欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、再び下落

2022/07/01(金) 22:05
 1日の欧州外国為替市場でユーロドルは再び下落。22時時点では1.0407ドルと20時時点(1.0450ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢の参入後はドル買いが先行。特に新規の取引材料は伝わっていないが、対欧州・オセアニア通貨などを中心にドル買いが進むなか、一時1.0407ドルまで再び売りに押された。  なお、米10年債利回りは一時2.89%台まで低下幅を拡大したが、米金利低下を背景にしたドル売りの動きは目立たなかった。  ユーロ円は軟調。22時時点では140.78円と20時時点(141.45円)と比べて67銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれて、一時140.72円まで本日安値を更新した。ポンド円が162.32円まで下落するなど他のクロス円も売りが目立っており、リスク回避の動きは根強い。  ドル円は弱含み。22時時点では135.27円と20時時点(135.35円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨などで円買いとドル買いが同時に進んだ結果、135円台前半でのもみ合いとなった。 本日これまでの参考レンジ ドル円:134.75円 - 135.99円 ユーロドル:1.0407ドル - 1.0486ドル ユーロ円:140.72円 - 142.43円
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