前場コメント No.1 7&I、ディスコ、トナミHD、ロート、イード、ヨンキュウ

2025/02/27(木) 11:30
★9:00  セブン&アイ-売り気配 創業家の買収提案、伊藤忠が参画断念=日経
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売り気配。日本経済新聞電子版は26日16時28分、同社の創業家である伊藤家がめざす同社の非公開化に関して、伊藤忠商事<8001.T>が参画を断念する意向を固めたことがわかったと報じた。
 
 記事によれば、非公開化案を巡っては8兆円規模の資金調達の調整が難航しているようだ。伊藤忠は1兆円規模の出資を検討してきたが、参画しても自社グループの食料事業との相乗効果などが得られないと判断したとしている。

★9:00  セブン&アイ-売り気配 MBO断念へ 伊藤忠不参画 資金めど立たず=読売
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売り気配。27日付の読売新聞朝刊は、同社が創業家から提案されていた経営陣による自社株買収(MBO)の実施を断念する方向で最終調整していることが分かったと報じた。記事によれば、伊藤忠商事<8001.T>が参画を断念するなど資金確保のめどが立たなくなったためで、近く取締役会で決議するとしている。

★9:00  セブン&アイ-売り気配 同社買収の資金調達めど立たず 創業家から連絡
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が売り気配。同社は27日8時55分、代表取締役副社長である伊藤順朗氏および伊藤興業から、同社買収に関する正式提案に必要となる資金調達のめどが立たなくなったとの連絡を受けたと発表した。

 これを受け、現時点においては、伊藤氏および伊藤興業からは同社が検討しうる提案がなされていないことになると説明。同社としては、引き続き株主にとっての価値実現のために、アリマンタシォン・クシュタールからの提案を含め、すべての戦略的選択肢を精査・検討するとしている。

★9:01  ディスコ-7日ぶり反発 エヌビディア決算発表は市場予想上回る 半導体株に買い
 ディスコ<6146.T>が7日ぶり反発。エヌビディアの決算発表が材料視されている。

 エヌビディアは26日の米国市場大引け後に11-1月期決算を発表。売上高と利益が市場予想を上回ったほか、2-4月期の売上高見通しも市場予想を上回った。株価は時間外で荒い値動きとなっているが、一時4%高となる場面がみられた。

 エヌビディアの好決算を受けて、国内の半導体株に買いが入っている。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>なども高い。

★9:01  トナミHD-買い気配 MBOで上場廃止 日本郵政系が1万0200円でTOB
 トナミホールディングス<9070.T>が買い気配。日本郵政<6178.T>子会社のJWT(東京都千代田区)は26日、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、同社に対して公開買い付け(TOB)を行うと発表した。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき1万0200円。買い付け期間は2月27日~4月10日。買い付け予定数は907万4682株で、下限は603万6500株。上限は設けない。TOB完了後は一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる見込み。

 同社も同日、TOBについて賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。

★9:01  ロート製薬-反落 ユーロ円建てCBで250億円調達 研究開発費や自己株取得などに充当
 ロート製薬<4527.T>が反落。同社は26日、2032年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。

 払込期日は3月14日。総額は250億円および代替新株予約権付社債券に係る本社債の額面金額合計額を合計した額。転換価額は2828.5円。償還期限は2032年3月15日。利率は0%。2024年12月31日時点の発行済株式総数(自己株式を除く)に対する潜在株式数の比率は3.87%になる見込み。

 調達資金額は発行手取り金で約250億円。コア事業(OTC医薬品、スキンケア、機能性食品)における研究・商品開発の強化などに2028年3月までに約60億円、子会社化したユーヤンサンの買収資金のパーマネント化などを目的とした借入金の返済資金として2025年5月までに約140億円、自己株式取得のために2025年4月までに約50億円を充当する予定としている。

 併せて、243万株・50億円を上限とした自己株式取得を行うと発表した。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.07%。具体的な取得方法として、2月26日の終値2299.5円で、27日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。取得する株式の総数は217万4300株、49億9980万2850円を上限としている。

★9:01  イード-買い気配 期末配当予想を増額 記念優待実施も発表
 イード<6038.T>が買い気配。同社は26日、25.3期の期末配当予想を従来予想の16円から22円(うち記念配6円、前期末は14円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
 
 併せて、同社は2025年4月に会社創立25周年を迎えることから、記念優待を実施すると発表した。基準日(2025年6月30日)時点の株主名簿に記載または記録された株主のうち、同社株式を500株以上保有している株主を対象に、QUOカード1万円分を贈呈するとしている。

★9:01  イード-買い気配 立会外で10万株・1億円を上限に自社株買い 割合2.01%
 イード<6038.T>が買い気配。同社は26日、10万株・1億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2025年2月26日の終値(最終特別気配を含む)730円で、27日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合2.01%となる。

 なお、同日発表された増配と記念優待の実施も好感されている。

★9:02  ヨンキュウ-買い気配 株主優待を年2回実施へ 未定だった期末配当予想は20円
 ヨンキュウ<9955.T>が買い気配。同社は26日、2025年9月末より、株主優待を現在の年1回の実施(実施基準日は3月末)から、年2回の実施に変更し、その基準日を3月末(期末日)および9月末(中間期末日)とすると発表した。

 対象となる株主についても見直しを行い、従前の同社株式100株以上から200株以上を保有している株主を対象に、子会社の西日本養鰻が養殖した「薩摩の若うなぎ」の蒲焼を贈呈するとしている。
 
 併せて、未定としていた25.3期の期末配当予想を20円(前期末は20円)とすることも発表した。


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