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アナリスト田中の深堀り郵政IPO! 特集記事バックナンバー
【第11回】
過去の大型IPOの指数採用イベントは?
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 郵政3社の大商いが続いている。特にかんぽ生命保険は大型株にあらぬ値動きをしており、短期筋を呼び寄せることで値動きが増幅。含み益拡大で親会社の日本郵政にも人気が波及した。
 そんな3社の人気を支えるのが指数組み入れイベントだ。特に大型株のIPOは上場間もない時期に世界株価指数に組み入れられる。株価がまだこなれていない時期だけに、大きく反応しやすい。今回はFTSEが3社をそろって10日終値で、MSCIがかんぽ生命を除く2社を17日終値で組み入れる。なお、本投稿では指数算出の対象となる大引けの日を算入日、組み入れ日と定義する。

<まず昨秋のリクルートをおさらい>
 では実際に過去の銘柄ではどうだったのか。今回は昨年に両指数の早期組み入れ対象になったリクルートホールディングスをおさらいしておきたい。




 チャートを見ると一目瞭然(りょうぜん)だが、上場してからまずFTSEの株価指数組み入れ日までに実際に高値を付けたのは、3日目であって算入日ではなかった。ただ比較的値を保って推移し、組み入れ翌日から株価はいったん急落した。
 しかしながら、FTSEよりインパクトが大きいMSCIの組み入れ時の方が、値上がりは鈍かった。これはFTSEの算入日に、持ち株会からの大量引き出しが発表されたためだ。当初は想定していなかった売り主体が突如現れたことで警戒感が広まった。
 MSCIの算入日を過ぎると今度は決算期待で株価は上昇したが、実際に発表されると急落した。特殊要因で業績が低迷したことが嫌気された。しかし、いったん落ち着くと、一過性のものとの見方も広まり、今度はTOPIX算入に向かって再び上昇した。

 なお、リクルート以外の過去にMSCIに採用された銘柄を見ると、TOPIX組み入れに関しての値動きはバラバラだ。3指数のうち最大の買い付け需要があるイベントだが、上場1カ月もすると株価もこなれてくる。日程によっては既に証券会社のカバレッジも始まり、指数イベントだけに素直に反応しづらくなってくる。
 だが、リクルートのように、どうぞ仕込んでくださいとばかりにタイミングよく押し目を作ると、教科書通りに動きやすくなる。もちろん売られる材料が、株価評価に致命的にマイナスならば別なのだろうが。


<過去の平均的な動きは?>
 では、平均的にはどうなのだろうか。過去2004年のJパワー以降でMSCIの早期組み入れ対象になった銘柄で検証してみると、MSCIに関してはおおむね算入日に高値を取っていたことが分かる。該当するのはJパワー、ソニーFH、第一生命、大塚HD、JAL、サントリBF、リクルートの7銘柄だ。




 初値を0%と起点にして騰落率を平均すると、きっちりMSCIの算入日に高値を取っていることが分かる。ただし注意したいのは、始値よりも終値の方が安く、チャートは陰線を描くことだ。パッシブファンドは大引けで買い付けるわけだが、実際には先回り買いが多すぎて失敗するリスクが大きい。当然ながら引け間際になるほどカオスな値動きをすることも多い。

 また、注意したいのはMSCIではなく、FTSEのルール変更だ。以前のFTSEは上場日の終値が算出対象だった。大塚HDでは二段階に分けるといった変速ルールも採用された。今は上場一週間後(5日目)がFTSE、2週間後(10日目)がMSCIとなる。このルールになってから、両指数で対象になった銘柄は、まだ昨年のリクルートしかない。MSCIよりも前に算入されることは一貫しているが、微妙な変更が相場に及ぼす影響がまだ分かりにくい。

 加えてMSCI算入日までは一日の値動きが大きいことも注意が必要だ。まだ上場間もない時期は短期筋が多く、株価が振れやすい。かといって新興銘柄のように一方向に動くことは少ないため、飛び付くとMSCIうんぬんの前に相場の肥やしと化してしまうのがオチだ。冷静に押し目を狙う必要がある。

(2015/11/9)

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・ 第8回、日本郵政の価値を考える! 日本郵便はお荷物なのか?〜一等地に抱える膨大な不動産〜
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郵政IPO トピックス( 郵政グループに関連する情報をピックアップして随時配信しています )
2015/11/4 米MSCI、日本郵政とゆうちょ銀を早期組み入れ
 米MSCIは4日、日本郵政とゆうちょ銀行の2社をMSCIグローバルスタンダード指数に11月18日から反映させる(17日の大引けで計算)と発表した。ともにラージキャップとスタンダードが対象になる。
2015/11/4 英FTSE、郵政3社の投資可能分は11%
 英FTSEは郵政3社のグローバル株価指数シリーズへの早期組み入れ(ファストエントリー)について、3社とも発行済み株式数の11%を投資可能分とみなすと発表した。10日火曜日大引け時点の株価で組み入れ、翌11日から各指数に反映させる。
2015/10/27 日本郵政、グレーで5%高の1470円 (BBG 報道)
 日本郵政株について、東京時間午前10時46分に1470円でグレーマーケットの取引があったとブルームバーグが報じた。シンガポール在住のチャーチル・キャピタルのセールス・トレーダーが明らかにしたという。公開価格の1400円を5%上回る。また、ゆうちょ銀行は公開価格の1450円に対し1540円で取引され、かんぽ生命保険は公開価格2200円に対し2360円の買い気配、2500円の売り気配が入っているとしている。
2015/10/20  かんぽ生命とゆうちょ銀、グレー市場で公開価格上回る買い注文 (BBG 報道)
 上場前の株式が取引される「グレーマーケット」でかんぽ生命は公開価格2200円に対し、2350円のビッド(買い気配値)、ゆうちょ銀行については公開価格の1450円に対し1550円のビッドが入ったとリオリエント・グループによる話としてブルームバーグが報じた。また、チャーチル・キャピタルのセールス・トレーダーの話として、ゆうちょ銀には1510円、かんぽ生命には2290円のビッドが入っていると伝えた。
2015/10/14  郵政3社、ブックビル開始2日で需要超過 (BBG 報道)
 日本郵政グループ3社のIPOで、ブックビルディング開始から2日間で国内外の投資家需要が総売り出し株式数を上回ったと、ブルームバーグが関係者の話として報じた。日本郵政とゆうちょ銀では申し込みが売り出し予定数を上回り、かんぽ生命では数倍になったという。
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