ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、軟調
18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。24時時点では128.48円と22時時点(128.90円)と比べて42銭程度のドル安水準だった。ダウ平均が一時550ドル超下落するなど、米国株相場が軟調に推移するとリスク・オフの円買いが先行。24時過ぎに一時128.41円と日通し安値を更新した。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重し。
なお、イエレン米財務長官は独ボンでの記者会見で「米国は市場が決めるドル交換レートにコミット」「ドルが上昇していることを理解」「強いドルは他国にとって懸念材料」などと述べた。
ユーロ円も軟調。24時時点では135.04円と22時時点(135.62円)と比べて58銭程度のユーロ安水準。米国株の下落を背景に投資家がリスク回避姿勢を強めると円買い・ユーロ売りが優勢に。24時過ぎに一時134.94円と日通し安値を更新した。
ユーロドルは24時時点では1.0510ドルと22時時点(1.0521ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると一時1.0541ドル付近まで値を上げたものの、株安を背景にリスク・オフのドル買いが入ると1.0495ドル付近まで押し戻された。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:128.41円 - 129.54円
ユーロドル:1.0494ドル - 1.0564ドル
ユーロ円:134.94円 - 136.67円
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