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マーケットの話題 [ 印刷 ]
明日の戦略
6/1 16:48
3桁上昇で22000円台回復、目先はハイテク株との連動性が強まるか
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり998/値下がり1094。指数寄与度の大きいファストリやソフトバンクGに強い動きが見られた。米ナスダック高を手掛かりにアドバンテストやディスコ、SCREENなど半導体関連が大幅上昇。レーザーテックや神戸物産など業績期待の高い銘柄が買いを集め、弁護士ドットコムは1万円の大台に乗せる場面もあった。日立や東邦亜鉛が決算を材料に大幅高となり、ZUUはストップ高比例配分と買いが殺到した。一方、前の週に買われた銘柄は売られたものが多く、第一三共が6%近い下落。三菱UFJや三井住友など銀行株も売りに押された。株高で米中対立への過度な警戒が和らぎ、石川製作所や細谷火工など防衛株が大幅安。大和コンピューターが決算を材料に売られたほか、中間配当見送りを発表したツカダグローバルが急落した。

 日経平均は3桁上昇で22000円台を回復。ただ、東証1部では値上がり銘柄よりも値下がり銘柄の方が多かった。先週、日経平均が3桁上昇となった5月25日から28日までの4営業日では、すべて値上がり銘柄数が値下がりを大きく上回っており、さすがに高値警戒感も意識される。きょうはハイテク株の上昇が目立ったが、短期的にはハイテクの値動きに指数が大きく影響を受ける可能性がある。ハイテクラリーが続くようなら、コロナ・ショックの下げ分を埋める24000円辺りまでの上昇も期待できる一方、先週の空運や金融のように、1〜2日上げた後は失速するようだと、いったんの調整も予想される。きょうはTOPIXは後場マイナス圏に沈む場面もあり、高値(1573.47p)は5月28日の高値(1578.50p)を上回ることができなかった。あすはハイテク株およびTOPIXの動向に注意を払っておきたい。




後場概況
6/1 15:29
日経平均は反発 曙ブレーキがストップ高
 6月に入り1日の日経平均は反発。終値は184円高の22062円。先週末の米国株はまちまちで、寄り付きは小幅高。しかし、開始早々に上げ幅を3桁に広げて節目の22000円を上回った。米国で半導体株が買われた流れを受けてハイテク株が軒並み高となったほか、マザーズ指数が1000pを突破するなど、グロース株の値動きの良さがリスク選好ムードを高めた。後場に入ると急ピッチの上昇に対する警戒から上げ幅を縮める場面もあった。しかし、22000円を割り込んだところでは盛り返し、終値でも22000円を上回った。東証1部の売買代金は概算で2兆3200億円。業種別では証券・商品先物や電気・ガス、情報・通信などが上昇した一方、医薬品や保険、ゴム製品などが下落している。前期の利益が計画を上振れた曙ブレーキがストップ高。半面、決算が失望を誘った住友林業が急落した。

前場概況
6/1 11:43
日経平均は大幅反発 マザーズ指数は1000p台に到達
 1日前場の日経平均は大幅反発。前引けは257円高の22135円。まちまちとなった米国株を受けて寄り付きは小幅高。しかし、ナスダック高を手掛かりにハイテク株に強い買いが入り、全体も買いの勢いを強めた。早い時間に上げ幅を広げて22000円台を回復すると、売り方の買い戻しも巻き込んで上値を追う展開。アジア株も強めのスタートとなったことから一段高となり、ほぼ高値圏で前場の取引を終えた。新興市場も強く、マザーズ指数は1000p台に到達した。東証1部の売買代金は概算で1兆1300億円。業種別では証券・商品先物、海運、情報・通信などが上昇している一方、医薬品や陸運、非鉄金属などが下落している。ハイテク株が軒並み高となっているが、中でもアドバンテストが6%を超える大幅上昇。半面、リスク警戒ムードが和らぐ中、先週末に動意づいた川本産業や中京医薬品など感染予防関連や、石川製作所や細谷火工など防衛株が売りに押されている。

今日の株式見通し
6/1 7:44
軟調か 米大規模デモや米中関係悪化を警戒
 東京市場は軟調か。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均は17ドル安の25383ドルで取引を終えた。S&P500とナスダックは上昇している。トランプ米大統領が香港に対する優遇措置を見直すと発表したことが重しとなったものの、米中貿易合意の撤回や追加関税などの対中制裁への言及がなかったことは安心材料となり、半導体株などには強い動きも見られた。ドル円は足元で107円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建ては大証日中終値と比べて140円高の21950円、ドル建ては145円高の21955円で取引を終えた。

 米中関係悪化が警戒される中でも米国株は落ち着いた動きとなっている。ただ、その一方で、米国では白人警官の暴行に対する抗議デモが大規模化するなど、新たな懸念材料も浮上しており、先週のような楽観的な地合いは期待しづらい。中国側から報復的なアナウンスが出てくる可能性もあり、国内でも北九州や東京の新型コロナウイルス感染拡大への警戒が強まっている。日経平均は節目の22000円を前に、戻り売りに押される展開を予想する。日経平均の予想レンジは21650円-21950円。