前場コメント No.6 サンリオ、郵船、ティムス、商船三井、パンチ、東電力HD
★9:56 サンリオ-大幅に3日続落 スタジオコメットとの訴訟係属で警戒売り続く
サンリオ<8136.T>が大幅に3日続落。同社は25日、自社キャラクターである「クロミ」に関連してスタジオコメット(東京都練馬区)から著作権などの侵害に関して訴訟を提起され、現在も訴訟が係属中と発表した。
同社としては「クロミ」の著作権は関連する契約などによって明確に同社に帰属しており、著作者人格権についても適切に処理されているとコメント。昨今のスタジオコメットの主張について誠意をもって協議してきたが、同社の見解がスタジオコメットに受け入れられることはなかった。今後も司法の場で同社の立場を明確に伝えるとしている。
なお、25日の会社発表以降も各メディアが取り上げており、同社業績への影響を警戒した売りが続いている。
サンリオ<8136.T>が大幅に3日続落。同社は25日、自社キャラクターである「クロミ」に関連してスタジオコメット(東京都練馬区)から著作権などの侵害に関して訴訟を提起され、現在も訴訟が係属中と発表した。
同社としては「クロミ」の著作権は関連する契約などによって明確に同社に帰属しており、著作者人格権についても適切に処理されているとコメント。昨今のスタジオコメットの主張について誠意をもって協議してきたが、同社の見解がスタジオコメットに受け入れられることはなかった。今後も司法の場で同社の立場を明確に伝えるとしている。
なお、25日の会社発表以降も各メディアが取り上げており、同社業績への影響を警戒した売りが続いている。
★10:01 日本郵船-SMBC日興が目標株価を引き上げ 来期は減益予想だが今期と同水準の株主還元を期待
日本郵船<9101.T>が小幅安。SMBC日興証券では、来期は減益予想だが今期と同水準の株主還元を期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は5800円→6200円に引き上げた。
SMBC日興では、米国関税政策による荷動き需要の動向、中東情勢に伴うスエズ運河通峡再開による供給増加の懸念等、外部環境は不確実性が高まっており、海運はサブセクターとしては様子見の姿勢になるとみている。26/3期の株主還元につき、配当据え置きに加え、自己株式取得を予想しており(想定1000億円)、海運3社間相対比較では最も選好している。
日本郵船<9101.T>が小幅安。SMBC日興証券では、来期は減益予想だが今期と同水準の株主還元を期待。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は5800円→6200円に引き上げた。
SMBC日興では、米国関税政策による荷動き需要の動向、中東情勢に伴うスエズ運河通峡再開による供給増加の懸念等、外部環境は不確実性が高まっており、海運はサブセクターとしては様子見の姿勢になるとみている。26/3期の株主還元につき、配当据え置きに加え、自己株式取得を予想しており(想定1000億円)、海運3社間相対比較では最も選好している。
★10:06 ティムス-8日ぶり反発 徳島大学と共同研究契約締結
ティムス<4891.T>が8日ぶり反発。同社は26日、徳島大学と共同研究契約を締結したと発表した。同共同研究は、同社の社内プログラムで見出された新規可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)阻害剤の薬効薬理作用を検討することを目的としているという。
ティムス<4891.T>が8日ぶり反発。同社は26日、徳島大学と共同研究契約を締結したと発表した。同共同研究は、同社の社内プログラムで見出された新規可溶性エポキシドヒドロラーゼ(sEH)阻害剤の薬効薬理作用を検討することを目的としているという。
★10:08 商船三井-SMBC日興が目標株価を引き上げ 当面の注目点は26/3期からの株主還元方針の動向
商船三井<9104.T>が小幅安。SMBC日興証券では、当面の注目点は26/3期からの株主還元方針の動向と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は5800円→6000円に引き上げた。
SMBC日興では、米国関税政策による荷動き需要の動向、中東情勢に伴うスエズ運河通峡再開による供給増加の懸念等、外部環境は不確実性が高まっており、海運はサブセクターとしては様子見の姿勢となると予想。26/3期は現行中計フェーズ1最終年度となると指摘している。26/3期からの配当方針引き上げなど、株主還元方針の変化に期待している。
商船三井<9104.T>が小幅安。SMBC日興証券では、当面の注目点は26/3期からの株主還元方針の動向と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は5800円→6000円に引き上げた。
SMBC日興では、米国関税政策による荷動き需要の動向、中東情勢に伴うスエズ運河通峡再開による供給増加の懸念等、外部環境は不確実性が高まっており、海運はサブセクターとしては様子見の姿勢となると予想。26/3期は現行中計フェーズ1最終年度となると指摘している。26/3期からの配当方針引き上げなど、株主還元方針の変化に期待している。
★10:10 パンチ工業-大幅高 参画する月面探査計画で小型探査車が打ち上げ
パンチ工業<6165.T>が大幅高。ロボット・宇宙技術開発ベンチャーのダイモン(東京都大田区)が開発した小型探査車を載せた月面着陸船が、日本時間27日午前に米国から打ち上げられたと伝わったことが材料視されている。
27日9時51分の日本経済新聞電子版報道によれば、月面に到着後は現地の情報を収集するもよう。ダイモンによると民間の探査車が月面着陸に成功すれば世界初になるようだ。同社はダイモンと技術パートナー契約を締結しており、ダイモンが手掛ける月面探査計画「Project YAOKI」の一員として参画している。このことから、株価は今回の打ち上げと着陸成功を期待した買いが入っている。
パンチ工業<6165.T>が大幅高。ロボット・宇宙技術開発ベンチャーのダイモン(東京都大田区)が開発した小型探査車を載せた月面着陸船が、日本時間27日午前に米国から打ち上げられたと伝わったことが材料視されている。
27日9時51分の日本経済新聞電子版報道によれば、月面に到着後は現地の情報を収集するもよう。ダイモンによると民間の探査車が月面着陸に成功すれば世界初になるようだ。同社はダイモンと技術パートナー契約を締結しており、ダイモンが手掛ける月面探査計画「Project YAOKI」の一員として参画している。このことから、株価は今回の打ち上げと着陸成功を期待した買いが入っている。
★10:26 東京電力HD-大幅続落 柏崎原発の発電用原子炉設置許可に係る工事計画を変更
東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅続落。同社は27日、柏崎刈羽原子力発電所6号機および7号機の所内常設直流電源設備(3系統目)の発電用原子炉設置許可に係る工事計画変更届出を、同日、原子力規制委員会に提出したと発表した。
同社は、2022年10月5日に、原子力規制委員会より柏崎刈羽原子力発電所6号機および7号機の所内常設直流電源設備(3系統目)に関する原子炉設置変更許可を受け、その後、設備の詳細設計に時間を要することから、7号機については2023年9月25日、6号機については2024年12月12日に工事計画変更届出を提出しているという。
今回の届出は、詳細設計が進んできたことから、現状想定している工事期間を反映し、7号機については2026年10月~2028年3月(従来は2025年4月~2025年9月)、6号機は2029年9月~2031年2月(従来は2026年10月~2027年3月)にそれぞれ変更するとしている。
なお同件については、26日14時50分付けの新潟日報デジタルで、7号機のテロ対策施設の完成が大幅に延期になるとの観測が報じられていた。会社からの発表を受けて引き続き売りが優勢となっている。
東京電力ホールディングス<9501.T>が大幅続落。同社は27日、柏崎刈羽原子力発電所6号機および7号機の所内常設直流電源設備(3系統目)の発電用原子炉設置許可に係る工事計画変更届出を、同日、原子力規制委員会に提出したと発表した。
同社は、2022年10月5日に、原子力規制委員会より柏崎刈羽原子力発電所6号機および7号機の所内常設直流電源設備(3系統目)に関する原子炉設置変更許可を受け、その後、設備の詳細設計に時間を要することから、7号機については2023年9月25日、6号機については2024年12月12日に工事計画変更届出を提出しているという。
今回の届出は、詳細設計が進んできたことから、現状想定している工事期間を反映し、7号機については2026年10月~2028年3月(従来は2025年4月~2025年9月)、6号機は2029年9月~2031年2月(従来は2026年10月~2027年3月)にそれぞれ変更するとしている。
なお同件については、26日14時50分付けの新潟日報デジタルで、7号機のテロ対策施設の完成が大幅に延期になるとの観測が報じられていた。会社からの発表を受けて引き続き売りが優勢となっている。
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