前場コメント No.8 日ロジテム、アシックス、KeePer技、ソラコム、インフォマート、アイシン

2025/02/27(木) 11:30
★10:55  日本ロジテム-急騰 トナミHDのTOBを受けて思惑 運輸再編を意識
 日本ロジテム<9060.T>が急騰。日本郵政<6178.T>が26日、トナミホールディングス<9070.T>に対し公開買い付け(TOB)を行うと発表したことが材料。

 運輸再編が意識され、同業の同社や岡山県貨物運送<9063.T>にも思惑的な買いが入っている。

★10:55  アシックス-野村が目標株価引き上げ 増収と収益改善の両輪で利益拡大
 アシックス<7936.T>が7日ぶり反発。野村証券では、増収と収益改善の両輪で利益拡大を予想。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を3430円→4160円に引き上げた。

 野村では、従来想定より同社商品への強い需要がグローバルで続いている点を織り込み、売上高と利益予想を上方修正。グローバルでブランド力の向上や流通在庫の管理強化により定価販売率を高めることで、中期的に利益率の改善が続くとの見方を維持している。エリア別では日米欧中華圏の主要市場での売り上げと利益の拡大、カテゴリー別では主力のP.Runの堅調な販売やファッション性の高いSports StyleとOnitsuka Tigerが業績面で貢献するとみている。

★11:03  KeePer技研-上げ幅拡大 車コーティング専門店5年で3倍 300億円事業に=日経
 KeePer技研<6036.T>が上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は27日11時、同社がカーコーティング専門店の店舗網を大幅に拡充すると報じた。
 
 記事によれば、大都市圏を中心に年間70店ペースで出店し、現在150店ほどの国内店を2030年6月期までに500店とするようだ。車の保有長期化を背景に拡大する需要を取り込むという。給油所併設よりサービスの幅が広い専門店を成長の軸と位置づけ、今期130億円を見込む同事業の売上高を5年で300億円に伸ばすとしている。

★11:09  ソラコム-4日続落 ウェザーニューズが法人向け気象サービスに 「ソラカメ」を採用
 ソラコム<147A.T>が4日続落。同社は27日11時、ウェザーニューズ<4825.T>が法人向け気象情報サービス「ウェザーニュース for business」に同社のクラウド型カメラサービス「ソラカメ」を採用したと発表した。
 
 「ソラカメ」は、すでにウェザーニュースの天気アプリ「ウェザーニュース」において採用され、全国各地で、2000台以上のユーザーが設置したライブカメラを通じて、リアルタイムの気象データの提供に貢献しているという。今回、新たに法人向けサービスでも採用されることで、企業や自治体はカメラの映像による気象の監視や、拠点の状況把握に活用できるようなるとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。
 

★11:13  インフォマート-4日ぶり反発 宇都宮市に「BtoBプラットフォーム請求書」を導入
 インフォマート<2492.T>が4日ぶり反発。同社は27日11時、同社が提供する「BtoBプラットフォーム請求書」を、栃木県宇都宮市に導入すると発表した。これにより、宇都宮市および宇都宮市と取り引きがある民間事業者双方のバックオフィス業務のデジタル化の実現をめざすとしている。 

★11:14  アイシン-野村が目標株価を引き上げ 電動化製品拡販と次世代品投入で利益拡大
 アイシン<7259.T>が小幅安。野村証券では、電動化製品拡販と次世代品投入で利益拡大を予想。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2050円→2100円に引き上げた。

 野村では、HV需要は堅調で米国や日本ではICE車種よりも在庫日数が低位であることから、26.3期もHV販売増の当社需要に対する追い風が大きいと考えている。また、26.3期の電動ユニット(HVトランスミッションやeAxle)のトヨタ外への拡販寄与、回生協調ブレーキの次世代品投入と構造改革効果による収益性改善に注目。関税影響について、メキシコから米国への輸出額は300億円強であり、仮に4月より関税率が25%となる前提で、野村ではOEMへの価格転嫁も考慮して30億円の費用増を業績予想に織り込んだという。


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