後場コメント No.3 海帆、ホンダ、テクノ菱和、大成建、阪急阪神、東エレク

2024/09/27(金) 15:01
★13:45  海帆-後場プラス転換 通期最終損益を上方修正 一転黒字へ
 海帆<3133.T>が後場プラス転換。同社は27日13時30分、25.3期通期の連結純損益予想を従来の3.6億円の赤字から0.2億円の黒字(前期は7.1億円の赤字)に上方修正すると発表した。完全子会社化したBOBSおよびワイデンの業績予想を精査した結果、従来の想定を上回る見通し。

★13:56  ホンダ-もみ合い 留寿都ウインドと風力発電のバーチャルPPA締結
 ホンダ<7267.T>がもみ合い。同社は27日、インベナジー・ウインド合同会社のグループ会社である留寿都ウインド合同会社と、風力発電による北海道最大のバーチャルPPAを締結したと発表した。

 バーチャルPPAは、電力を使用する者が発電事業者から再生可能エネルギーの環境価値のみを直接購入する契約。今回、同社は留寿都ウインドの風力発電所で生み出される風力発電由来の非化石証書を環境価値として取得する。これにより、実際の電力の調達先を変えることなく再生可能エネルギー由来の電力の利活用に貢献できるとしている。

★14:04  テクノ菱和-後場買い気配 通期営業益を上方修正 大幅な増配も発表
 テクノ菱和<1965.T>が後場買い気配。同社は27日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の51.0億円から72.0億円(前期比24.3%増)に、年間配当予想を52円から100円(前期は48円)に上方修正すると発表した。

 手持ち工事の進ちょくが見込まれることや、メンテナンス工事の需要が旺盛なことなどを踏まえた。

★14:17  大成建設-反落 162万9000株の自己株を消却 割合は0.9%
 大成建設<1801.T>が反落。同社は27日14時、162万9000株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は9月30日。消却前の発行済株式総数に対する割合は0.9%となる。

 なお、株価は寄り付きから軟調に推移しており、配当権利落ちを考慮した基準値を下回って推移している。

★14:19  阪急阪神HD-堅調 阪急電鉄、ソフトバンク系とシェア自転車=日経
 阪急阪神ホールディングス<9042.T>が堅調。日本経済新聞電子版は27日14時03分に、同社傘下の阪急電鉄が10月から、ソフトバンク<9434.T>系のオープンストリート(東京・港)と提携してシェアサイクル事業に乗り出すと報じた。

 自転車のレンタルや返却ができるオープンストリートのシェアサイクルステーションを6駅に設置し、利用者はスマートフォンのアプリで会員登録すればどのステーションからでも貸し借りができるという。駅近辺の利便性と回遊性の向上をめざし、今後はほかの駅でもステーション設置を検討するとしている。

 前日の終値4469円に対し、配当落ちを考慮した基準値は4439円。株価は前日の終値は下回っているが、基準値を上回る堅調な推移となっている。

★14:38  東京エレクトロン-大幅高 高市氏勝利の思惑でリスクオンか 日経平均は一時800円高
 東京エレクトロン<8035.T>が大幅高。本日の自民党総裁選において高市氏が勝利するとの思惑から、リスクオンムードが強まり先物主導で買いが入っている。
 
 午後から始まった投開票では過半数を獲得した候補者はおらず、高市氏と石破氏の決選投票が行われている。高市氏はマーケットにフレンドリーとみられており、1回目の投票で高市氏が最も多くの表を獲得したと伝わった後に、日経平均の上げ幅が一時800円を超える場面もあった。

 同社のほか、アドバンテスト<6857.T>、ファナック<6954.T>、信越化学工業<4063.T>、ダイキン工業<6367.T>なども大幅高となっている。


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