NY概況-ダウ129ドル安 517ドル高まで上昇後、FOMCを受けて下落
米株は高安まちまち。決算や見通しが好感されたマイクロソフトの上昇などを追い風に上昇してスタートしたものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表後に長期金利が上昇したことで売りが優勢となった。FOMC声明文で3月利上げが示唆され、バランスシートの縮小についても言及があった。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会見でインフレ高進について強い懸念を示し、労働市場を傷つけることなく利上げが可能だと強調した。ダウ平均は一時517ドル高まで上昇後、421ドル安まで反落し、129.64ドル安(-0.38%)と2日続落して終了。S&P500も2.22%高まで上昇後、1.19%安まで反落し、0.15%安と小幅に続落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は3.42%高まで上昇し、0.02%高とわずかながらプラス圏で終了した。ダウ平均採用銘柄はマイクロソフトが2.85%上昇したほか、ビザ、インテル、アメリカン・エキスプレスも1%超上昇。一方、決算が嫌気されたボーイングが4.82%下落し、ベライゾン、3M、ディズニーなども2-3%下落した。米10年債利回りは前日の1.77%台から1.88%まで上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は31.96ポイントと前日比0.80ポイント上昇した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
34168.09 -129.64 (-0.38%)
NASDAQ
13542.12 +2.82 (+0.02%)
S&P500
4349.93 -6.52 (-0.15%)
Rusell2000
1976.46 -27.57 (-1.38%)
SOX
3407 +56.15 (+1.68%)
CME225(ドル建て)
26945 -215
CME225(円建て)
26920 -90
WTI
87.35 +1.75 (+2.04%)
ドル円
114.67 +0.81
ユーロ円
128.88 +0.23
米10年債利回り(%)
1.8763 +0.1
米2年債利回り(%)
1.1584 +0.131
VIX
31.96 +0.80
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