後場コメント No.9 ホシデン、ＩＴＨＤ、フォスター電機、日立キャピタル、三菱ＵＦＪリースなど
★14：27 ホシデン－みずほが目標株価引き下げ 、中期的な再評価余地への見方を維持
ホシデン<6804.T>が反落。みずほ証券では、厳しい事業環境が継続ながらも、中期的な再評価余地への見方を維持。投資判断「買い」を継続した。目標株価は940円→800円と引き下げた。
上期実績を受けて、みずほ予想を引き下げ。従来想定と比べて業績が苦戦していることは明らかだが、自動車電装化の進展や経営努力などにより、中期的に黒字化できる可能性があると判断。1株当たりネット金融資産は現在株価を上回る水準(15.3期実績740円、16.3期予想710円)。このため、黒字化できる場合には、再評価となる可能性が高いと考えられるとした。
当面はカタリストを期待できないものの、四半期決算で赤字削減基調を確認できれば、「黒字化によるバリュエーション再評価」が意識され、株価も改善してくる見込み。また、コアのシナリオではないが、アミューズメントの新モデルが株式市場内で注目される場合、短期的に期待が高まる可能性が考えられるとした。
ホシデン<6804.T>が反落。みずほ証券では、厳しい事業環境が継続ながらも、中期的な再評価余地への見方を維持。投資判断「買い」を継続した。目標株価は940円→800円と引き下げた。
上期実績を受けて、みずほ予想を引き下げ。従来想定と比べて業績が苦戦していることは明らかだが、自動車電装化の進展や経営努力などにより、中期的に黒字化できる可能性があると判断。1株当たりネット金融資産は現在株価を上回る水準(15.3期実績740円、16.3期予想710円)。このため、黒字化できる場合には、再評価となる可能性が高いと考えられるとした。
当面はカタリストを期待できないものの、四半期決算で赤字削減基調を確認できれば、「黒字化によるバリュエーション再評価」が意識され、株価も改善してくる見込み。また、コアのシナリオではないが、アミューズメントの新モデルが株式市場内で注目される場合、短期的に期待が高まる可能性が考えられるとした。
★14：30 ＩＴＨＤ－5日ぶり反落 子会社が製薬業界向けソリューション「Medical Drive」の提供開始
ＩＴホールディングス<3626.T>が5日ぶり反落。同社は26日、同社グループのＴＩＳ（東京都新宿区）が、製薬業界向けソリューション「Medical Drive」の提供を開始すると発表した。
「Medical Drive」は、これまでTISが15年以上に渡って製薬業界の企業向けに培ってきたシステム開発技術や業務ノウハウをもとに、研究・開発や営業・マーケティングなど、製薬業界の業務で求められる各種メニューを提供するトータルソリューション。ＴＩＳでは、医療用医薬品を製造・販売し、研究開発や営業・マーケティングにおける業務課題を抱えるすべての製薬業界の企業へ「Medical Drive」を提供していき、2017年度末までに周辺開発も含めて約30億円規模の事業とすることを目指す。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。
ＩＴホールディングス<3626.T>が5日ぶり反落。同社は26日、同社グループのＴＩＳ（東京都新宿区）が、製薬業界向けソリューション「Medical Drive」の提供を開始すると発表した。
「Medical Drive」は、これまでTISが15年以上に渡って製薬業界の企業向けに培ってきたシステム開発技術や業務ノウハウをもとに、研究・開発や営業・マーケティングなど、製薬業界の業務で求められる各種メニューを提供するトータルソリューション。ＴＩＳでは、医療用医薬品を製造・販売し、研究開発や営業・マーケティングにおける業務課題を抱えるすべての製薬業界の企業へ「Medical Drive」を提供していき、2017年度末までに周辺開発も含めて約30億円規模の事業とすることを目指す。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。
★14：32 フォスター電機－みずほが目標株価引き上げ 業績モメンタムは低下するとの見方
フォスター電機<6794.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、業績モメンタムは低下するという考え方を続けるとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2450円→2800円と引き上げた。みずほの営業利益を若干引き上げ。世界のハイエンドスマートフォンの成長力は低下傾向にあり、現状の製品構成では高い成長率の実現は難しいと考えるとした。
フォスター電機<6794.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、業績モメンタムは低下するという考え方を続けるとし、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2450円→2800円と引き上げた。みずほの営業利益を若干引き上げ。世界のハイエンドスマートフォンの成長力は低下傾向にあり、現状の製品構成では高い成長率の実現は難しいと考えるとした。
★14：36 日立キャピタル－みずほが目標株価引き上げ ROE10％への道筋は見えてきた
日立キャピタル<8586.T>が反発。みずほ証券では、ROE10％への道筋は見えてきたと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を3800円→3900円と引き上げた。
米国事業の利益成長や中国本土の利益改善など、グローバル事業において英国以外の貢献が徐々に高まってきていると注目。特に、中国本土は景気軟化懸念のなかでリスクとも考えられていたが、公共案件の拡大により貸倒費用を抑制できた点を評価。日本事業でのOHR改善は、来17.3期以降の次期中計においても継続する可能性が高く、ROE10％の達成確度は高まったと判断。引き続き、高成長と資本効率の改善がバリュエーションを押し上げる局面との見方を示した。
日立キャピタル<8586.T>が反発。みずほ証券では、ROE10％への道筋は見えてきたと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を3800円→3900円と引き上げた。
米国事業の利益成長や中国本土の利益改善など、グローバル事業において英国以外の貢献が徐々に高まってきていると注目。特に、中国本土は景気軟化懸念のなかでリスクとも考えられていたが、公共案件の拡大により貸倒費用を抑制できた点を評価。日本事業でのOHR改善は、来17.3期以降の次期中計においても継続する可能性が高く、ROE10％の達成確度は高まったと判断。引き続き、高成長と資本効率の改善がバリュエーションを押し上げる局面との見方を示した。
★14：37 遠藤照明－大幅続伸 政府が蛍光灯輸入禁止の方針 LED置き換え需要増で思惑
遠藤照明<6932.T>が大幅に4日続伸。26日付「朝日新聞」が、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、政府が国内での製造と国外からの輸入を2020年度をメドに実質的に禁止する方針を固めたと報じた。省エネ性能が高い発光ダイオード（LED）への置き換えを促す狙いがあると伝わったことで、LED照明器具メーカーである同社に思惑的な買いが向かっているようだ。
遠藤照明<6932.T>が大幅に4日続伸。26日付「朝日新聞」が、エネルギーを多く消費する白熱灯と蛍光灯について、政府が国内での製造と国外からの輸入を2020年度をメドに実質的に禁止する方針を固めたと報じた。省エネ性能が高い発光ダイオード（LED）への置き換えを促す狙いがあると伝わったことで、LED照明器具メーカーである同社に思惑的な買いが向かっているようだ。
★14：39 三菱ＵＦＪリース－みずほが目標株価引き上げ 業績見通しは一段と改善
三菱ＵＦＪリース<8593.T>が反発。みずほ証券では、業績見通しは一段と改善していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は600円→700円と引き上げた。
2Qの高い利益進ちょく率や中長期的な利益成長に向けた全社戦略の発表、GDP600兆円の達成に向けて設備投資関連の政策期待などから、同社の株価水準は8月急落前の水準に戻りつつある。短期的にはサポート材料が多く、業績への懸念は小さいと見込み、業績予想を引き上げ。次期中計にむけて、アセマネ事業を含めたビジネスモデルの進化と海外事業の拡大による、資本効率の改善に期待するとした。
三菱ＵＦＪリース<8593.T>が反発。みずほ証券では、業績見通しは一段と改善していると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は600円→700円と引き上げた。
2Qの高い利益進ちょく率や中長期的な利益成長に向けた全社戦略の発表、GDP600兆円の達成に向けて設備投資関連の政策期待などから、同社の株価水準は8月急落前の水準に戻りつつある。短期的にはサポート材料が多く、業績への懸念は小さいと見込み、業績予想を引き上げ。次期中計にむけて、アセマネ事業を含めたビジネスモデルの進化と海外事業の拡大による、資本効率の改善に期待するとした。
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