前場コメント No.1 東ソー、ユーグレナ、JAL、そーせい、群馬銀行など

2016/08/30(火) 11:30
★9:00  東ソー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 原料安と機能商品の拡販で増益基調続く
 東ソー<4042.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、コモディティでの原料安と機能商品の拡販で増益基調は続くと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は650円→730円と引き上げた。
 営業利益予想を上方修正。2Q(7~9月)以降は円高の影響が本格化するが、クロル・アルカリでの塩化ビニル樹脂やウレタン原料MDIの市況が依然堅調なため、底堅い業績が続くと予想。今17.3通期は数量増や市況によるプラス効果で円高のネガティブ影響を一部カバーし、営業利益は会社計画720億円に近い水準を予想。来18.3期は石油化学やクロル・アルカリが製品価格下落に伴い減益に転じるが、機能商品能力増強による数量増などが寄与すると予想。

★9:00  ユーグレナ-買い気配 今期2割経常増益で過去最高との観測 ミドリムシ健康食品の伸び続く
 ユーグレナ<2931.T>が買い気配。30日付「日経新聞朝刊」で、同社の17.9期の連結経常利益が、今期予想比2割増の12億円程度と、3期連続で過去最高となりそうだと報じられた。
 主力のミドリムシを配合した健康食品で、利益率の高い自社商品の通信販売の伸びが続くという。売上高は35%増の150億円前後となる見通しとされ、テレビCMなど広告宣伝費をかけた効果で商品の認知度が高まっているとしている。医薬品メーカーが生産する健康食品向けのミドリムシ原料も需要が拡大するもよう。

★9:01  JAL-JPモルガンが目標株価引き下げ ビジネス需要と中国線に回復の兆し
 日本航空<9201.T>がもみ合い。JPモルガン証券では、ビジネス需要と中国線に回復の兆しありとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4500円→4200円と引き下げた。
 日本発のビジネス需要と中国線の低迷を主因に1Q業績はマーケットを失望させたが、足元はコンセンサス予想が会社計画を下回る水準まで修正され、同時にビジネス需要と中国線の両方に回復の兆しが出ていると指摘。従って、株価が反転する地合いが整いつつあると考えるとした。中長期には、株主還元の拡大とキャパシティ不足の解消という2大カタリストがあると注目。業績予想を見直し。

★9:01  ANA-JPモルガンが目標株価引き下げ 2Q以降の業績改善を見込む
 ANAホールディングス<9202.T>が小幅反落。JPモルガン証券では、2Q以降の業績改善を見込むとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は410円→380円と引き下げた。
 1Qはインバウンド需要とアウトバウンド需要、レジャー需要とビジネス需要すべてが好調。前年ほど良くない事業環境の中で、強い競争力を示した。中国線と国際貨物事業が低迷したが、2Q以降改善する公算は大きい。それにもかかわらず、株価は下落を続けており、グローバル経済減速や円高の影響に対するマーケットの懸念が行き過ぎたと想定。運輸セクターにおいて利益成長見通しが最も明るい企業の1つとの見方を示した。

★9:01  そーせいG-続伸 口腔咽頭カンジダ症治療薬の第3相臨床試験で目的達成
 そーせいグループ<4565.T>が続伸。同社は29日、口腔咽頭カンジダ症治療薬のSO-1105の日本国内での第3相臨床試験を終了し、臨床試験で所定の目的を達成したと発表した。
 同試験は、日本でのSO-1105の有効性・安全性を評価するため、口腔咽頭カンジダ症患者を対象にミコナゾール含有製剤を対照薬として、非盲検、ランダム化、多施設共同、並行群間比較法で実施したもの。収益拡大への期待の高まりで、買いが入っている。

★9:01  群馬銀行-買い気配 上限500万株・22億円の自己株取得枠を設定
 群馬銀行<8334.T>が買い気配。同社は29日、上限500万株・22億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 機動的な資本政策の実施で、株主への利益還元の充実を図るため。取得期間は8月30日~10月14日。上限500万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.11%となる。


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