後場コメント No.5 三菱地所、ジェイテクト、NTTデータ、ニフコ、三菱重工業など

2015/07/31(金) 15:00
★13:24 三菱地所-続伸 1Q営業益34%増 賃貸収入やマンション売り上げ増で
 三菱地所<8802.T>が続伸。同社は31日13時、16.3期1Q(4~6月)の連結営業利益が372.6億円(前年同期比34.2%増)だったと発表した。通期の営業益予想(1350.0億円)に対する進ちょくは27.6%となった。賃貸収益が増加したビル事業や、売り上げ計上戸数が増加したマンション事業がけん引した。

★13:29  ジェイテクト-乱高下 1Q営業益21%増 中国や北米でステアリングが好調
 ジェイテクト<6473.T>が乱高下。同社は31日13時20分、16.3期1Q(4~6月)の連結営業利益が200億円(前年同期比20.9%増)だったと発表した。上期期見通し(350億円)に対する進ちょく率は57%となった。ステアリングを中心に中国、北米での販売が好調だった。ただし、株価は上下に振れる展開となっている。

★13:31  SCSK-SMBC日興が目標株価引き上げ 利益率改善を伴う予想以上の好決算
 SCSK<9719.T>が売り買い交錯。SMBC日興証券では、利益率改善を伴う予想以上の好決算と判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を4000円→4700円と引き上げた。
 CSKと住商情報の合併を通した経営資源の充実、信用力向上、顧客基盤強化などにより、金融分野を中心に増収傾向が継続。事業構造改善策では、証券向けのソリューション販売・導入の業績貢献が始まり、また、車載システムの業績貢献はまだ先だが、先行費用は受注見合いによる増加にとどまると予想。今16.3期の会社計画が施策費などを織り込んで低く設定されて失望されたが、4~6月期業績は非常に好調で、今16.3会社計画は上期のみ上方修正され、今後は通期も上振れる期待が高まる見込み。成長期待がまだ高まる余地は大きいとの見方を示した。

★13:35 NTTデータ-SMBC日興が目標株価引き上げ 4~6月期は好業績
 NTTデータ<9613.T>が5日ぶり反落。SMBC日興証券では、4~6月期は好業績で、PF・海外だけでなくEITも改善していると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を6200円→7100円と引き上げた。
 ビジネスソフト・ITサービスセクターのトップピックとして推奨。4~6月期は予想を上回る好業績であっただけでなく、内容でも、エンタープライズIT(EIT)では増収と利益率改善、通信向けから公益・流通などへの需要構造転換、パブリック&フィナンシャル(PF)では17.3期以降の業績に貢献する複数の大型案件の受注、グローバルでは着実な利益改善が確認されたとした。
 来17.3期以降も、金融機関および一般企業からの需要拡大、マイナンバー完成後に本格化する政府のシステム刷新、IFRS導入によるのれん償却停止を含めた海外事業の改善が見通され、中期的な業績改善の期待がさらに高まる見通し。

★13:39 ニフコ-SMBC日興が目標株価引き上げ 中国事業は今後より注意深くチェックすべき
 ニフコ<7988.T>が大幅に3日続伸。SMBC日興証券では、1Q決算はポジティブと判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を5400円→5600円と引き上げた。
 今16.3期1Q決算は想定以上に好調であるとし、これを受けてSMBC日興では今16.3期の業績予想を上方修正。懸念される中国やアジアビジネスは一応は保守的に見直したが、変化が激しいためこれまで以上に直近状況をチェックする必要があると指摘。前15.3期の中国比率は売上高、営業利益(OP)とも15%程度。

★13:39  三菱重-マイナス転換 1Q経常益23%増も受注高は横ばい
 三菱重工業<7011.T>がマイナス転換。同社は31日13時30分、16.3期1Q(4~6月)の連結経常利益が616億円(前年同期比23.1%増)だったと発表した。通期見通し(3000億円)に対する進ちょく率は21%となった。
 民間航空機のコスト改善や商船の船種ミックス改善などに加えて、円安効果もあり交通・輸送セグメントが大幅増益となり業績をけん引した。受注高は8218億円(前年増期比0.6%増)となった。


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