前場コメント No.9 不二製油、扶桑電通、オーハシテクニカ、フジクラ、アルバック、ジオマテック
★10:18 不二製油-急騰 上期最終益4.3倍 チョコレート用油脂の堅調な販売など寄与
不二製油<2607.T>が急騰。同社は11日、26.3期上期(4-9月)の連結純利益(IFRS)は85億円(前年同期比4.3倍)だったと発表した。市場コンセンサスは84億円。
植物性油脂事業におけるチョコレート用油脂の堅調な販売や、米ブラマー・チョコレート・カンパニーでのカカオ豆関連費用の減少などが寄与した。
不二製油<2607.T>が急騰。同社は11日、26.3期上期(4-9月)の連結純利益(IFRS)は85億円(前年同期比4.3倍)だったと発表した。市場コンセンサスは84億円。
植物性油脂事業におけるチョコレート用油脂の堅調な販売や、米ブラマー・チョコレート・カンパニーでのカカオ豆関連費用の減少などが寄与した。
★10:30 扶桑電通-急落 今期営業益36%減見込む 前期は84%増
扶桑電通<7505.T>が急落。同社は11日、26.9期通期の営業利益予想を22.0億円(前期比35.8%減)に、年間配当予想を57円(前期は株式分割前で174円)にすると発表した。
第3期中期経営計画を引き続き推進し、マーケット基軸への転換を加速させる。事業成長戦略と経営基盤の強化により事業・経営基盤の両面から持続的成長を図るとしている。
25.9期通期の営業利益は34.3億円(前期は83.8%増)だった。富士通<6702.T>との連携強化による新規商談が活性化したことや、防災・減災ビジネス、システム標準化などの自治体ビジネス、電力業および民需向けパソコン・ソフトウエア販売などが好調に推移した。
扶桑電通<7505.T>が急落。同社は11日、26.9期通期の営業利益予想を22.0億円(前期比35.8%減)に、年間配当予想を57円(前期は株式分割前で174円)にすると発表した。
第3期中期経営計画を引き続き推進し、マーケット基軸への転換を加速させる。事業成長戦略と経営基盤の強化により事業・経営基盤の両面から持続的成長を図るとしている。
25.9期通期の営業利益は34.3億円(前期は83.8%増)だった。富士通<6702.T>との連携強化による新規商談が活性化したことや、防災・減災ビジネス、システム標準化などの自治体ビジネス、電力業および民需向けパソコン・ソフトウエア販売などが好調に推移した。
★10:33 オーハシテクニカ-急騰 1株を2株に分割 基準日は12月31日 優待を実質拡充
オーハシテクニカ<7628.T>が急騰。同社は11日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。
なお、今回の株式分割後においても優待の対象条件は変更しないという。基準日(3月31日および9月30日の年2回)時点の株主名簿上で、同社株式を100株以上保有している株主を対象におこめ券を贈呈する。これにより、分割後に最低投資単位(100株)保有している株主も優待の対象となるとしている。
オーハシテクニカ<7628.T>が急騰。同社は11日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。
なお、今回の株式分割後においても優待の対象条件は変更しないという。基準日(3月31日および9月30日の年2回)時点の株主名簿上で、同社株式を100株以上保有している株主を対象におこめ券を贈呈する。これにより、分割後に最低投資単位(100株)保有している株主も優待の対象となるとしている。
★10:33 オーハシテクニカ-急騰 上期営業益28%増 累進配当を配当方針に追加
オーハシテクニカ<7628.T>が急騰。同社は11日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.2億円(前年同期比27.6%増)だったと発表した。価格改定や製造部門での生産性向上による売上総利益率の改善と経費の削減が寄与した。
併せて、新たに「累進配当」を配当方針に追加すると発表した。26.3期における期末配当(2026年6月実施分)より適用する。
また、30万株の自己株を消却することも発表した。消却予定日は11月28日。消却前の発行済株式総数に対する割合は2.27%となる。
なお、同日発表された株式分割も好感されている。
オーハシテクニカ<7628.T>が急騰。同社は11日、26.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.2億円(前年同期比27.6%増)だったと発表した。価格改定や製造部門での生産性向上による売上総利益率の改善と経費の削減が寄与した。
併せて、新たに「累進配当」を配当方針に追加すると発表した。26.3期における期末配当(2026年6月実施分)より適用する。
また、30万株の自己株を消却することも発表した。消却予定日は11月28日。消却前の発行済株式総数に対する割合は2.27%となる。
なお、同日発表された株式分割も好感されている。
★10:40 フジクラ-野村が目標株価引き上げ 高成長が中期的に続く見方に変更
フジクラ<5803.T>が反発。野村証券では、高成長が中期的に続く見方に変更。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を12800円→24100円に引き上げた。
野村では、業界各社の生産能力の増強等に関する見解を踏まえると(1)サーバのラック内のスケールアップ接続での光化進展、(2)データセンタ相互接続向けの高密度光ケーブル市場の拡大により、ハイパースケーラー向けの需要拡大が中期的に続く可能性が高まってきたと判断。27.3期を基準とした31.3期までのEPS成長率を従来予想の年率約12%から同23%に引き上げた。月間の世界の主要各社の決算で明らかになってきた(1)や(2)に伴う中期成長を織り込む余地は引き続き大きいと考えている。
フジクラ<5803.T>が反発。野村証券では、高成長が中期的に続く見方に変更。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を12800円→24100円に引き上げた。
野村では、業界各社の生産能力の増強等に関する見解を踏まえると(1)サーバのラック内のスケールアップ接続での光化進展、(2)データセンタ相互接続向けの高密度光ケーブル市場の拡大により、ハイパースケーラー向けの需要拡大が中期的に続く可能性が高まってきたと判断。27.3期を基準とした31.3期までのEPS成長率を従来予想の年率約12%から同23%に引き上げた。月間の世界の主要各社の決算で明らかになってきた(1)や(2)に伴う中期成長を織り込む余地は引き続き大きいと考えている。
★10:55 アルバック-野村が目標株価引き上げ 1Q利益は低進ちょくも受注は順調
アルバック<6728.T>が反発。野村証券では、1Q利益は低進ちょくも受注は順調と評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を8300円→9100円に引き上げた。
野村では、同社は工事進行基準を採用しており、受注が下振れれば売上未達リスクが生じるが、1Q受注は順調であったと評価。1Q売り上げが期初受注残高の影響で低進ちょくも、2Q以降には会社計画の方向感で売り上げ拡大・利益率改善が実現すると考えている。事業改革は順調に進ちょく、新顧客獲得など成長戦略進ちょくも確認できており、短期・中期ともに同社に対する見方を変えていないとした。
アルバック<6728.T>が反発。野村証券では、1Q利益は低進ちょくも受注は順調と評価。投資判断は「Buy」を継続し、目標株価を8300円→9100円に引き上げた。
野村では、同社は工事進行基準を採用しており、受注が下振れれば売上未達リスクが生じるが、1Q受注は順調であったと評価。1Q売り上げが期初受注残高の影響で低進ちょくも、2Q以降には会社計画の方向感で売り上げ拡大・利益率改善が実現すると考えている。事業改革は順調に進ちょく、新顧客獲得など成長戦略進ちょくも確認できており、短期・中期ともに同社に対する見方を変えていないとした。
★10:56 ジオマテック-ストップ高買い気配 三井金属と次世代半導体パッケージ向け特殊キャリアの事業化促進
ジオマテック<6907.T>がストップ高買い気配。同社は11日、三井金属<5706.T>で開発、同社で製造している次世代半導体パッケージ向け特殊キャリア「HRDP」において、「HRDP」専用ラインとして設計された第二ラインが稼働を開始した事を受け、両社の協業関係をさらに強化する体制へ変更すると発表した。
第二ラインについて、成膜に使用するスパッタリング装置は同社が投資し、前後工程は三井金属が投資して導入したが、両社の協議の結果、スパッタリング装置も三井金属が買い取り、資産とすることを決定したという。
最先端の顧客からの要求を満たすには、今後もトータルでの設備改善が必要であり、三井金属の持つ生産技術と同社が持つ成膜に関する高いノウハウの連携を図り、いち早く改善するには設備全てを三井金属の資産とする方が適切であると判断したためとしている。同社は、生産技術主導の企業へと変革を遂げ、強みである長年培った薄膜技術により工程改善を加速し、両社の協業体制をこれまで以上に強化することで、「HRDP」の早期事業化を促進していくとした。
ジオマテック<6907.T>がストップ高買い気配。同社は11日、三井金属<5706.T>で開発、同社で製造している次世代半導体パッケージ向け特殊キャリア「HRDP」において、「HRDP」専用ラインとして設計された第二ラインが稼働を開始した事を受け、両社の協業関係をさらに強化する体制へ変更すると発表した。
第二ラインについて、成膜に使用するスパッタリング装置は同社が投資し、前後工程は三井金属が投資して導入したが、両社の協議の結果、スパッタリング装置も三井金属が買い取り、資産とすることを決定したという。
最先端の顧客からの要求を満たすには、今後もトータルでの設備改善が必要であり、三井金属の持つ生産技術と同社が持つ成膜に関する高いノウハウの連携を図り、いち早く改善するには設備全てを三井金属の資産とする方が適切であると判断したためとしている。同社は、生産技術主導の企業へと変革を遂げ、強みである長年培った薄膜技術により工程改善を加速し、両社の協業体制をこれまで以上に強化することで、「HRDP」の早期事業化を促進していくとした。
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