欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

2022/06/23(木) 20:11
 23日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では135.37円と17時時点(135.36円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。欧州各国の弱い購買担当者景気指数(PMI)を受けたリスクセンチメントの悪化が米10年債利回りの動向にも波及。一時3.08%台へ低下した。米金利低下・ドル売りに、リスク回避の円買いも重なり、ドル安・円高が進行。ユーロドルの下落一服による対ユーロでのドルの戻りの重さもあって、ドル円は135.25円前後まで軟化した。ただ、米10年債利回りが3.12%台を回復すると、ドル円も下落幅を縮小した。  ユーロドルは戻りが重い。20時時点では1.0504ドルと17時時点(1.0507ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。弱い欧州各PMIを受けて1.0483ドルまで下落幅を拡大。突っ込み気味に売り込まれたこともあり、米長期金利の低下によるドル軟化もあって一時1.0522ドル前後へ小戻し。しかし、米金利が戻してドルが持ち直すと押し返された。  ユーロ円も反発力が鈍い。20時時点では142.20円と、17時時点(142.23円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。141.89円まで下値を広げた後は、ユーロドル同様に売りが一服。弱いPMIを嫌気して軟調だった欧州株が下落幅を縮小したこともあり、142.50円付近まで戻す場面もあった。ただ、その後はユーロドルの動きに連動して下押した。  トルコ中銀は政策金利を予想通り14.00%で据え置いた。一部で利下げを予想する声が出ていたこともあり発表後、トルコリラは対ドルで一時17.3322リラ、対円で7.80円付近へ強含んだ。 本日これまでの参考レンジ ドル円:135.13円 - 136.28円 ユーロドル:1.0483ドル - 1.0581ドル ユーロ円:141.89円 - 144.00円
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