〔Market Flash〕連続増配を実施する安定成長銘柄に注目~東海東京

2022/05/19(木) 13:36
【13:35】連続増配を実施する安定成長銘柄に注目~東海東京  東海東京調査センターでは、足元で不安定な相場展開が続いており、企業の成長期待の低下が意識されるなか、バリュー株でかつ好配当銘柄に注目するスタンスを推奨している。米国では、時価総額30億ドル以上、25年以上連続で増配している銘柄を対象とした「S&P500配当貴族指数」があるが、同指数のパフォーマンスは、S&P500指数のトータルリターンを上回って好調に推移しているとのこと。日本でも同様の指数として「S&P/JPX配当貴族指数」があり、こちらもTOPIXの同リターンを上回るパフォーマンスで推移しているもよう。構成銘柄には22.3期まで20期連続増配予定のKDDI<9433.T>が含まれているほか、金融業の銘柄が多い。東海東京では中長期の視点から、こうした安定成長銘柄にも注目しておく必要があると考えている。 【10:05】大手行の決算に対する関心はまた低下~SMBC日興  SMBC日興証券では銀行セクターに関して、大手行の23.3期計画は軒並み想定線の水準であったが、決算期間中の株価はTOPIXをやや下回る銘柄が多かったことを指摘している。円安で日銀の金融政策が注目される機会は増えたが、黒田総裁退任の23年春まではまだ時間があり、イールドカーブ・コントロールやマイナス金利変更の業績影響は一定程度織り込んだ。双方の視点から、銀行株への関心は再度低下しているとSMBC日興では考えている。米10年債利回もFedの中立金利を超えて上がる過程では、銀行株の材料にはならなくなっている。業績面でも、23.3期計画は想定線であった一方、外債の含み損が最大関心事に浮上しているとコメントしている。 【9:30】食品は値上げに耐えうる実需の見極めへ~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では食品セクターに関して、まだ流動的ではあるものの、不透明であった当面の原材料コスト影響に関しては、今決算によって概略が見えてきたとコメント。今後は、各社が実施する値上げなどの施策が、想定されるコストアップを吸収し利益に歩留まり、かつ次の成長につなげることができるかどうかを見極める局面へシフトすると考えている。具体的には、値上げに耐えうる実需や、値上げ以外の中長期成長力を有していることなどが、ポイントとなるとみている。個別では、味の素<2802.T>、ニチレイ<2871.T>の再評価余地が大きいと考えている。 【8:45】寄り前気配は日医工、サントリーBF、東邦HD、しまむらが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日医工<4541>+14.46%、サントリーBF<2587>+3.75%、東邦HD<8129>+2.22%、しまむら<8227>+0.54%、グリコ<2206>+0.41%、岩谷産<8088>+0.38%、井関農<6310>+0.25%、ニチコン<6996>+0.23%、日清食HD<2897>+0.23%、スギHD<7649>+0.19%などが高い気配値。  一方、日東電<6988>-16.10%、JX<5020>-10.07%、ニフコ<7988>-9.58%、アルフレッサ<2784>-9.35%、ニッパツ<5991>-7.45%、凸版印<7911>-7.45%、LIXILG<5938>-6.69%、東洋水産<2875>-6.68%、大日印<7912>-6.67%、オークマ<6103>-6.67%などが安い気配値となっている。
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