前場コメント No.7 タカラトミー、任天堂、三菱ケミＧ、キッセイ薬、ブラザー、ＷＡＣＵＬ
★10:28 タカラトミー－ＳＢＩが目標株価引き下げ 利益は26.3期でいったんピークアウト
タカラトミー<7867.T>が反落。ＳＢＩ証券では、利益は26.3期でいったんピークアウトと想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を4280円→3830円に引き下げた。
ＳＢＩでは、25.3期3Qの同社収益は拡大しているが、懸念材料としてQoQで海外向け「ベイブレードX」の販売が鈍化しているとみている。4Q以降の動向に注目しており、海外向け「ベイブレード X」は2024年に発売されたが今回が初めての年末商戦となるため、来期が収益に年間フル貢献することを想定している。一方、「ディズニー・ロルカナ・TCG」は現時点で収益動向が不透明と指摘。「ベイブレード X」に続く中期的なカタリストが不在と判断し、利益は26.3期でいったんピークアウトすると予想している。
タカラトミー<7867.T>が反落。ＳＢＩ証券では、利益は26.3期でいったんピークアウトと想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を4280円→3830円に引き下げた。
ＳＢＩでは、25.3期3Qの同社収益は拡大しているが、懸念材料としてQoQで海外向け「ベイブレードX」の販売が鈍化しているとみている。4Q以降の動向に注目しており、海外向け「ベイブレード X」は2024年に発売されたが今回が初めての年末商戦となるため、来期が収益に年間フル貢献することを想定している。一方、「ディズニー・ロルカナ・TCG」は現時点で収益動向が不透明と指摘。「ベイブレード X」に続く中期的なカタリストが不在と判断し、利益は26.3期でいったんピークアウトすると予想している。
★10:36 任天堂－5日ぶり反発 きょう23時より「Pokemon Presents」放送
任天堂<7974.T>が5日ぶり反発。2月27日の「Pokemon Day」を記念し、同日23時から「Pokemon Presents」が放送されることが材料視されている。
番組では、ポケモン最新作となるポケモンZAの続報などについて取り上げられるとの期待があり、株価は先回りした買いが優勢となっている。
任天堂<7974.T>が5日ぶり反発。2月27日の「Pokemon Day」を記念し、同日23時から「Pokemon Presents」が放送されることが材料視されている。
番組では、ポケモン最新作となるポケモンZAの続報などについて取り上げられるとの期待があり、株価は先回りした買いが優勢となっている。
★10:39 三菱ケミカル－反発 高機能品ROIC8％へ システムで価格最適化＝日経
三菱ケミカルグループ<4188.T>が反発。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が今春に化学系事業で製品価格を適正化するシステムを導入すると報じた。
記事によれば、価格適正化や事業の整理を進め、30.3期に高機能化学品の投下資本利益率（ROIC）を全社目標を上回る8％以上に引き上げるようだ。25年4月をめどに導入するシステムでは原材料費や競合の状況、顧客情報など関連するデータから適正価格を算出するという。それを参考に各製品が適正価格で売れているのかを検証するほか、今後の値付けや価格交渉での目標設定にも活用するとしている。
三菱ケミカルグループ<4188.T>が反発。27日付の日本経済新聞朝刊は、同社が今春に化学系事業で製品価格を適正化するシステムを導入すると報じた。
記事によれば、価格適正化や事業の整理を進め、30.3期に高機能化学品の投下資本利益率（ROIC）を全社目標を上回る8％以上に引き上げるようだ。25年4月をめどに導入するシステムでは原材料費や競合の状況、顧客情報など関連するデータから適正価格を算出するという。それを参考に各製品が適正価格で売れているのかを検証するほか、今後の値付けや価格交渉での目標設定にも活用するとしている。
★10:39 キッセイ薬品工業－反発 子宮筋腫治療薬の国内製造販売承認を申請
キッセイ薬品工業<4547.T>が反発。同社は26日、同日にGnRHアンタゴニスト「リンザゴリクス」について、子宮筋腫を適応症として、日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。
同剤について、同社は日本で子宮内膜症に対する国内第3相臨床試験の準備も進めているという。また海外では、技術導出先であるセラメックス（英国）が子宮筋腫を適応症として2024年9月に欧州で発売し、同年11月に欧州医薬品庁より子宮内膜症の適応追加の承認を得ているほか、他の技術導出先企業により、韓国、台湾での開発も進められているとしている。
キッセイ薬品工業<4547.T>が反発。同社は26日、同日にGnRHアンタゴニスト「リンザゴリクス」について、子宮筋腫を適応症として、日本国内における製造販売承認申請を行ったと発表した。
同剤について、同社は日本で子宮内膜症に対する国内第3相臨床試験の準備も進めているという。また海外では、技術導出先であるセラメックス（英国）が子宮筋腫を適応症として2024年9月に欧州で発売し、同年11月に欧州医薬品庁より子宮内膜症の適応追加の承認を得ているほか、他の技術導出先企業により、韓国、台湾での開発も進められているとしている。
★10:53 ブラザー工業－野村が投資評価を引き上げ 残存者利益の確保に向け道筋が整う
ブラザー工業<6448.T>が急騰。野村証券では、残存者利益の確保に向け道筋が整うと指摘。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は2900円→3700円に引き上げた。
野村では、推奨ポイントとして、第1に、25.3期Q3決算でプリンティング&ソリューションズ (P&S) の値上げによる利益率改善が確認できたと指摘。ペーパーレス化による需要減が続く中、残存者利益の確保に向けた道筋が整いつつあるという。第2に、業界再編の好影響が期待される点。第3に、強固なバランスシートに注目した。24年12月時点のネットキャッシュは約1700億円、今後のフリーキャッシュフローも安定しており、M&Aや株主還元によるアップサイドが大きいと解説している。
ブラザー工業<6448.T>が急騰。野村証券では、残存者利益の確保に向け道筋が整うと指摘。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は2900円→3700円に引き上げた。
野村では、推奨ポイントとして、第1に、25.3期Q3決算でプリンティング&ソリューションズ (P&S) の値上げによる利益率改善が確認できたと指摘。ペーパーレス化による需要減が続く中、残存者利益の確保に向けた道筋が整いつつあるという。第2に、業界再編の好影響が期待される点。第3に、強固なバランスシートに注目した。24年12月時点のネットキャッシュは約1700億円、今後のフリーキャッシュフローも安定しており、M&Aや株主還元によるアップサイドが大きいと解説している。
★10:54 ＷＡＣＵＬ－3日ぶり反落 通期営業益を下方修正 プロダクト事業などで計画下回る見込み
ＷＡＣＵＬ<4173.T>が3日ぶり反落。同社は21日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から1.1億円（前期比45.7％減）に下方修正すると発表した。
プロダクト事業において、主力サービスである「AIアナリスト」の新規獲得が低調に進んだほか、「AIアナリスト」を起点にしたクロスセルも伸び悩み、プロダクト事業全体で当初計画値を1割以上下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
ＷＡＣＵＬ<4173.T>が3日ぶり反落。同社は21日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から1.1億円（前期比45.7％減）に下方修正すると発表した。
プロダクト事業において、主力サービスである「AIアナリスト」の新規獲得が低調に進んだほか、「AIアナリスト」を起点にしたクロスセルも伸び悩み、プロダクト事業全体で当初計画値を1割以上下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
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