57.9％減）に下方修正した。
★11：04 ＪＣＵ－反落 電子基板に配線を形成するための薬品の生産を韓国で15年にも開始
ＪＣＵ<4975.T>が反落。10月21日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が2015年夏をメドに、スマートフォンなどの電子基板に配線を形成するための薬品の生産を韓国で始めると伝えられた。投資額は約5億円で、韓国の顧客に対して製品を安定供給すると同時に、アフターサービスも強化するとされた。しかし、マーケットの反応は薄い。
ＪＣＵ<4975.T>が反落。10月21日付け日本経済新聞・朝刊で、同社が2015年夏をメドに、スマートフォンなどの電子基板に配線を形成するための薬品の生産を韓国で始めると伝えられた。投資額は約5億円で、韓国の顧客に対して製品を安定供給すると同時に、アフターサービスも強化するとされた。しかし、マーケットの反応は薄い。
★11：08 富士フイルム－野村が「Buy」へ引き上げ 業績好調とエボラワクチンへの期待を織り込む
富士フイルムホールディングス<4901.T>が続伸。野村証券では、足もとの業績好調とエボラワクチンへの期待を織り込み、レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を3170.0円→3848.0円と引き上げた。
9月22日のプレビュー取材の段階では、足もとの業績は好調に推移していた。4～6月期の営業利益は298億円と社内計画の約250億円を大幅に超過し、7～9月期の業績も会社の想定線で推移しているもよう。銀価格も会社想定よりも低水準であり、円安も追い風。特にインスタントカメラのチェキの販売は、会社の通期販売計画300万台を大きく上回るペースで推移していると指摘。
FPD材料の売り上げも順調に回復。また、エボラ出血熱に効果が期待される「アビガン」の売上拡大にも期待が持てる。業績予想と目標株価を引き上げ、投資判断を「Buy」とした。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が続伸。野村証券では、足もとの業績好調とエボラワクチンへの期待を織り込み、レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を3170.0円→3848.0円と引き上げた。
9月22日のプレビュー取材の段階では、足もとの業績は好調に推移していた。4～6月期の営業利益は298億円と社内計画の約250億円を大幅に超過し、7～9月期の業績も会社の想定線で推移しているもよう。銀価格も会社想定よりも低水準であり、円安も追い風。特にインスタントカメラのチェキの販売は、会社の通期販売計画300万台を大きく上回るペースで推移していると指摘。
FPD材料の売り上げも順調に回復。また、エボラ出血熱に効果が期待される「アビガン」の売上拡大にも期待が持てる。業績予想と目標株価を引き上げ、投資判断を「Buy」とした。
★11：10 サイバーエージ－3日続伸 動画広告300億円市場に 17年には5倍強の880億円予測
サイバーエージェント<4751.T>が3日続伸。21日付「日経新聞」では、同社が2014年の動画広告市場が前年比2倍の300億円規模に達するとの予測をまとめたと報じた。今後も現在主流であるバナー広告を上回る伸び率で成長し、17年には13年の5倍強の880億円と予測しているという。
同社のインターネット広告事業では、オンライン動画広告の制作と販売に特化した専門組織「Online Video Studio」を6月に設立しており、業績拡大期待が高まっている。
サイバーエージェント<4751.T>が3日続伸。21日付「日経新聞」では、同社が2014年の動画広告市場が前年比2倍の300億円規模に達するとの予測をまとめたと報じた。今後も現在主流であるバナー広告を上回る伸び率で成長し、17年には13年の5倍強の880億円と予測しているという。
同社のインターネット広告事業では、オンライン動画広告の制作と販売に特化した専門組織「Online Video Studio」を6月に設立しており、業績拡大期待が高まっている。
★11：11 日本特殊陶業－野村が目標株価引き上げ CO2削減・排ガス規制が成長の原動力
日本特殊陶業<5334.T>が反落。野村証券では、自動車CO2削減、排ガス規制強化という明確な成長原動力が投資魅力とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3500円→3600円と引き上げた。
為替とセンサー需要見通しを更新し、今15.3期の業績予想は経常利益まで従来予想を据え置いたが、来16.3期以降は上方に微修正した。同社の業績拡大の原動力は、貴金属プラグ普及拡大（CO2規制強化が背景）に伴うスパークプラグのシェア上昇と、排ガス規制強化に伴うセンサーの製品ミックス改善と新センサー（Noxセンサーや吸気酸素センサー）の出荷増。成長の原動力がしっかりしている割りに、PERなどで見たバリュエーションが割安に放置されているとの認識とした。
日本特殊陶業<5334.T>が反落。野村証券では、自動車CO2削減、排ガス規制強化という明確な成長原動力が投資魅力とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3500円→3600円と引き上げた。
為替とセンサー需要見通しを更新し、今15.3期の業績予想は経常利益まで従来予想を据え置いたが、来16.3期以降は上方に微修正した。同社の業績拡大の原動力は、貴金属プラグ普及拡大（CO2規制強化が背景）に伴うスパークプラグのシェア上昇と、排ガス規制強化に伴うセンサーの製品ミックス改善と新センサー（Noxセンサーや吸気酸素センサー）の出荷増。成長の原動力がしっかりしている割りに、PERなどで見たバリュエーションが割安に放置されているとの認識とした。
★11：17 長谷川香料－小幅反落 マレーシアで香料など製造・販売のペレスコルを買収
長谷川香料<4958.T>が小幅反落。同社は10月21日10時に、マレーシアにおいて食品用粉末シーズニングおよび液体香料の製造販売を行っているペレスコル（クアラルンプール市）の既存株主と、株式売買契約を締結したと発表した。10月24日に全株式を取得する予定。
ペレスコルは、長谷川香料から香料などを原材料として仕入れ、ハラルに対応した食品用粉末シーズニングとして加工し、マレーシア国内での販売および周辺地域への輸出に従事している。ペレスコル社の関連会社との取引を含めると約50年間の取引の歴史があるとし、香料の販売に加え、技術支援協力を行ってきた関係にあるとした。
長谷川香料<4958.T>が小幅反落。同社は10月21日10時に、マレーシアにおいて食品用粉末シーズニングおよび液体香料の製造販売を行っているペレスコル（クアラルンプール市）の既存株主と、株式売買契約を締結したと発表した。10月24日に全株式を取得する予定。
ペレスコルは、長谷川香料から香料などを原材料として仕入れ、ハラルに対応した食品用粉末シーズニングとして加工し、マレーシア国内での販売および周辺地域への輸出に従事している。ペレスコル社の関連会社との取引を含めると約50年間の取引の歴史があるとし、香料の販売に加え、技術支援協力を行ってきた関係にあるとした。
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