後場コメント No.1 グレイス、JPX、インフォコム、メイテック、モーニングスタ、杉本商

2022/01/27(木) 15:02
★12:31  グレイス-後場売り気配 22.3期第2四半期報告書提出できない見込みと発表 上場廃止へ
 グレイステクノロジー<6541.T>が後場売り気配。同社は27日12時、22.3期第2四半期報告書について、同日までに提出できない見込みとなったと発表した。これに伴い、東京証券取引所の上場廃止基準により、同社株式は整理銘柄に指定された後、上場廃止となる。

★12:35  JPX-後場マイナス転換 3Q累計最終益2%増も材料出尽くし
 日本取引所グループ<8697.T>が後場マイナス転換。同社は27日12時、22.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益(IFRS)は380億円(前年同期比1.7%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は82.6%。

 上場会社による資金調達額やIPO件数の増加などにより、上場関連収益が増加した。ETFの純資産額の増加による指数ライセンス収入の増加や、相場情報の利用拡大に伴う相場情報料の増加に伴い、情報関連収益が増加したことも寄与した。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★12:35  JPX-後場マイナス転換 777万3007株の自己株消却 割合は1.45%
 日本取引所グループ<8697.T>が後場マイナス転換。同社は27日12時、777万3007株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は2月10日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.45%となる。

 なお、株価は同時に発表した3Q累計の決算を受け、後場はマイナス転換となっている。

★12:38  インフォコム-大幅安 通期営業益予想を下方修正 海賊版サイトの影響拡大
 インフォコム<4348.T>が大幅安。同社は27日12時、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の110.0億円から105.0億円(前期比2.9%減)に下方修正すると発表した。

 ネットビジネス・セグメントの電子コミック配信サービスにおいて、海賊版サイトの影響拡大したほか外出自粛による特需がはく落したことが響く。

 22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は70.7億円(前年同期比0.5%減)だった。

 併せて、22.3期の期末配当予想を、記念配当10円の実施により27円から37円(前期末は27円)に引き上げることも発表した。

★12:40  メイテック-後場下げ幅縮小 3Q累計営業益27%増 エンジニア稼働人員数が増加
 メイテック<9744.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日11時30分、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は95.6億円(前年同期比26.7%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は77.7%。エンジニア社員増員と稼働率の改善に伴い、稼働人員数が増加したことが寄与した。

★12:40  メイテック-後場下げ幅縮小 50万株の自己株消却 割合は1.75%
 メイテック<9744.T>が後場下げ幅縮小。同社は26日11時30分、50万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は3月31日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は1.75%となる。

★12:43  モーニングスター-大幅に4日続落 3Q累計営業益18%増も地合いに連れ安
 モーニングスター<4765.T>が大幅に4日続落。同社は27日12時、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は15.1億円(前年同期比17.8%増)だったと発表した。

 アセットマネジメント事業において、公募のインデックスファンドの運用残高の拡大に伴い信託報酬が増加したことや、地域金融機関の有価証券運用の高度化を支援する私募投信の運用残高の大幅な拡大に伴い信託報酬が増加したことなどが寄与した。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★12:53  杉本商事-反落 3Q累計営業益5%増 通期進ちょく74%
 杉本商事<9932.T>が反落。同社は27日11時30分、22.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が16.2億円(前年同期比5.2%増)だったと発表した。売上高が増加したことが寄与した。通期の会社計画22.0億円に対する進ちょくは73.6%。なお、株価は地合いにつれ安している。


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