前場コメント No.6 木村化、artience、KOKUSAI、ジンジブ、岩谷産、不二製油

2024/08/13(火) 11:35
★9:11  木村化工機-買い気配 1Q営業益2.6倍 化工機事業などで大幅増益
 木村化工機<6378.T>が買い気配。同社は9日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は10.8億円(前年同期比2.6倍)だったと発表した。化工機事業およびエネルギー・環境事業で大幅増益となったことなどが寄与した。

★9:11  artience-買い気配 通期最終益を上方修正 増配も発表
 artience<4634.T>が買い気配。同社は9日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の100億円から165億円(前期比69.5%増)に上方修正すると発表した。

 事業構造改善などによるコスト削減や販売価格の改定が進展し、利益改善が進んだほか、投資有価証券売却益見込み(同社保有有価証券5銘柄を対象とし34億円の特別利益を2024年7月~12月で計上見込み)も加味した。

 上期(1-6月)の連結純利益は93.6億円(前年同期比2.4倍)だった。

 併せて24.12期の中間配当を従来予想の45円に対して50円(前期中間は45円)に決定し、期末配当予想を45円から50円に上方すると発表した。年間配当は100円(前期は90円)となる。

★9:12  artience-買い気配 450万株・100億円を上限に自社株買い 割合は8.48%
 artience<4634.T>が買い気配。同社は9日、450万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年8月13日~2025年8月12日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は8.48%となる。

★9:16  コクサイエレ-大幅高 MSCI銘柄入れ替え 同社が新規採用
 KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>が大幅高。モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショ ナル(MSCI)は、現地時間8月12日(日本時間13日早朝)に指数構成銘柄の見直しを発表したことが材料。

 機関投資家の多くがベンチマークとする標準指数(スタンダード・インデックス)における日本株の組み入れに関して、同社が新規に採用された。

 除外は近鉄グループホールディングス<9041.T>、小糸製作所<7276.T>、NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>、日産化学<4021.T>、野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>、ヤマトホールディングス<9064.T>の6銘柄。

 株価は採用を好感した買いが先行している。

★9:18  ジンジブ-急騰 1株を2株に分割 基準日は9月30日
 ジンジブ<142A.T>が急騰。同社は9日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★9:18  ジンジブ-急騰 1Q営業赤字8100万円 株式分割を好感
 ジンジブ<142A.T>が急騰。同社は14日、25.3期1Q(4-6月)の営業損益は8100万円の赤字だったと発表した。24.3期1Qにおいて四半期財務諸表を作成していないため、前期比較はできない。
 
 直前の3月末で掲載契約の年度が替わることで掲載数が一時的に減少するため、各四半期単位比較で売上高の占有率が低い四半期累計期間となる。同時に、新卒の入社による人件費投資や7月の高卒就職活動本番前の広告宣伝費投資など、経費面では四半期単位の売上占有率に比例変動しないため、例年、1Qは利益水準が伸びない四半期であることが響いた。

 なお、株価は同時に発表した株式分割が好感され、買いが入っている。

★9:18  岩谷産業-反落 1Q営業益1.1%減 産業ガス・機械事業などの減益が響く
 岩谷産業<8088.T>が反落。同社は9日に、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は84.2億円(前年同期比1.1%減)だったと発表した。産業ガス・機械事業およびマテリアル事業で減益となったことなどが響いた。

★9:19  不二製油-急騰 上期営業益を上方修正 1Qは2.1倍
 不二製油グループ本社<2607.T>が急騰。同社は9日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の70.0億円(前年同期比20.5%減)から90.0億円(前期比2.3%増)に上方修正すると発表した。

 1Q(4-6月)の実績を踏まえた。2Q(7-9月)においては、2024年年初からの歴史的なカカオ豆価格の高騰に伴い、Blommer Chocolate Companyにおいて仕入れ価格の上昇などに伴う一時的な採算悪化により営業利益の減少を見込む。

 25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は74.4億円(前年同期比2.1倍)だった。植物性油脂事業において、パーム油などの原材料価格が安定したことにより収益性が改善した。Blommerにおけるカカオ豆に関連する先物評価益の発生や、業務用チョコレート事業における堅調な販売なども寄与した。


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