後場コメント No.3 東京通信、楽天G、ダントーHD、ギガプライズ、大和工、FLN

2022/07/01(金) 15:00
★13:26  東京通信-急落 1日より増し担保金徴収措置を実施
 東京通信<7359.T>が買い気配。日本証券金融(日証金)は6月30日、同社株について1日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率を50%に引き上げる。規制措置の実施を受けて需給要因から売りが優勢となっている。

★13:35  楽天G-続落 楽天モバイルと東電PG 基地局建設の新会社設立
 楽天グループ<4755.T>が続落。同社傘下の楽天モバイルと東京電力ホールディングス<9501.T>の東京電力パワーグリッド(以下、東電PG)は1日、携帯電話基地局の建設事業を行う新会社「楽天モバイルインフラソリューション」を共同で設立したと発表した。

 今回の新会社設立により、4G・5Gネットワークのさらなるエリア拡大、ならびに基地局の高密度化を推進するとともに、安定的なサービス提供をめざすとしている。出資比率は楽天モバイルは51%、東電PGは49%とした。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★13:36  ダントーHD-急騰 子会社ダントーテクノロジーズを設立
 ダントーホールディングス<5337.T>が急騰。同社は6月30日、取締役会で子会社ダントーテクノロジーズ(東京都中央区)を設立することを決議したと発表した。

 事業内容は、(1)高分子不燃発泡スチロールとタイルの融合商品の開発、(2)射出成型製造による新たなタイル製造の開発、(3)セラミックと高分子との融合による道路骨材の開発としている。7月1日より事業を開始する。

★13:48  ギガプライズ-4日ぶり大幅反発 20万株・3億円を上限に自社株買い 割合は1.35%
 ギガプライズ<3830.NG>が4日ぶり大幅反発。同社は6月30日、20万株・3億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月1日~12月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.35%となる。

★13:50  大和工業-SMBC日興が目標株価を引き上げ 業績は高水準、株主還元に期待
 大和工業<5444.T>が反発。SMBC日興証券では、業績は高水準、株主還元に期待。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は4600円から5400円に引き上げた。

 23/3期の経常利益見通しを490億円から896億円に増額した(会社計画は790億円)。会社側から業績予想の前提条件は開示されていないが、決算公表時点よりも鉄屑市況が値下がり傾向にある一方で、H形鋼市況は米国、日本、東南アジアで高位に推移していると指摘。SMBC日興では年間配当を250円/株と予想(会社計画は200円)。24/3期の経常利益見通しを483億円から567億円に修正。金融引き締めによって世界的に景気が鈍化すると見込んでおり、形鋼市況の調整を予想。ただ、米国、日本などでは競争激化の兆しは見られず、利益水準は高位維持するとみている。

★13:56  FLN-大幅安 今期営業損益予想を下方修正 売り上げ減少などが響く
 フューチャーリンクネットワーク<9241.T>が大幅安。同社は6月30日、22.8期通期の営業損益予想を従来の1億100万円の黒字から7400万円の赤字(前期は1億円の黒字)に下方修正すると発表した。

 売り上げの減少や、販売費および一般管理費の削減が当初予想より削減できなかったことなどを業績予想の下方修正の要因に挙げている。


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