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今日の株式見通し
12/2 7:40
軟調か アメリカでもオミクロン型の感染を確認
 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は461ドル安の34022ドルで取引を終えた。序盤は前日の大幅安に対する押し目買いが優勢で、上げ幅を500ドル超に広げる場面もあった。しかし、米国で「オミクロン型」の初の感染者が確認されたことが伝わると失速。マイナス圏に転じると下げ幅を広げ、安値圏で取引を終えた。ドル円は足元で112円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて760円安の27420円、ドル建てが750円安の27430円で取引を終えた。

 オミクロン型は感染力が高いことが知られており、各国の被害状況からアメリカでも感染者が出ることは予想できたことではあったが、それに神経質に反応してしまうのが、今の米国株。3指数とも引け味が非常に悪く、日本株も売りに押されることになるだろう。米国では空運株やクルーズ株が大きく売られており、アフターコロナ関連に厳しい展開が想定される。世界各地で感染被害が広がる可能性が高いと思われる中、リスク警戒ムードの強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27300円-27700円




明日の戦略
12/1 16:31
米株大幅安を跳ね返し4日ぶり反発、リバウンド相場への備えを
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1368/値下がり751。商船三井によるTOBを材料に、宇徳とダイビルがストップ高比例配分。商船三井も証券会社の目標株価引き上げがあり、3%を超える上昇となった。ファナックがリポートを材料に大幅高。レーザーテック、トヨタ、ダイキン、三井不動産など、主力どころの銘柄に強い動きが見られた。ENEOSと超小型EVシェアリングサービスの共同実証実験を開始すると発表したサンオータスが後場に入って急騰した。

 一方、あす月次を発表予定のファーストリテイリングが逆行安。パウエルFRB議長のタカ派的発言で米金利には上昇圧力がかかるとの警戒から、ソフトバンクGが売りに押された。株高でコロナ変異株への過度な警戒が後退する中、川本産業や中京医薬品などマスク関連が急落。はてなは1Q決算が失望を誘って2桁の下落率となった。前日に1万円手前で長い上ヒゲをつけたサイエンスアーツは、利益確定売りが殺到して17%安となった。

 日経平均は4日ぶり反発。コロナ変異株を材料とした先週金曜からの下げが、ようやく一服した。28000円台に乗せて終われなかったことは物足りない。ただ、昨晩の米国市場ではコロナ以外にパウエルFRB議長の発言も株売りの材料となっていただけに、これに対するネガティブな反応が限定的であったことは下値不安を和らげる。短期的には、売られ過ぎ感の強い銘柄が一斉に戻してきても良い局面だ。

 ここで切り返したとしても、それは日本株や個別企業を評価してではなく、弱気に傾きすぎた分の修正とみておいた方が良い。短期志向の投資家も積極参戦してくるであろうから、一定の戻りを達成した後は、買いが続かなくなるものも出てくると思われる。それでも相場の急変動はトレードのチャンスではある。この下げ局面で買いのアクションを起こすのであれば、難しく考えず「もし大底だったら儲けもの」くらいの感覚で、このタイミングで参戦するのが良さそう。戻すならそのピッチはかなり急になる可能性があり、様子を見てから動くというスタンスだと高値つかみをしてしまうリスクがある。

後場概況
12/1 15:26
日経平均は4日ぶり反発 後場は28000円近辺で動きが落ち着く
 12月に入り1日の日経平均は4日ぶり反発。終値は113円高の27935円。米国株の大幅安を受けても小高く始まると、前場ではいったん28000円台に乗せた後に27500円台まで下落し、そこから切り返して再び28000円台を回復するなど、荒い値動きがしばらく続いた。しかし、次第に買いの勢いが強まり、プラス圏が定着。前引けは200円を超える上昇となり、28000円を上回った。後場は前場で動き疲れたのかのように値幅がさっぱり出なくなり、28000円を挟んだもみ合いに終始した。引けにかけてやや萎んだことから、終値では28000円を下回った。

 東証1部の売買代金は概算で3兆2100億円。業種別ではパルプ・紙や海運、機械などが上昇した一方、情報・通信や医薬品、食料品などが下落した。日本政府による経済安全保障戦略を踏まえ、コーポレートガバナンスの適正化に資する内部脅威検知サービスを提供すると発表したエルテスが、後場に買いを集めてストップ高。反面、FRONTEOが連日のストップ安比例配分となり、3日続けてストップ安。新興グロース株には大きく売られるものも散見されており、マザーズ指数やジャスダック平均は下落で終えた。

前場概況
12/1 11:48
日経平均は4日ぶり大幅反発 乱高下を経て28000円台を回復
 1日前場の日経平均は4日ぶり大幅反発。前引けは225円高の28047円。米国株は大幅安となったが、下落の材料の一部を東京市場で先んじて消化していたこともあり、スタートは小幅高。そこからしばらくは荒い動きが続いた。上げ幅を3桁に広げて28000円台に乗せたかと思ったら、戻り売りに押されてマイナス転換。一気に下げ幅を200円超に広げた。しかし、27500円は割り込まず鋭角的に切り返すと、しばらく前日終値近辺で揉みあった後に上方向に勢いを強めた。結局高値圏で前場の取引を終えており、28000円台を回復している。

 東証1部の売買代金は概算で1兆6500億円。業種別ではパルプ・紙、海運、輸送用機器などが上昇している一方、情報・通信、医薬品、食料品の3業種が下落している。証券会社が投資判断を引き上げたファナックが大幅上昇。反面、パウエルFRB議長のタカ派シフトが警戒されてソフトバンクGが売りに押されている。