米デッカーズ・アウトドア　3Q決算は売上高が予想を下回り、通期見通しを引き下げ

1月30日 　 終値　 前日比　前日比（％）　　 　 ---------------------------------- DECK 66.05 -16.22 -19.72％　　 　1月29日取引時間終了後、米衣料・履物・装身具デザインの製造・販売のデッカーズ・アウトドア(NYSE:DECK)が第3四半期決算を発表した。売上高が市場予想を下回り、通期の見落としも下方修正した。デッカーズ・アウトドアは30日の取引で前日比19.72％安の66.05ドルと大幅に下落した。 第3四半期は売上高が前年同期比6.6％増の7億8467.8万ドルと市場予想の8億1210.5万ドルを下回った。租利益率は52.9％と前年同期の51.1％から改善し、純利益は前年同期比11.2％増の1億5670.6万ドルとなった。希薄化後の一株当たり利益は4.50ドルと市場予想の4.49ドルをわずかに上回った。ブランド別売上高は「UGG」が前年同期比6.5％増の7億3600万ドルとなったが、「Teva」は同12.3％減の1360万ドル、「Sanuk」が同7.7％減の2050万ドルと不調だった。その結果、「UGG」ブランドの売上高構成比は93.8％と前四半期の86.8％から上昇した。 会社側は第4四半期の見通しについて、売上高を前年同期比で約10％増（約8億964万ドル）とし、希薄化後一株当たり損益は0.08ドルの損失となるとした。また、2015年3月期通年について、売上高が前年比13.5％の18億ドルとし、これまでの同15％増の18億2500万ドルから引き下げた。一株当たり利益はこれまでの同15.8％から同12.6％増に引き下げ、約4.58ドルになるとした。