前場コメント No.2 JHD、ヒューリック、DyDo、コメ兵HD、ジースリーHD、日本紙

2022/08/18(木) 11:30
★9:01  JHD-買い気配 新株予約権で6億円調達 産業廃棄物処理施設などの取得資金などに充てる
 ジェイホールディングス<2721.T>が買い気配。同社は17日、中谷正和氏らを割当先とする第三者割当により、第6回新株予約権を発行すると発表した。

 割当日は9月2日まで。発行総数は2万5000個(潜在株式数250万株)。差引手取概算額で6億0930万円を調達し、産業廃棄物処理施設などの取得資金に充当する。希薄化割合は55.95%。

 なお、株価は資金調達による産業廃棄物処理事業の参入を好感した買いが優勢となっている。

★9:01  ヒューリック-底堅い 同社開発の銀座木造ビルにアップルストア入居=日経
 ヒューリック<3003.T>が底堅い。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が開発した東京・銀座の木造ビルに、米アップルの直営店「アップルストア」が中核テナントとして入居すると報じた。

 アップルの店舗が入る銀座のビルが建て替えに入るためで、8月30日から日本初の耐火木造12階建ての商業ビルで営業する。脱炭素の流れが強まるなか、オフィスビルに加え商業ビルでも環境対応が求められる時代に入ってきたとしている。

★9:02  ダイドー-底堅い 投資有価証券を一部売却へ 3Qに特別利益計上見込む
 ダイドーグループホールディングス<2590.T>が底堅い。同社は17日、保有する投資有価証券の一部を売却すると発表した。

 売却予定日は9月5日。投資有価証券売却益として約3~4億円を見込んでおり、23.1期3Q(8-10月)において特別利益として計上する予定。一方、トルコ子会社の財務諸表について、IAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」に定められる要件に従い、2Q(5-7月)より会計上の調整を加えることとしている。予測されるインフレ率などを鑑みると、利益面に大きなマイナス影響を与える可能性があるとしている。

★9:02  コメ兵-続伸 中古宝飾品買取・販売のセルビーを子会社化
 コメ兵ホールディングス<2780.T>が続伸。同社は17日、中古宝飾品買取・販売事業のセルビー(東京都台東区)の株式を取得し、子会社化すると発表した。取得価額は非開示としている。

★9:02  ジースリーHD-小高い 保有する太陽光発電所を売却へ
 ジー・スリーホールディングス<3647.T>が小高い。同社は17日、販売用資産として保有する太陽光発電所を売却すると発表した。

 売却する物件は福岡県飯塚市と岩手県盛岡市の2カ所。譲渡価額は非開示だが、前期連結売上高(33.1億円)の10%以上に相当する額となる。なお、今期の連結業績予想には織り込み済みとしている。

★9:03  日本製紙-底堅い 酵素処理ステビア、植物肉向け積極展開と報じられる
 日本製紙<3863.T>が底堅い。18日付けの化学工業日報は、同社がケミカル事業で扱うステビア甘味料について、たんぱく配合製品の風味改善用途としての提案に力を入れると報じた。

 記事によれば、植物肉特有の雑味や臭気に対し、微量の酵素処理ステビアを添加することで高いマスキング効果を確認したという。健康志向を追い風に市場が拡大するアミノ酸やプロテイン向けの味質改善についても需要を開拓するとしている。


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