ドル円は安値更新、来週の両院議会演説を警戒
ドル円は112.10円まで下げ幅を拡大。トランプ米大統領が今週にも驚異的な税制改革の内容を公表するかと期待されていたが、どうやら今週はなさそうだ。失望感がドル円を圧迫している。トランプ米大統領が驚異的な税制改革を行うと表明したのが今月9日であり、本日のドル円は今月9日以来の安値をつけている。法案策定作業の遅れや難航が危惧されるなか、税制改革に対する期待感が剥げ落ちているといえる。来週28日に行われるトランプ米大統領の両院議会演説に焦点が移っているものの、期待ではなく警戒感が膨らんでいるのではないか。掛け声だけで実務面に不安があるという評価がトランプ政権に根付いていくとドルにとってはネガティブである。
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